本当の父親は母のお腹にいる時に離婚してて
フィリピン人のパパが育ての父親になりました。
フィリピンという国柄なのか?
とても陽気でいつもヘラヘラしてる人でした(笑)
離婚間際まで夫婦喧嘩してるのを見た事も無かった様に思います。
いつも笑いながら自分が折れる素敵な様なパパでした(^^)
でも和歌山のド田舎で為物珍しかったのか…?
執拗に外人外人と言われたようで日本に馴染めず胃に穴が空いたりしてました…。
自分は海外では日本人という事で大切にしてもらう様な経験はしましたが
いじめられた事はただの一度もありませんでした!
日本って住みづらいしイケてない国だな…。
子供の頃はずっとそう思ってました!
COOLな生き方がしたい!
日本人はCOOLじゃない…。
(イカす)
ダサいヤツら…。
というプログラムが自分に刻まれました。
ある日おじいちゃんの家でいる時に
弟の姿が見えなくておじいちゃんと家中探し回りました!
当時、保育園の小さな小さな弟は
泣きながらベビーパウダーを顔や体につけながら『外人って言われる…なんで黒いん…』
って言いました…。
おじいちゃんが泣いてる姿を見たのはそれが最初で最後でした…、
自分も人生ではじめて感情で泣きました…。
小学校低学年でした。
力をつけな!コイツら守れるくらい強くならなあかん!
その頃から強さに憧れ格闘技をはじめたりしました。
この頃に舐められたくないというプログラムも刻み込まれました。
自分から手を出したり喧嘩をふっかけるような事は一度もした事ないですが
弟をいじめるヤツらは全員弟の顔も見れないくらいコテンパンにいったる!
が当時の幼い自分のモチベーションだった様に思います。
この時に勝ち負けにこだわる思考が生まれました。
先手必勝って言葉が好きでした。
同時にいつもふざけてて笑いも好きでした(笑)
いつか芸人になると本気で思ってました。
ある日、格闘技のマンガの本を読んでると
ムエタイについて書いてたんですが、
当時?今もかな?
ムエタイは立ち技最強の格闘技だと言われてたので興奮しながら読んでると、
タイ人は人生を変える為、親に楽させる為、今の生活を抜け出す為にムエタイをするから日本人とはハングリーさが違うと書いてました。
子供ながらに、ほぇーこんなに覚悟違ったらそりゃ勝たれんわ〜って思いました。
そのマンガの中で今でも大切にしてる学びがありました!
ムエタイの戦士になるべく育てられている子供達は、
大人にバシバシしばかれて笑う訓練をしていたんですΣ(゚д゚;)
最後に判定にもつれ込んだ時に笑ってる方、表情が明るい方が勝つからだそうです。
笑ってる方が勝つんや!というプログラミングが刻み込まれました。
この時から今も変わらず、
嫌な時や、辛い時、しんどい時に自然と笑顔が出る癖がつきました!
何故かどんなに、嫌でも、辛くても、しんどくても、笑ってたら上手くいくんです。
そんな習慣になるとはこの時は知る由もないのでした・・・。
〜つづく〜