最近は虫歯の方がめっきり減りました。
どちらかというと、歯周炎の方の方が多いくらいです。
でも、やっぱり、たま~にもうどうしようないくらいに悪い人もお見かけします。
そんな、お口の状態の良くない人が初診でいらしたときのお話です。

患=患者 事=事務長

患:「ふいまひぇ~ん・・・、」
事:「こんにちは。」
事務長が顔を上げると、初診の患者さんなのでしょう、照れてニッと笑ったらなんと歯がありません・・・、
というよりも、ところどころ残痕が三角形に見えているので、なんか溶けちゃったように見えるのですね・・・、
きっと、ここまで悪くしっちゃったのでお悩みも多いのでしょう・・・、と事務長は思った!
そこで、初診の患者さんであることを確認して、問診表の記入もお願いして・・・、
事:「今一番ご不自由なところはどこですか?」
とお尋ねすると・・・、
患:「ひゃっ、ほくにひゃいでひゅ・・・」
通訳すると、「特にないです」とおっしゃっているんですね・・・、
前歯がないと(というより、この方奥歯もないのですが、)ろれつが危うく聞こえるんですね。
エエッー、特にないってどういうことよ、解説している場合じゃありませんよ、事務長!

事:(気を取り直して)「ごめんなさい、私の言い方が悪いんですね。ど・こ・か・ら治したいと思いますか?」
患:「ひゃっ、ほくにひゃおひたいほこはひゃいでひゅ」(訳:いや、特に治したいとこはないです)
事:(気を取り直して)「・・・、患者さん、では今日は検診をご希望ですか?」
患:「ひゃっ、へんひんほひゅーわけれもないでひゅ」(訳:いや、検診というわけでもないです)
事:(気を取り直して)「・・・、患者さんを診察室にお迎えする前に、患者さんのご要望を伺いたいんです。今日は、どうしていらしたのか教えていただけますか?」
患:「ひゃっ、べちゅひ、ただはんとはく・・・」(訳:いや、別にただ何となく)
事務長、ウンウンと頭を上下しますが、さあ困った!
ウ~ン、あんまり歯が悪いので照れているのかもしれませんね。
たま~に、照れてつっぱる方もいらっしゃいますから。
きっと、シャイな方なのでしょう・・・、っと事務長は思った!
だから、事務長、優しく・・・、や・さ・し・く・・・、スマイル・・・、ス・マ・イ・ル・・・、
事:(・・・)「患者さん、ここは具合の悪いところを治したり、予防をしたりする医院です。失礼ですが、私が今ちょっと拝見してもあまりお口の状態がいいとは思われません。ですが、患者さんに治したいという意思がなければ、勝手にこちらで治すことはできないんです。今日は、どうしたらいいですか?」
患:「ひひゃあ、ひょっとふぁあらないでひゅ」(訳:いやあ、ちょっとわからないです)
事:(ちょっと困って)「では、どうしてこちらにいらっしゃいましたか?」
患:「ひょくひほれとふぃってひりゅうはひゃいでひゅ」(訳:特にこれといって理由はないです)
事:(困って)「では、今日は何もできませんよ。でも、お見かけすると前歯が無くなっているからお食事が不自由ですよね。」
患:「ひゃあ、ひぇんひぇんふひゆうないでひゅ」(訳:いや、全然不自由ないです)
事:(う~ん・・・)「では、お話がしずらいでしょう。」
患:「ひゃあ、ほんあほこひゃいでひゅ」(訳:いや、そんなことないです)
事:(ウウム・・・、でも笑顔で)「わかりにくいって言われたりしませんか?」
患:「ひぇーい、ふぇんふぇんひゃいでひゅ」(訳:ええ、全然ないです)
事:(イラッ、)「お仕事で困ったりしませんか?」
患:「ひぇ、ひふぉとでほまったほとはいでひゅ」(訳:いえ、仕事で困ったことないです)
事:(むかっ)「もう一度、伺いますね。こちらにいらしたきっかけを伺っていいですか?」
患:「ほうりょうがいへって・・・」(訳:同僚が行けって)
やっぱり、周りが困ってんじゃないのよむかっ、おおっと事務長心の声、
事:「わかりました。じゃあ、今日は先生にご意見を聞いてお終いにしましょうね。その上で患者さんが治したいって思ったら治療をすることにしましょう。」
患:「ひゃあ、ふぁいっ」(訳:ああ、はい)

で、事務長、カクカクシカジカ、診察室で先生の問診・・・、
んー、ナニナニ・・・、
食べるのも、しゃべるのも不自由ない!
親や友達からも注意されたことがない!
自分で歯が悪いと自覚したこともない!
う~ん、でやっぱりこれでは治療ができないので、治したいと決心してから、また連絡をいただくことになりました。

で、患者さん、最後にスタッフに、
患:「ヒャホヒャホ・・・・ヒェ?」(訳:・・・)
ス:「ハッ、なんでしょう?」
患:「ヒャホヒャホ・・・・ヒェ?」(訳:・・・)
ス:「ハッ、冷蔵庫はどこですか・・・ですか」
患:「ヒャ、ヒョーヒャレヒュ、ヒェンラヒュヒェンヒャヒャリヒャフハ?」(訳:いや、そうじゃない、診察券はありますか?)
ス:「あっ、はい受付でお渡しします。」
で今日は、とりあえずおしまい!
でもね、患者さん、言葉が通じないとはこういうことを言うんです!むかっ


◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇

この患者さんは、1週間お考えになった後、ご自身の意思で治したいということで治療が始まりました。
そうですね、ここまで悪くしてしまうと1年がかりの治療になって、時間もお金もかかってしまって大変です。
もちろん、先生だって大変です。
それでも、元気で通っていらっしゃる患者さん、
スタッフ一同多いに応援したいところですが、
「ふぉんひゃに、ふゃひゅひれすかひぇー」とはいまだにおっしゃいます!

クイズ:「ふぉんひゃに、ふゃひゅひれすかひぇー」は、はんふぉ、いえなんと言っているのでしょう?
前回の代理診療のお話が、結構な反響を呼びました。
改めて読み返してみると、それなりに『凄いな~』とは思えるものの、
実際の現場は、もっともの凄い修羅場です!
それではアンコール、というわけでもないのですが同じ代理診療のお話をもう一つ、
もっとも、こちらはもちょっとほほ笑ましいのかも・・・、
いやいや、そんなに甘やかしちゃあいけません!
医院にとっては迷惑千万、ただの人騒がせとしか思えませんネ!

恋=患者の恋人 患=患者 事=事務長

いったいどこにそんな力があるのかと疑いたくなるような細身の女性、
医院のガラスドアがバァ~ンと開き、
普段は、開く度にコロコロコロ~ンと鳴るはずのドアが、
いきなりコロビョ―――ンと呻ったものだから、事務長慌ててすっ飛んでいくと、
果たしてそこには、両手のひらを両ひざにつき荒い息に肩を上下させている若い女性の姿が・・・、

事:「こんにちは~、」
恐る恐る声をかける事務長に、玉の汗で埋め尽くしたような額を上げて息咳きって話すのには・・・、
恋:「あのー、痛みがもの凄くって・・・、」
事:「患者さん、初診の方ですか?」
すると、頭をブンブン振って、
恋:「・・・、まあ、そうなんだけど、あの・・・、ちょっとわけがあって・・・、」
ウ~ム、またわけありですか・・・、
恋:「とにかく、昨日から尋常じゃない痛みが続いてるんです!もう頭まで痛くって、上げることさえできないんです。歩くことも無理なんです。」
と堰をきったように大声で・・・、
事:「・・・大変ですね、患者さんのこ・・と・・で・・す・・か?」
と事務長モソモソっと語尾が弱い、だって歩けないって現にここまで歩いてきたじゃあ、ありませんか!
すると、またもや頭をブンブン振って・・・、
恋:「・・・そうなんだけど・・・、そうじゃなくって・・・、」
はぁ、いったいどっちなの?
恋:「・・・、あの一緒に暮らしている人がいて・・・、その人なん・で・す・け・ど・・・、」
こちらも語尾が細々と・・・、
ハハーン、つまりお薬が欲しいってことね、と思っちゃうくらいこの類は結構多い!
事:「患者さんのことじゃないんですね。その方は来られないんですね。」
と念を押す事務長、
恋:「だって、歩けないんですよ!」
と力んでおっしゃいますが、ただ歯が痛いだけで歩けないことはありません!
歩けないほど歯が痛いってことはありますけどね・・・。
事:「でも、ご本人がいらっしゃらなければ、どうして痛むのか、どうしたら治るのか、わからないじゃァないですか。」
イヤ事務長、ごもっとも。
恋:「だって、歩けなかったらどうやって来れるんですか。」
おや、居直りですか、でも事務長、こんなことじゃァビビリません!
事:「お辛いのはわかりますが、いらっしゃらなれば拝見できません。患者さんは私共に何をお望みですか?」
恋:「だから、私を見て欲しいんです。大体この辺でこんな感じって言いますから、それで判断して取り合えず薬だけ出してくれればいいんです。」
とまた、よくあるパターン、
事:「それはできません!どうぞ、同居の方に自分で来るようにお伝えください。」
恋:「じゃあ、死んじゃってもいいんですか?」
おや、穏やかじゃないですねぇ・・・、
事:「歯が痛くて死にそうですか?」
って、事務長も意地が悪い・・・、
恋:「昨日から痛くって苦しくってじっとしてられなくって、ベッドで転げまわっているんです。『歯医者さんに行こう』って手を取って起こそうとしても痛くて起き上がれないって!痛みで口も利けなくて『アー、アー』って泣きじゃくるんです!歩くどころか這うことすらできなくって!そんな彼を無理に起こしたら死んじゃいます!死んじゃっても責任取ってくれないんでしょう。だったら、薬くらいくださいよ!さっきから建前ばかり言ってるけど、死にそうな人間目の前にしたら、あなただって私とおんなじこと考えるわよ。私が身代わりになるって言ってんだから、別にタダでくれって言ってるんじゃァあるまいし、それくらい融通利かせなさいよ!」
とまあ、わかってるんだか、いないんだか、とにかく勝手な言い分ですな。
事:「わかりました!では、救急車を呼んでください!」
あっ、出ました強烈な一言、事務長、なかなかおっしゃいますね!
恋:「ハア~!救急車ってあなた、たかが歯痛で救急車呼ぶバカがいるんですか?」
あら、結構まともじゃないですか、でしょう、その通りです!
事:「ええ、でも患者さん、先ほどおっしゃったじゃないですか、痛みで歩くことも這うこともできないって!」
恋:「・・・、」
事:「死にそうだともおっしゃいましたよ!」
恋:「・・・、」
事:「だったら、原因は何であれ、そこまで緊急事態であれば救急車でしょう。でも、もし歩けるのだったらご自身でいらしてください。」
恋:「・・・わかりました・・・!」
若い女性はキっと事務長を睨みつけて、クルリと踵を返して帰っていきました。

・・・果たして、それから30分後、
ドアを鳴らして入ってきたのは、見かけぬ男性。
事:「初診の方ですか?」
と声をかけると
患:「さっき、彼女が・・・、」
とちょっとバツの悪そうな顔で言うものですから、
事務長、先般の問答をを思い出して、
事:「患者さん、歩けるんですか?」
とお尋ねすると、またまたバツの悪そうな面持ちで、
患:「いや、彼女は僕を好きなんで・・・、」
と、なにやらニヤニヤ・・・、
たどたどしいという言葉を2倍にしたような語り口で、いみじくも彼がおっしゃるには・・・、
歯が痛かったことは本当らしいが、
あんまり彼女が心配するので、ちょっと大袈裟に甘えてみたら
いよいよ興に拍車がかかり・・・、
かくいう事態になったとか・・・。
頭をかきかき、デレデレ~っとやにさがって吐いた一言、
患:「愛されてるんですかね~。」
って患者さん、大騒ぎされた医院の迷惑も考えてね!
結局、ただの虫歯でした!
ハア、いい気なもんですワ!

◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇

バタバタしていると、日はすぐに行き過ぎてしまいます。
なんと、2週間もサボってしまいました。
いや、サボったのはブログです。お仕事は、しっかり励んでいましたよ。
その間、今日のお話を編集しているうちにも、また2件ほどとんでもないことが持ち上がりました。
いやあ、書いても書いても、ネタつきるまじ・・・、
問題は、事務長の記憶がどこまで持つか・・・です。
さあ、またせっせと書かなくっちゃ・・・!
今更ながらですけど・・・、
おかしな人って自覚のないものです。
例えば、山の手奥様タイプで長年専業主婦、夫の地位も高い・・・、
っとくれば文句なしなのですが・・・、
こんな恵まれた環境で数十年も暮らしていると・・・、
だんだんと世間からズレてくることもあるのでは・・・?
今日は、こんな強烈奥様の登場です。
ちょっとこの奥様を庇っていえば、
可愛い子供のこととなると舞い上がるだけなのかも・・・。
でもね、これでは事務長いやいや、世の中が前途多難に陥りますゾ。

母=強烈お母さま 先=先生 事=事務長

ハイ、電話がなりました。
電話リリリリリ~ン
事:「はい、キラキラ歯科医院でございます。」
母:「あ~、キラキラさんですか。実は歯の治療をお願いしたくて・・・、あ~、お電話したのですけれど・・・。」
う~む、なんだか歯切れが悪そうですね・・・、
事:「はい、ありがとうございます。お口の中の具合は、い・・・?」
と言いかけるやいなや、間髪を入れずに・・・、
母:「ああ、実は私じゃないんですの、あの・・・、その・・・息子が・・・、」
事:「・・・、息子さんの具合が悪いんですね、お口の・・・、」
おやおや、またさえぎって・・・、
母:「1ヶ月くらい前から痛がってまして・・・、それで、昨日からイタイタイって・・・、もう、我慢ができないらしいんですの・・・、」
事:「はぁ、」
母:「それでね、お願いしたいんですが・・・、まず私はお宅の患者ですの、以前に治療をお願いしてますのよ!」
あらら、なんだか威圧的・・・、
事:「・・・、ありがとうございま・・・。」
で、またまた、さえぎり・・・、
母:「で、息子ですが、実は今とりこみ中でしてね・・・、お宅に伺うことができないものですから・・・、あの・・・、その・・・、私がですね・・・、お宅に伺って・・・お薬を出してもらおうかと思いますの!で、あのぅ、今から行ってもよろしいかしら?」

よくわからない言い分ですね。
ここまでの復習をしましょう。
お母さまのおっしゃることは・・・、
①息子が、歯痛で苦しんでいる。
②お母様が診療希望で、薬が欲しい。
つまり、お母さまが代理診療して、薬をゲットしようってわけ・・・?
ト~ンデモナイ!できるわけないでしょう、お母さま!ものごとは常識で考えてね!
と事務長の心の声。
さぁ、気を取り直して・・・、

事:「あの~、お母さま、痛いのは息子さんですよね。だったら、息子さんに来ていただきたいんですが・・・、」
母:「それが、できないからこうしてご相談のお電話をしてるんですの!あのね、あなた、人にはそれぞれ事情ってもんがございますのよ!」
事:「・・・、どんな事情があっても、痛くない人のお口を診てお薬を出すなんて無理です!それはカルテの偽造になりますよ、できません!どうぞ、息子さんを説得されて、ご本人に来ていただいてください!ご本人様を診断して、必要とあればお薬をお出しします。」
母:「ああ、そこまでおっしゃるなら申し上げます!うちの息子はね、司法試験を受けるんです!」
事:「はぁ・・・、」
母:「あなた、私、今、シ・ホ・ウ・シ・ケ・ンって申し上げましたのよ!」
事:「はぁ・・・、」
母:「・・・司法試験は明日に迫ってるんです。何年も何年も勉強して、この1ヶ月というものずぅっと徹夜で勉強してますの。ですから、机を離れることなんてできないんです!あなたは来いというけれど、それができないからこうしてご相談してるんですの、それがお分かりにならないの!」
っとキッ!

事務長、なっなんと怒鳴られた~!
ものすご~い剣幕に、ただただ圧倒~!
こういう時も母は強しということばが当てはまるのでしょうか!
しかし事務長、依然と毅然、シャレてる場合じゃないけれど・・・、

事:「オ・キ・モ・チは分かります。どうぞ、試験勉強は頑張ってください。でも、医院にいらっしゃるのは小1時間じゃないですか!1時間弱、外に出ることはできませんか・・・、」
母:「それが、できないからお電話してるんでしょう!横になって寝る時間がないから、お布団をかけて机で目を閉じてるんです!お食事だって、私が机まで運ぶんです!それくらい時間が惜しいんです。歯医者さんなんて行ってる暇なんかあるわけないでしょドンッ
と、ドッカ~ン!
事務長、冷静に~、
事:「では、お気の毒ですが、我慢なさってください。繰り返しになって恐縮ですが、ご本人様を診ずして診断はくだせません!」
っと、キキッ\(*`∧´)/
母:「それじゃぁ、あなたはうちの息子が試験に落ちればいいって言うの?」
事:「お話をすりかえないでください。医院に来てください、と申し上げているだけです。」
母:「それって、落ちろっていうことじゃないの!」
事:「と~んでもない!」
あっ、呆れた~!
母:「あっ、あなた!あなたみたいな人が、将来の優秀な弁護士の芽を摘むことになるんですよ。他のことなら私だっていいません。ただ、シホウシケンなんです。今度落ちたら先がないのよ!」
事:「・・・、」
母:「・・・、あなたねぇ、あなたなんかじゃお話になりませんわ・・・!世間ってものをお考えなさい!歯が痛くて困っている人を治してあげるのが歯医者でしょう!」
そりゃそうだけど・・・っと事務長心のつぶやき、でもねぇ・・・とまた心の囁き。
事:「・・・、」
母:「うちの息子はね、言いたくありませんけど、実はもう4回も落ちてるんです!あああ・・・よよっ・・・、いいえぇ・・・、最初から手抜きなんてしてませんのよ、勉強して勉強して・・・、それでもダメなのが司法試験なんです・・・、えぇえぇ、受付のあなたなんかにはお分かりにはならないでしょうけれどね・・・、ですから、今回は・・・、寝るのも食べるのも部屋から一歩も出ずに努力してるんです。歯が痛いのだって、1ヶ月以上我慢してきたんです・・・。でも、もう限界なんです。イタイ・・・イタイ・・・って、見ていられないくらい苦しんでるんです。それを、治していただけないなんて、いったいどういう了見なんですか!」
っと今度は泣きべそかいたり、怒ったり・・・、
事:「お母さま、どうやらお話を取り違えていらっしゃるようですね。私共は治療をしないのではなくて、来てくださいと申し上げているんです。こうして、お話している間にも1時間くらい立ってしまいます。大体、ご本人様のお口を拝見せずに、お薬だけ出せというところに無理があります。しかも、お母様のカルテを使って診断を書けなんて文書偽造じゃないですか!弁護士さんを目指しておいでならお分かりになるでしょうが、歯科医師法や薬事法に違反する行為なんてできるわけがありません。どうぞ、痛かったらご本人様がいらしてください。これ以上は、もう申し上げられません!」
毅然と事務長!もう、容赦せぬ!
母:「ええ~い!あなたなんかじゃあ、わからないのよ!違反なんてあなたが言わなきゃわからないでしょ!それに、そんな大げさなことじゃぁ、ないでしょ!」
っと、恐ろし、今度は居直りかー!
事:「私が申し上げられることは全て申しました。なんでしたら、院長に代わりましょうか?」
母:「ええ、ええ、是非そうして・く・だ・さ・い!たかが、受付にうちの非常事態なんて分かってたまるもんですか!」
事:「はい、では代わります。」

とまあ、こんな感じ、でもこういうときこそ平常心!
カクカクシカジカと先生に報告して、先生、患者さんの言い分を、はぁはぁと聞いてましたが・・・、

先:「無理なものは無理です。どうぞ、息子さんにご自分で来るように言ってください。原因を取り除けば勉強もはかどるでしょう。いいえ、ダメです。お母さんが来ても診ませんよ。」

と、答えはおんなじ・・・、当然よね~。

はぁ~、物凄い剣幕に院長もヤレヤレ、事務長はグッタリ・・・、
思わずため息、ハモってため息!Fuuu・・・DASH!

でもねぇ、お母様、
将来の優秀な弁護士の芽を摘む気っとおっしゃったけど、
ホントにこんな息子だったら、
いっそ今のうちに摘んどいた方がよっぽど社会の為なのよ!
っと、今度は心の愚痴かいな・・・。

「これじゃあ、落ちるよ・・・」
あらら、振り向けば院長・・・、
ウンウンとスタッフも・・・。
みんな、おんなじことを思うのね(^_-)☆
じゃ、ご一緒に・・・、
-この~、バカンジスタ!-
ヽ(*'0'*)ツ


◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇

代理診療・・・笑っちゃいますけど、この無理なご要望、結構あるんです。
今日はお母さまの登場でした!
次回は、恋人?それとも奥様?
言い出すのは、必ず女性ばかりなのですが、
思うに、これって偏った母性愛?
by、事務長
義歯(入れ歯)を入れている方がいらっしゃる限り、その修理も大切な歯科医院の仕事です。
毎日使うものですから、快適に機能するようになるまで先生は小まめに調整します。
2~3回で終わってしまう方もいらっしゃいますが、長~くかかる方もいらっしゃいますね。
中には、何ヶ月も通っているうちに、お名残り惜しくなっちゃう方もいらっしゃるようです。

患=患者 先=先生 事=事務長

先:「はい、じゃあ今日はこれでお終い。また、暫く様子を見ましょう。」
患:「・・・先生、もう来なくっていいんですか?」
先:「はい、調子がいいようですから暫くこのまま使ってみてください。」
患:「次はいつ来たらいいんですか。」
先:「調子が悪くなったらで、いいですよ。」
患:「・・・・・・、」

で、この患者さん、ユニット(診察台)から降りて、なにやらブツブツ・・・、

患:「事務長、先生にもう来なくっていいって言われちゃったよ。」
事:「良かったじゃないですかぁ。それとも、まだ調子悪かったんですか?」
患:「ううん・・・、」と首を横に振ります。
事:「痛いところがあるとか・・・、」
患:「いいや・・・、」とやはり首を横に・・・。
事:「噛み合わせが悪いとか・・・、」
患:「ぜんぜん・・・、」とまたもや首を・・・。
一体どうしたというのでしょう。
事:「じゃあ、3ヵ月後にもう一度拝見しましょうか?」
患:「ええっ、3ヶ月?そんなのあき過ぎだよ~。」
事:「じゃあ、1ヶ月後に・・・、」
患:「ダメダメ、1ヶ月も持たないよ・・・、」
事:「・・・だって、調子はいいんでしょう・・・。一体どこが悪いんですか?」
患:「・・・何でもいいからやってよ~。」
事:「患者さん、一体どうしたって言うんですかぁ。調子がいいから暫くお休み、良かったじゃないですか!」
患:「う~ん、でも・・・なぁ・・・、」
事:「・・・。」
患:「だってさぁ、・・・ここ優しいからさぁ、みんなに優しくしてもらうと癒されるんだよねぇ、だから、ねっ、事務長、3日後!」
と両手でパンパン、・・・って、神様じゃないんだから~・・・。
あきれた事務長、患者さんにジぃ~・・・とお皿目目線、
事:「ダメダメ患者さん、ここは医院でしょ、調子が悪かったらまた来てね、お疲れ様でした、どうぞお大事に・・・。」
と、ク~ルに診察券を返して、ハイ、お終い!

患者さんはブツブツいいながら、それでも帰っていきました~。

事務長、心の中で、深ーくため息、〈・・・んもぅ~・・・。〉
でも、スタッフが優しいって言ってもらえると、笑みがこぼれる事務長でした!
医院では、役職にかかわらず、スタッフは勤めてすぐにことばの研修を受けることになります。
別に難しいことはありません。最初の1ヶ月間は、「はい」の練習をするだけです。
誰に対しても、どんなときでも、受け応えは常に「はい」で統一。
そして、できた人からまた次の段階に進むのですが、この「はい」・・・そうは言っても侮れません。

そうそう、9月9日のブログ「前途多難」のところでも、この「はい」が言えない子が登場しましたね。
でも、今日登場するのは、正しい発音ができないために「はい」に聞こえないスタッフ達です。

事=事務長 ス=スタッフ

事:「『はい』の『は』は口を大きく開けて『は』。いいですね。『い』の方は口を横に引きます。分かりましたか。患者さんは、年齢もお立場も様々です。お耳の不自由な方もいらっしゃいますから、『はい』は常にハッキリと聞こえるように言ってください。では、一人ひとり言ってみましょう。・・・、ハイ、○○さん、」
ス:「はぇ!」
事:「ううむ、『い』の時にお口は引いてください。『はえ』だとだらしなく聞こえちゃいますよ。では、○○さん、」
ス:「はぉ!」
事:「う~ん、お口はもっと引いてください。『ハオ』だとインディアンでしょ。では、○○さん、」
ス:「ひい!」
事:「いえいえ、最初は『は』で口を開けてから引いてね。今のままだと悲鳴みたいになっちゃうでしょ、では○○さん、」
ス:「ふぅ!」
事:「ハハハ・・・、それってギャグね。『ひぃ』の次は『ふぅ』って言いたいのね。でもダメダメ、そんなことしたって受けませんからね。ではもう1度、」
ス:「はふ!」
事:「まだまだ、ですよ。それじゃあ、歯のない人みたいになっちゃうでしょ、じゃあ最後は○○さん、」
ス:「むぅん!」
事:「コラコラ、『はい』の練習でしょ!それに相槌打つにしたって、『む』の音が目立って牛みたいに聞こえちゃうじゃない。はい、もう1回、『はい』よ、」
ス:「もぁ~い!」
事:「ああ・・・、あなたは、モゴモゴって口にこもっちゃうのね。それに『ぁ~』はいらないのよ。短く『はい』でおしまい。では、皆さん、今日はこれで解散!これからは、更衣室で良く練習してから仕事に入ってくださいね。」
って、こんな感じ・・・。

スタッフは、それぞれ下がって、さぁお着替え。
おやおや、けなげにも、もう練習が始まりました。
で、事務長、更衣室のドアの前で耳を澄ますと・・・
ス:「ぱぁい!」
ス:「ひゃぁぇ!
ス:「ひょぉ!」
ス:「ほぉい!」
ス:「む~ん!」
いっせいに聞こえたら、ううむ、どこかで聞いたような・・・、
それは、「パぉ~ン」「パぉ~ン」って、まるで象のよう!
事務長、それこそ背中がゾぉ~!

初老の奥様です。
この方は、きっと真面目な方なんでしょう・・・。
根幹治療(歯の根っこの中の治療です)も終わって、今日はクラウン(冠)をセットしました。
で、次回はコントロールなのですが・・・。

患=患者 事=事務長

事:「お疲れ様でした。次回のご予約ですが・・・、曜日とかお時間のご希望はございますか?」
患:「アア・・・、そうねぇ・・・、いつ頃来たらいいでしょうかしら?」
事:「大体1週間から10日後くらいでいかがでしょう・・・。」
患:「アア・・・、そうねぇ・・・、じゃぁ1週間後で・・・。」
事:「はい、では、1週間後の同じお時間でお取りします。」
と、診察券に記入して、お渡しして・・・、
事:「では、1週間後の○○日、午前○○時にお待ちしています。」
患:「ああ、あの、次回は何をなさいますの・・・?」
事:「次回は今日セットした冠の調整をしたいと思います。どうぞ、よくお食事していただいて、違和感がないかどうか、噛み合わせがどうかなど見ておいてくださいね。」
患:「目ええっ~(と物凄く驚いて)、よくお食事するってどういう意味なんですの~?沢山食べろってことですか?・・・えっ、沢山ってどれだけ・・・?いつもの倍食べろってこと?それとも3倍?、あっ、『良く』っていいものって意味かしら?・・・、高いもの食べろってこと?・・・、それとも外で食べろってこと?・・・、ええっ~、だったら太っちゃうけど・・・、私に太れってこと?」
っと、早口でまくしたてたので、事務長・・・しばし唖然・・・(((( ;°Д°))))

でも、患者さんは、どうやら大・真・面・目・・・、
事:「・・・、失礼しました。今日治した歯のところでお食事をしてください、って申し上げたつもりだったんです。」
患:「・・・ああ、ビックリした!『良く』っていうから量か質だと思ったわ。」
事:「・・・はぁ、」
患:「じゃあ、今日治した歯で何回噛んだらいいんですか?他の歯より多く噛むんですよね。ああ、他の歯も噛むのかしら?ああ、どうやって食べたらいいのかしら?特別な食べ方があるのかしら?わからないわ・・・、」
事務長、口が、あんぐり・・・( ̄□ ̄;)

で、瞬きして、ハッと我に返り、
事:「・・・特別に何かすることはないんです。いつものように普通にお食事してください。その歯ばかり使うとか、逆にその歯は使わないとかしないで、ごく普通の食生活をしていただいて、その中で噛むと違和感があるとか、噛みあわせが高くてぶつかる感じがするとか、目あっぶつかるのは今日治した歯とその下の歯ですね、逆に低くて噛みにくいとか、目ああ低いっていうのは高さがないって意味ですね・・・そうですね、上の歯の低いっていうのは分かりにくいかもしれませんね、・・・そんな感じをみていただきたいんです。目あっ、見るっていうのは目で見るんじゃなくて具合をみるっていうことで、いや感じていただきたいんです。よろしいですか、今はピッタリしていても使っているうちにくるってくる、目いやくるうってずれるの方が近いかも知れませんね、そういうこともありますから、それで調節したいんです。」
と、事務長しどろもどろ、
なんたって、事務長が何か言うたんびに、ビックリ反応するのですから。

で、患者さん、
患:「ああそう、やっとわかったわ・・・。ホントウにビックリしたわ・・・!」
って、こっちの方がよっぽどビックリよ!ってひそかに思う事務長でした。
ある日、突然飛び込んできたのは、髪の毛をキンキンに染めた(抜いた?)オネエメイクの若~い女の子。
ピンクピンクの服装に、肩には大きなデイバッグ、
ツケマツゲをパタパタさせて、キョロキョロっとしながら入ってきましたが・・・、

患=患者 事=事務長

患:「あのぅ、初めてなんですけどぅ・・・。・・・すぐに診てくれますかぁ。」
事:「はい、ちょっとお待ちいただければ、お通しできますが・・・。」
患:「・・・ものすご~くぅ、歯が痛くってぇ・・・。」
事:「虫歯ですか・・・?」
患:「・・・たぶん・・・。穴がポコポコ空いてて・・・、なんかぁ、すっごく痛いんです!」
事:「はい、ではお書きいただきたいものが・・・、」
と、問診表を用意した事務長、患者さんはちらっと問診表に目をやると細~い眉毛をへの字に曲げて・・・。
患:「あのぅ、すぐに治してくれますか?」っとなんだか不安気・・・、
事:「先生が拝見して、できることからしますが・・・、」
患:「・・・、ぜったい、今すぐ治して欲しいんですけどぅ・・・、」
事:「・・・・・・、」
患:「あのぅ、今日一回で・・・、・・・全部治して欲しいんですけどぅ・・・、」
事:「・・・、それは何とも言えません・・・、」っと事務長、ここでイヤ~な予感!
患者さんもため息をフウ~、なんだか事情がありげ・・・なの・・・?
患:「あのぅ、診てくれるんですよね~。」
事:「ええ・・・、」
患:「でぇ、お願いがあるんですけどぅ・・・。」
事:「・・・、なんでしょう・・・。」っとさらに盛り下がる事務長、
それで、彼女が言う、いやまくし立てるのには・・・、
患:「ワタシィ、保険証持ってないんです、それでぇ、家出してきてるんで親に電話できないんです、だからって・・・全額払えって言われてもお金がないんです。決まった住所もなくて友達のとこ転々としてるんですぅ。携帯も止められちゃってぇ・・・、今日治してもらったらバイトしてこの次払いますけど、連絡はつかないんですぅ・・・、それでもいいですか?」
事:「(驚いて、)・・・イイエ・・・、」
患:「(もっと驚いて、)・・・、エエエッエ~、ここは病院ですよね~、困った人助けるとこですよね~・・・、」
事:「(唖然、)・・・、」
患:「・・・あなたは、困った人が目の前にいるときに放っておけますか?」っと、ここで目をジィ~!
思わずイイエっと言わせてしまいそうなド迫力に、さすが事務長ここはキゼンと立ち向かい、
事:「・・・ケースバイケースです。残念ながら、そういうご事情では拝見できません。」
患:「どこにいってもそうなんです!どっこも診てくれないんです!」っとキッ!
事:「・・・・・・、」
患:「どうして診てくれないんですかぁ。死にそうな人がいたら、あなたは放っておけますかぁ? お金がないからって、そのまま知らん顔できますかぁ・・・?」
ってなんだかおかしくない?
事:「・・・・・・、」
患:「神様っているんですかぁ・・・? こんなに困っているのに・・・ヒドイ・・・、アアッ・・・、」
っと手のひらで顔を覆って、ヨヨっと泣き崩れ、すると長~いツケマツゲから涙がポロリ・・・、
さぁ、困った事務長、でもここは冷静に、
事:「・・・あのぅ、患者さん、そんな大袈裟な問題じゃなくって・・・、あなたがご実家に電話すればいいだけでしょ。」
っと、患者さん、ここで居直り、
患:「もう、いいです。こうやってどこも診ないんだから~・・・、」
っと嵐のように出ていきましたが、間違っているのはアナタです!

ところで、あれから診てくれる医院は見つかったのかしらん・・・、時々思い出す事務長です。
診療室には、先生・歯科衛生士・アシスタント・受付のスタッフがいます。
あっ、その他に事務長もいましたね。
先生を除いては女性ばかりなので普段からなにかと賑やか、お昼休みはおやつ時間でおしゃべり時間でもあるんです。

おやつはいつもありますが、帰省したり旅行したりするスタッフがいるとお土産が届いたりして、
そんなときはいつも以上に賑やかなおしゃべりに花が咲きます。
もちろん、患者さんからの差し入れもあります。

おやっ、今日も事務長にアシスタントが何やら相談・・・、
どうやら、みんなより一足早く帰省するのでお土産を買ってこようということですが・・・、

事=事務長 ア=アシスタント ス=スタッフ

ア:「事務長、じゃぁ、ちょっと早いんですが、明日から帰りたいのでよろしくお願いします。」
事:「わかりました。気をつけて行ってらっしゃいね。」
ア:「それで、皆さんにお土産買ってきたいんですけど・・・、」
事:「ああ、そんな心配しなくていいわよ。元気な顔で帰ってきてくれればそれだけで充分よ。」
ア:「でも、先生や衛生士さんにもお世話になっているし…、気持ちだけですから・・・。」
事:「そう、じゃぁ、あんまり負担にならないようにね。」
ア:「どんなものがいいですか?」
事:「そうねぇ、何でもいいけど・・・。あんまり高くなくて、一つ一つ包装してあるものがいいわね。まあ、私の分はいいからみんなの数だけあればありがたいわ。」
ア:「はい、わかりました。・・・で、今、何人いますか?」
事:「あー、えーと、先生でしょ、衛生士さんでしょ・・・(と、指で数えて)12人かしらねぇ・・・、」
ア:「じゃぁ、私も数えます。」
っと、まあこんな調子で、きっと数えていったんでしょう。

やがて、3週間ほどしてその子が帰ってきました。
嬉しそうにお土産を差し出します。
ア:「これ、私が大好きなお菓子なんです!美味しいですよ、皆さんで食べてください!」
事:「まあ、どうもありがとう。じゃあ、今日来ていないスタッフにも渡しておきますね。」
と事務長、ひぃ、ふぅ・・・、あれっ・・・数えてみると一つ足りません。
もう一度数えてみても、やはり一つ足りません。
(まぁ、いっか)っと、事務長はみんなに配りました。
持ってきた子がいう通り、とても美味しいお菓子だったようです。
でも、一つ足りなかったので事務長は食べられませんでした。

そんなある日、スタッフの子がアシスタントにお菓子のお礼を言いました。
ス:「この間は、お菓子ご馳走様、すごく美味しかったわ!」
ア:「あそこのお菓子美味しいんですよ、良かったア!」
ス:「(小声で)でも事務長の分がなかったの、だからこれからはみんなに一つずつ買ってきて・・・。美味しかったけど、分けられないから事務長は遠慮したのよ!」
と、ちょうど、そのヒソヒソ話の時に事務長通りかかりました。
(お姉さんスタッフとしては気を遣ってくれているのね)と事務長感心・・・。
でも、その次の瞬間、大っきな声でアシスタントが言いました。
ア:「あっ、それならいいんです。事務長に相談したら、私はいいからみんなの分だけ買ってきてって・・・言ってましたから・・・。だから私、事務長の分は外したんです!」
事務長、ジロリとアシスタントに目をやると、アシスタントはニッコリと笑顔で微笑み返しましたトサ。

それ以来、事務長は、一切遠慮しないことにしています。
―この~っ、バカンジスタめ!―

◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇
いつもありがとうございます(^_-)☆
9月1日からこのブログをつけ始めました。
日を追うごとに見てくださる方が増えて、ありがたいことひとしおです。
温かいご声援やご感想もお寄せいただき感謝感激アメアラレ!
笑っていただいたら大感激です!

さて、この13~15日の連休の折に更新しなかったのですが、それは別の仕事をしていたからです。
また、16~18日は2編載せたにもかかわらず、仕事中舞い上がっていたこともあり全消去してしまいました。
こんなワタクシこそ、バカンジスタです!
みなさんのメッセージの中には、〈もしかしてネタ切れ〉というご指摘もありましたが、
と~んでもございません!
医院ネタは、つきることがゴザンセン!
これからも、いっそうキワドイネタを載せて参りますので、ど~ぞよろしくお願いします。
明日から23日まで、また出張で東京を留守にするため更新できません。
どうやら、平日しか更新ができなさそうです。
・・・ってことは、サボってるってことですねエ・・、事務長そんなでいいんでしょうか!
おまけに、最近、スタッフも覗き見ているようですが・・・、
で、ケラケラ笑っているようですが・・・、
いいんでしょうか(医院だけにいいんでしょうかって・・・ハハハ!)…?
自分のことをお棚に上げて、笑っているスタッフはまさに最高です。
人生何があっても、幸せに生きていけるでしょう・・・。

これからも、どうぞ、乞うご期待!
スミからスミまで、チャンチャン、ヨロシクね(#⌒∇⌒#)ゞ
 
 
特にめずらしくもない会話、でも医院には優しさを!

患=患者 事=事務長

電話今日も電話がよく鳴ります。

患:「ものすごく歯が痛いんだけど、来週の火曜日の朝診てくれる?」
ちなみに今日は木曜日です。
事:「そうですね・・・、(アポ帳を見ながら)10時頃ではいかがでしょう。」
患:「う~ん、何時でもいいけど30分以内で終えてくれる?」
事:「患者さん、診療は何分以内で、のご指定はできません。もし抜髄になったら1時間以上かかる場合もありますよ。」(抜髄=神経を抜くこと)
患:「それじゃぁ、無理・・・、う~ん、こんなに痛いのに~。ああ~、イタイ、イタイ!」
事:「かなり痛みますか?」
患:「そうなのよ、一晩中寝られないし、何にも食べられないし・・・、仕事もぜ~んぜん手につかないの~。」
事:「大変ですね。いつ頃から痛んでいますか?」
患:「そうね~、一週間くらい前から・・・、」
事:「・・・、もしお痛みでしたら、今日これからではいかがでしょう。」
患:「あ~ん・・・、でも仕事が抜けらんないのよ~。」
事:「・・・、夜、時間外にお待ちしましょうか。」
患:「それがぁ、今日は飲み会あって行かれないの~。」
事:「・・・、火曜日まで(痛みは)我慢できますか?」
患:「だっ~て~、明日はバーゲンだし週末は誘われそうだし、月曜日は遅刻できなくて、だから火曜日しかないの・・・、」
事:「…。」こういう時、事務長は、何も聞かなかったことにします。「では、ご予約をお願いシマ~ス!」

もう一つ、
患:「歯に被せてあるものがはずれちゃったんだけど、今日診てくれる?」
事:「そうですね・・・、(アポ帳を見ながら)お待ちいただいてよろしければ調節します。」
患:「う~ん、待たなくっちゃダメ~?」
事:「明日の10時でしたら入れますが・・・。お痛みはいかがですか?」
患:「痛くはないんだけど・・・、前にね、先生が何かあったらなるべく早く治療した方がいいって言ってたから・・・、」
事:「それはそうですね、では、いつ頃はずれましたか?」
患:「う~ん、1ヶ月くらい前かな~。」
事:「・・・、(気を取り直して)ご予約でお願いします。」
患:「・・・、ああ、そう・・・、」とやや不満げ。
でもね、患者さん、1ヶ月も放って置いて治療は早くっていうのは、ちょっと矛盾していませんか?

まぁ、おかげで最近では、事務長が「いつ頃はずれましたか?」と聞くと、昨日・今朝・今というお返事。
う~む、敵もさるもの、これはこれで困ったものデス!


















今年は、後期高齢者問題が話題に上りましたが、
無理もありません、後期高齢者と言ったって皆さんお元気、
今日も楽しいお年寄りが、元気にご来院されています。

診療が終わると、診療室内でも受付でも患者さんに「お疲れ様でした」と声をかけるのですが・・・。
 
患=患者さん 衛=衛生士 ス=受付スタッフ 事=事務長

衛:「お疲れ様でした~。」
患:「(楽しそうに)フフフ・・・、疲れてないよおぅ。ハハハ・・・、」
衛:「えっ~・・・、んもう・・・、ハイ、終わりですよ。」とエプロンを外します。
患:「えっ~・・・、もう終わり(尾張)かい、ここは東京だよ~・・・、ハハハ・・・」(古いなあ~。)
おじいちゃん、ごきげん顔でユニットから降ります。すると、

ス:「お疲れ様でした~。」
おじいちゃん、嬉しそうに
患:「いやぁ、疲れてないよおぅ。ハハハ・・・、」
ス:「…、アハハ・・・、」

そして受付に来ると
受:「お疲れ様でした~。」
今度もまた嬉しそうに
患:「だから、疲れてないんだよおぅ。フォフォフォッ・・・、」
受:「だって・・・、」

ある日のこと、受付スタッフがお休みで事務長が代理です。
ス:「お疲れ様でした~。」
患:「疲れてないよお。」
ス:「ウフフ・・・、」

そして、受付で・・・、
事:「・・・(ニコニコ)」と会釈。
患:「全然、疲れてないよお・・・、」
事:「・・・(ニコニコ)」
患:「ええっ・・・、事務長、疲れてないよ~。」
事:「ハイ、疲れてませんよね~・・・、(ニコニコ)」
患:「おや、疲れてないのがそろそろバレたな!それにしても事務長、何にもないのも淋しいねぇ。」
事:「だから・・・、今日はニコニコがえし・・・、たまには、患者さんにも困っていただかないとね・・・、」
患:「う~ん、敵もさる者、今度から少し考えなくっちゃな・・・、」

そして、次回の診療日・・・、
事:「こんにちは~。」と顔を上げると、
患:「コウキコウレイシャが参りました!」と手をピッと額に当てて最敬礼!
事務長、思わず吹き出して・・・、
事:「お疲れ様です!」とまねして最敬礼したとたんに大後悔・・・、
患:「イヤ、疲れてません!アッ、ハハハッー・・・、」
事:「これは1本取られました。う~ん、この次はどの手でお返ししようかな~・・・、」
患:「イヤぁ、愉快愉快・・・」

おじいちゃん、とっても楽しそうです。
問題なのは、この会話が8年以上続いていること、
そして、この小ネタを崩すのも事務長の仕事、
だって、うっかりスルーするとおじいちゃん淋しそうですから・・・。
いやぁ、なかなかどうしてこれが結構きついんです。
どなたか、アイデアいただけませんかぁ~。