病院からの電話の内容は、「血圧がどんどん下がり、ショック状態です。同意の必要な検査を緊急にしたいので急いで来て欲しい」と記憶してます。急いで向かい到着した時には既に検査は始まっており、リスクの説明を受け同意書を記入し待合所で待機しました。

かなり危険な状態と説明があり、最悪の事態も覚悟しました。

落ち着け!と心で唱え、息子達、夫の母親と妹に連絡を入れました。どのくらいたったでしょうか、先生方数名が来られ、「造影CT検査の結果、肝臓癌破裂が見つかり出血が止まりません。癌は複数個あります。ここでは処置が出来ないのでドクターカーで他院に転院となりますがいいですか?」とのお話があり、「処置出来る病院が遠くなる可能性もあります」と言われました。

「わかりました、よろしくお願いします」と返答した記憶があります。ほどなくして、ありがたい事に隣の市の三次救急病院にドクターカーで搬送されました。

つづく