バカ組の校則事情

バカ組の校則事情

小説です!
なんとなーく書きたくなったので書いてみました
長くなりそうな内容になっちゃったのでがんばって書きます(笑)
ひまつぶしにでもどうぞ読んでください

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「おねがいします」

「おねがいしまーす」


休憩時間も終わり授業が始まった


授業でも教室内はがやがやと落ち着かない


「ねー先生宿題集めてないよね?」


前の席の莉奈ちゃんがふりかえってわたしに話しかけた


「あ、そういえば集めてないね」

「ラッキー!あたしやってないんだー。言わないどこ♪」


せっかく宿題やってきたけどここはクラスのみんなに味方しておこう



・・・あっでもさっきシャー芯もらって急いで宿題やってた男子は?


「せんせー!宿題出さないんですかー?」


当然そうなりますよねー


「ごめんなさい、先生忘れてました!後ろから集めてきてー」


わたしの列の一番後ろは副級長だ

副級長に宿題のプリントを渡す


「あたしは宿題やってないからとばして~」

「分かったわ。でもちゃんと後で出した方がいいから。わたしの写す?」

「いいの?ありがとー!」


写すのはいいんだ・・・


「出さないと成績下がっちゃうの。写しても出せばばれなきゃ下がらないから。」

「あれ、声に出てた?そうなんだ~」


副級長そういうのなぜか詳しいな


「それよりも宿題集め忘れるくせに忘れ物で成績下げる教師ってどうかしてると思うのよね。フフフ・・・自分だって出来てないくせに生徒の成績つけるなんて・・・・・・先生だけ謝れば済むってその考え方おかしいでしょ」




怖っ!!!


何このブラック副級長


「まあ、先生だって人間なんだから~」


そこでかるく意見言える莉奈ちゃんもある意味大物だわ~



それにしても副級長の先生嫌いひどすぎだよ

先生方気づいてませんけど、えらいもん敵にまわしちゃいましたね・・・