・ハフィントン・ポストは、米国で最も勢いがあるとされるニュースサイトのひとつ
・日本版は2013年5月7日より鳴り物入りでスタートした
本家は米国版
・アメリカ版では1日約1600、58秒間に1本のペースでニュースやブログ等の記事を配信している
・月に4600万人の利用者が800万件以上のコメントを付ける巨大なサービス
・2005年にスタートしたニュースサイト
・創刊からわずか8年で、全米の利用者は月間6000万人を超え
・だが、議論を好まないと言われる日本のインターネットユーザーに受け入れられるかどうかはまだ未知数
日本版:
・日本版は、ハフィントン・ポスト・メディア・グループと朝日新聞社が出資した合弁会社が運営
・1日平均にすると約14記事、他メディアと比べるとまだまだ少ない
・“政治”、“経済”、“国際”、“社会”の主要4カテゴリーにはそれぞれトップページが用意されている
・トップページにはすべてのカテゴリーに属する記事が並ぶ
・必ずしも最新の記事から時系列順に並んでいるわけではなく、アクセスの見込める話題のニュースが目立つようになっている
・独自CMSによって動的にレイアウトしている
・グリッドレイアウト
記事の供給元
・ニュースの供給元は、ハフィントン・ポスト日本版の独自記事、海外版の翻訳記事、ロイター、朝日新聞デジタル、gettyなど
・スタート時点では、8割強のニュースを自前でそろえている
記事の書き手
・独自記事の中には、記者の署名が入っているものもある
・政治家、学者、弁護士、ジャーナリスト、スポーツ選手などによる投稿もある
・堀江貴文、田原総一郎、野田聖子などの著名人による寄稿もある
・森達也、津田大介などの文化人サイドからの寄稿もあり、バランスを取っている
ソーシャル連携
・主要SNSやメールによる拡散のためのボタンがきれいに目立つよう、各所にうまく配置されている
コメント欄
・すべての記事にはスレッド型コメント欄が用意されている
・コメントは匿名でも投稿可能
・10分ほどで反映される
・コメントに返信する様子がわかりやすく表示されている
・ハフポスト側では、コメント欄から“ネット論壇が形成される”ことを狙っている
・コメントの数はそこまで多くないものの、きちんとした意見が交わされている
・ただ、白熱した言い合いになっている場面は、あまり目に付かなく、おとなしめな印象
・Togetter などのように、平気でわざと煽るようなコメントをする人は見つからない