2年ちょっと前、ワタクシはBAJAのデジタルメーターの改良をしました。
内容はメーター表示の切り替えを「パッシングスイッチ」でできるようにすることでした!
ACEWELL ACE-6552には操作スイッチが2コありますが・・・
下側のスイッチを「長押し」するリセット操作以外は、
どちらのスイッチもただそれぞれ「順送り」させるだけなのでこれといって意味がないのです。
現状のパッシングスイッチによる操作では順送りでしか表示が切り替わっていかないので・・・
ふと「1コ前」の直前の表示に戻したい場合、
スイッチを17回も押さなアカンという驚くほどの面倒くささ・・・!!
1コ前の表示を見たいだけなのに、
スイッチを押しまくって一巡させるしかないというアナログさ加減たるや如何に!?
2019年夏に敢行したボルドール10周年記念リフレッシュ計画!
前回のBAJAのデジタルメーター改良とほぼ同じ内容でしたが・・・
・オドメーター
・トリップ 1
・トリップ 2
・外気温
・水温
ボルドールはこれだけの表示なので一巡させてもそんなに気になりません。
また、「長押し」することでトリップ 1、トリップ 2 は走行中でもリセット操作ができます。
それにひきかえBAJAのデジタルメーター・・・
1. トリップ 1
2. トリップ 2
3. オドメーター
4. 時計
5. タコメーター
6. エンジン温度(TEMP 1)
7. 外気温(TEMP 2)
8. 平均速度(AVG SPEED)
9. 走行時間(RT)
10. 電圧
11. 総運転時間(HRTT)
12. 総走行時間(TT)
13. メンテナンスリマインダー
14. 最高速度(MAX SPEED)
15. 最高回転数(MAX RPM)
16. 最高エンジン温度(MAX TEMP 1)
17. 最高外気温(MAX TEMP 2)
この17項目の中でよく見る表示は文字色の違う9項目ぐらいなもんです。
その他のヤツは日常的にはまったく必要のない表示、
これらの機能(表示)を含めての一巡なのでとにかくムダが大きかったのです・・・!
今さらですが、
なぜ前回の改良の時に両方のスイッチから配線を出しておかなかったんだろう・・・?
大変悔やまれます・・・
BAJAからデジタルメーターを取り外しましたよ。
バラバラにしてやりましたよ。
今回はこの下側のタクトスイッチに配線を追加してやります!
前回と同じように配線図を見て不要な配線を使ってメーター外部に出してやります。
今回はラップタイム計測用センサーの配線を使います。
やることは簡単なので「ササッ」と配線をハンダ付けしましたよ。
あとは組立てるだけです!
新たな配線に端子を打ってコネクタの空いている部分に入れてやれば終了です。
デジタルメーター側はこれでOKですが、
実際に手元で操作するためにはスイッチの増設が必要です!
中国から国際郵便で荷物が届きましたよ。
ワタクシの中ではすっかりお馴染み!
無線機用咽喉マイクのヘッドセットでございます!!
なんやかんやで4セット目でございます。
でも、やっぱり使うのはこのPTTスイッチ部分だけですやん!!
荷物を開封して3分後にはもうこのような状態に・・・
PTTスイッチはバラして内部の防水対策をしておきました。
PTTスイッチの位置はいろいろと試してみた結果この位置がよろしいかと!
・パッシングスイッチ : 順送り
・PTTスイッチ : 逆送り(長押しによりリセットも可)
あとはケーブルを引きまわしてコネクタ用の端子を打って接続して終了でございます!
これで夢にまで見た?デジタルメーターの全操作が手元でできるようになりました。
派手で判りやすいカスタムパーツを取付ける「改良」もいいですが、
このような日常的で超個人的な困りごとを解決することも楽しいですよね!