XR BAJA Fフォーク オーバーホール 最終回でございます。
2020.05.06
Fフォーク本体のオーバーホールはおかげさまで無事に終わりました!
後は車体に戻すだけなのですが、
いい機会なのでついでにできることを少しだけやっておこうと思います!
普段、この角度(エンジンの真正面)から眺めることなんて滅多にないですよね・・・
前からちょっと気にはなっていましたが、
ステム周辺やフレームのアチコチでサビが出ていたんですよね・・・
全然関係ないですがプラグ周辺は水や砂が貯まりやすいんですよね~
RFVCエンジンの宿命なのかしら・・・?
それと、ずっと前から気になっていたのはコイツですよね。
写真拝借しております
AI エキゾースト・エアインジェクションシステム(2次空気導入装置)がついていたステーです。
納車直後にシステム自体は全撤去したのですが、
その後「もしかしたら何かのステーとして使えるかも!」と思いそのままにしてありました。
年式の新しいMD30は形状が異なるAIシステムのためこの位置にステーはないのです。
肝心の「その後」ですが、
結局のところ何のアイデアも出てこなかったのでただ邪魔なだけの存在となっていました。
MD30はフレームの角パイプがオイルタンクになっているので、
このステーが「ヒートシンク」な役割をしてオイルクーラーの代わりになっていたとか・・・?
アハン、そんな訳ないですよね~
グラインダーでカットしてやりました!
緑色のヤツはグラインダーの火花からエキパイを守るためのマスキングテープです。
不要なモノを撤去してスッキリ、そしてほんの少しばかりの軽量化を!
ステーの撤去部分はタッチアップではなくスプレーでちょっと厚めに塗っておこうと思います。
昨年の夏、ボルドールのフレーム塗装で使った純正色のブラック(NH-1)がありますので!!
ステム部分もヘッドライトガードを少しズラして、
ブラシで少し大きめにサビ&塗膜を剥がしてシリコンオフで脱脂してブラック塗装!!
それでは必死こいてオーバーホールしたFフォークを組んでいきますよ。
その前に・・・
フォークブーツですが、
表面はザラザラ、さらに硬化して伸び縮みがうまくいかず・・・といった状態になっていました。
2020.05.04 撮影 Fフォークをバラした時のフォークブーツの状態・・・
無負荷状態でも左右で長さが違い、
変なクセがついてしまっているようで縮む時にうまく蛇腹状に折りたたまらない・・・
仕方がないのでシリコンスプレーを吹き付けまくって、
完全に縮ませた状態でヒモで十字方向に縛ってしばらく放置してみましたら・・・
完全ではありませんが変なクセも修復されてまあまあの状態まで復活しました!
KUREのシリコンスプレー 恐るべし・・・!
純正部品のフォークチューブは発注ができなかったので・・・
他車や他メーカーのヤツを流用したり、
アフターパーツメーカーのヤツを・・・とも考えましたが今はまだこのボロいヤツでいこうと!
タイヤ交換も近いことですし、
フロントフォークを外すのは大したことでもないのでその時に交換してやればいいと思います。
さあ、それでは組んでいきますよ!
Fフォークがつきました!
フロントフェンダーもつきましたよ。
フォークブーツを被せる前に「もう漏れないでね、頼むよ~」と切なる想いを込めました・・・
メーターケーブル、キャリパーなどを取付けて・・・
XR BAJA
フロントフォーク オーバーホール 無事に終了でございます!!
ワタクシ、今回も必死こいて一所懸命にやらさせていただきました!
突然のことで相当ビビリましたが、
「半強制的」だったとはいえ、これでまたひとつBAJAのことを知ることができました。
どんどん愛着が沸いていく感じですね~