2019.10.19
XR BAJA ハイスロ重すぎますやん問題!はほぼ完璧に解決できました!
続きましてはコレ!
XR BAJA最大の特徴である2灯式ヘッドライト!!
なんだか見る度に曇っていってる、くすんでいってるような気がしていたのです・・・
リフレクターなのかレンズなのかハッキリしたことは不明ですが、
やっぱり明らかに曇ってますよね・・・!!
よく見れば、
ポジション球のソケットから上方向に「恥ずかしいオレンジのシミ?」のようなモノが付着!!
この部分で何かしらのガス?的なモノが発生、
それらが充満してレンズとリフレクターを曇らせたのかしらん?と勝手に想像しております。
それ以外に曇る理由が見つからないのよね。
防水対策は過去にしっかりしてありましたので!
LEDバルブを外して確認をしてみましたら・・・
やはりポジション球がある側(LEDバルブの下側)だけが変色しています。
実際には変色ではなく「ベタベタした何かが付着」しているといった感じでした。
LEDバルブの上側は大丈夫そうです。
台所洗剤を溶かしたぬるめのお湯でリフレクターとレンズの内側を洗ってやりました。
まあまあ綺麗になったのですが ここで大問題が発覚!!
ただ普通にバシャバシャと洗っていただけなのですが・・・
リフレクターのメッキが剥がれてるやん!!
なんでやねーん!!
ポジションの上の部分も!
おまけにレンズの内側にも取りきれていない「曇り」が!
ガス的なヤツ、なかなかやってくれるな!!
このマルチリフレクター&レンズは二代目、
樹脂製リフレクターに薄~いメッキがかけられているだけなんですよね。
メッキ面を「何か」で擦ったりしたら剥がれるということは判っていたので、
あくまで「ぬるま湯」を入れてシェイクする程度にしておいたのですが・・・ ショックです!!
これはどうしたものか・・・?と悩むこと30分
メッキ加工業者にお願いしたら、
おそらく元々のマルチリフレクターヘッドライト一式より高くなると思われます。
それでは意味がない・・・!!
なんとかして自分で修正できないものか?
最初にパッと思い浮かんだのは、
ちょっと前にBSフジ「所さんの世田谷ベース」でやっていた自作メッキ加工です!
だがしかし!
よくよく考えたらアレは金属に対してのメッキ加工だった!
樹脂製リフレクターへのメッキ処理はどう考えても不可能ですやん・・・
それならばと次に検討したのはアサヒペンのメッキ調スプレー
コレはそれほど調べるまでもなくイマイチとのこと、
どれだけ頑張っても「ちょっとツヤのあるシルバー」程度にしかならないらしい・・・
さらに必死こいて調べまくった結果、
ワタクシの中で合点がいった結論がコレ!!
セメダイン ラピー ポリエステル粘着テープ!
この「ツヤツヤ」の光沢レベルはスプレーなどでは絶対出せないでしょう!!
というよりも・・・
もはやコレに賭けるしかないのであります!!
さっそく以前施した、
防水対策のシリコンシーラントを除去してレンズとリフレクターを分解してやりました。
ワタクシの腹は決まったので!
もうこの際「どうとでもなれ!」と開き直って、
リフレクターのメッキ面をかなり強めに擦って洗ってやりました。
メッキよ、剥がれたければ剥がれればよい!
・・・というつもりでガシガシ擦ってやりましたが、
いざ剥がそうとすれば「今度は簡単には剥がれない」という何とも言えないイラダチが!!
また余計なことになりそうなポジション球は廃止!
ポジションのソケットがハマる部分の盛り上がりをカットして平らにしてやりました。
ラピーテープにより「何もなかったこと」にしてやるつもりです。
試しにラピーテープを1枚貼ってみました。
蛍光灯の影響や角度でちょっと判りづらいですが、
周辺のメッキと比べるとツヤの感じは8~9割といった感じでしょうか。
ポジション周辺の貼り方を変えて屋外でツヤの感じを確認してみました。
仮なので貼り方はキタナイですが・・・
ツヤの感じはまあまあええ感じなのでは・・・?
この実証検分の結果により・・・
今回はメッキが剥がれた部分の補修ではなく、
リフレクター全面にテープを貼って「ラピーテープ仕様」にしてやることにします!
悪戦苦闘することおよそ2時間・・・
リフレクター全面にテープを貼ってやりました。
めっちゃ疲れた・・・ もうイヤ!
最初の1枚がすべての基準になるのですが、
大した意気込みもなく「これはあくまで仮、練習だし!」のつもりで始めたのに、
とうとうそのまま突っ走ってしまいました・・・
見た目はちょっとゴテゴテですが、
リフレクターの曲面にペラッペラのテープを貼っていくのは至難のワザなのです。
「アカンかったらまたやり直せばいい」と思っていましたがもうやりたくないです・・・
ポジションのソケット部分は裏側から当てモノをして埋めてやりました。
リフレクターのカットの線?にテープを合わせるのはどうやっても無理でした!
リフレクターにレンズをのせてマスキング、シリコンシーラントで隙間を埋めてやります。
今回はレンズとリフレクターの接着はしないことにしました。
なぜなら!
今回は適当にラピーテープを貼っただけの補修レベル・・・
またやり直すことになるかもしれんので!!
(接着してしまうとまた割るのが大変なので・・・)
左:メッキ仕様 / 右:ラピーテープ仕様
レンズ内側の取りきれなかった「曇り」は細目の耐水ペーパーで擦って除去してやりました。
ガラスレンズだからこそできる荒ワザですよね~
左:メッキ仕様 / 右:ラピーテープ仕様
完全自己満足の世界ですが、
パッと見ではそれほど違いがないような気がしないでもないような・・・
メッキ仕様(何もしていない方)のポジション部分にもラピーテープを貼っておきました。
本当は仕様を統一させるために、
こちらのリフレクターもラピーテープ仕様にするつもりでしたがあまりに面倒くさいので中止!
熱に強いとされるラピーテープですが、
耐久性として不安なのはリフレクターに貼る側(面)の「粘着性の耐久性」ですよね。
後日、ハイスロの確認も兼ねて晴れの日に出かけてみました!
さあ、どうでしょうか?
向って左側が「ラピーテープ仕様」になります!
テープの貼り合わせ部分の「線」が若干気にはなりますが、
何も知らない人からすれば「何も気にならない」レベルまでは復活できたと思われます!
(何だそれ、そんなの当たり前やん・・・)
ヘッドライト オン!!
写真では判りづらいですが何とな~く「ラピーテープ仕様」の方が綺麗に見えます。
何もしていない「メッキ仕様」の方は、
リフレクターやレンズの曇りが取り切れていないことが要因かもしれません。
まあ、今回はこれでヨシとしましょう!!
今回使用したラピーテープ
メッキ剥がれで困っているバイク乗りの救世主と成りうるのか!?
楽しみですね~
【おまけ】
今回採用した「ラピーテープ」を入手するまでの小話を少しばかり・・・
ネットでの情報では、
プラモデルなどで使用されることが多いとのことでしたが、
最寄りのホームセンターでも取扱いがあるかどうかを電話で問い合わせをしてみました。
ワタクシが欲しいのは・・・
セメダイン
ラピー ポリエステル粘着テープ TP-263!!
① "セメダイン" というメーカー名を伝え、
② "ラピー ポリエステル粘着テープ" という商品名を伝え、
③ "TP-263" という型番までしっかりと伝え・・・
何だったらJANコードもお伝えしましょうか? ぐらいの勢いだったのですが・・・
担当者らしき方からの回答は・・・
うーん、よく判らないですねぇ、
当店はセメダインのテープの取り扱いが少ないんですー
具体的に何に使われるテープなんですか?
何でしょうねぇ?
まあ「ホビー用」として使われることが多いみたいですよ。
えっ、ラピーじゃないんですか?
いやいや、 それは商品名の一部ですやん・・・
さらに!
両面テープとかマスキングテープではダメなんですかねぇ? と仰られるのです・・・
いやいやいや・・・
めっちゃハッキリと具体的な商品名を伝えてるのに、
全然関係ないヤツをおススメされても!!
お手数をおかけしておいて大変恐縮ですが・・・
それだけの情報があっても判らないのなら、
「当店では取扱いがないようなのでごめんなさいね~」ぐらいの回答でええやないですか!!
ないなら"ナイ"でええんですよ!!
担当者さんは「いいんですかぁ~?」とまだ食い下がる始末・・・
おおう!
ワタクシはそれ以上どうしたらよかったんでしょうか・・・?
チーン・・・