XR BAJA 電装系 紆余曲折の続きです。
このところの電装系の根本的な原因は、
レギュレートレクチファイヤの不具合であることがほぼ確定しました。
制御電圧が規定値に達していなかったことで、
シガーソケット電源への電源供給が不安定になっていたらしい・・・
ナビはそのシガーソケットのUSBから電源をとっていたので、
当然ではありますが電圧が安定せず作動不良が起こった・・・という結論に。
まさに数珠つなぎ的な不具合の連鎖!
グリップヒーターも同様に電圧不足により電源カットがされていたようです。
こうなってくると、
ナビは壊れてへんかった!
という悲し~い現実が地味~にワタクシを襲ってきやがるのです・・・!
じゃあ、もとに戻してやろうじゃないか!!

先日の仮修理で古いバッテリーを外したので、
以前、他の用途で入手し余っていた容量の大きいバッテリーに変更してみました。
3.7V 920mAh → 3.7V 1,500mAhに!
新品のバッテリーで容量も増えたので、
もしもの場合にナビ単体での使用にも十分対応できるぞ!と喜んでいました。
だがしかし!!

ナビの組立てをするために、
両面テープで仮で貼りつけてあった液晶パネル外枠を剥がそうとしたら・・・

思いのほか粘着力が強くパキッと・・・
うわぁ、なんてこったぁ・・・!!
さらに!
不幸なことは重なるものです・・・

ふとした瞬間に、
手元がすべって液晶パネル落下!!

液晶画面が見事に割れてしまいました・・・
これはもう決定的にダメだ・・!!
もうホトホト嫌になりました・・・

悔しまぎれに未練タラタラで組み立ててみました・・・
約5年頑張ってくれました!
YPL513si ここに死す!!
電装系不具合の根本的な原因はレギュレートレクチファイヤでした。
言い換えればナビ本体としては基本的には壊れていなかった訳です。
ワタクシが勝手にバラして勝手に壊しただけというこの現実・・・
まさに痛恨の極みでございます!!
でも、
ハッキリとは言い切れませんがバッテリーはほぼ死んでいたと思われます。
いや、せめてそう思いたい・・・
ということで、
ここへ来て急激にナビを新調する必要性が出てきました。
この際、
せっかくなので最新式のやつを導入してやろうかとも思いましたが、
林道で使うことがメインであることを考えるとなんだかもったいないなぁ・・・と。
林道では枝が当たったり転倒して汚れちゃうことも多いので!
すぐに次のやつは決められないので、
一時的にiPhoneにナビの代用をさせていました。

iPhoneのホルダーは、
ご近所徘徊専用車「折リタタマレタコトナイ自転車」に取り付けたやつを流用!

ホルダーの取付けは左側のミラーの付け根に無理やりに・・・

その場しのぎではありますがまあまあええ感じになったと思います。

iPhoneをホルダーに、
そのまま取付けるのもどうかと思ったので100円ショップでケースを買ってきました。

iPhoneをセットするとこんな感じになりました。

手持ちの充電ケーブルが短かいので横画面にしかできなかったんですよね・・・

普通に考えればコレでも十分アリだなぁと思いますが・・・

この状態で2週間ほど走ってみましたが、
ワタクシ個人の感想としてはやはりちょっと使いづらい・・・ですね!
地図データは最新で情報量も多い、
画面はきれいだし言うことないですが横画面の4.7インチではやはり小さいです。
グローブの関係かもしれませんが走行中の操作はほとんどできないですし!
iPhoneでナビの代用をさせること約2週間・・・
ようやく次のナビが決まりました!
様々なことを考慮してワタクシが選んだのはコイツでございます!

ユピテル YPL503si!!
かなり前のモデルですが林道で使うことを考えればこれで十分だと判断!

液晶パネルの保護シートすら剥がされていないほぼ未使用の美品でした!
ワタクシがユピテルのナビにこだわる理由は、
地図データが「昭文社のマップル」がベースとなっているので、
自宅で見ている書籍版のスーパーマップルと変わらず違和感を感じないからです。

かなり前のモデルですが、
基本的にBAJAで使うナビなので特に最新の地図は必要ないです。
新しく林道ができたとしてもわざわざ地図が更新されることもないでしょうしね・・・
今回あえてこの古いモデルを選んだ理由のひとつがホルダー&ステー問題です。
YPL503si と YPL513siは外装形状がまったく一緒なので、
これまで使ってきたステー&ホルダーがそのまま使えるのです!


こちらがYPL503siに付属していた新品のホルダー&ステーです。
YPL513siの物もこれとまったく同じなのです。


こちらがYPL513si用に製作したオリジナルのホルダー&ステーです。
実際にナビが固定されるホルダー部分はほぼ無加工、
ステーはRMAマウントで頑丈にカッチリ取付けできるように加工してあります。


同時期のモデルなのでこのように外装形状はまったく同じなのです!

新たにオリジナルホルダー&ステーを作るのは面倒ですし!!
ということで、
さっそく新調したナビを以前のホルダー&ステーにセットして林道へ!

県道16号(多治見犬山線)の西尾橋までやってきました。

ナビのステーを取付けるためのRAMマウントのボールジョイントです。

走行中のナビへの視線移動が少なくて済むのでこの位置にしていました。
しかし!
実際にはその走行中の画面操作のための左手の移動が大きかったのです。


ナビの電源はシガーソケット電源のUSBから取っております。

少しナビの位置を下げてみたいなぁと思うのですが・・・
RAMマウントのジョイントの中でどれを使ったらいいのかを
西尾橋の上で「あーでもない、こーでもない」と検討すること約1時間・・・
ようやくプランが決まったので急いで帰宅!

やることは実に単純でした!
RAMマウントのボールジョイントの位置を少し強引に変更してやるだけで・・・

ナビの位置をかなり下げることに成功、
さらに手前側にオフセットされたことで走行中の操作性向上につながりました。
ただし、
やはり走行中の視線移動が大きいのでかなり違和感を感じております!
まあでも・・・
これで
ナビ問題は一応の完結でございます!