2018.05.05
本日は久々の林道ツーリングでした。
行き先は、
先日のセロ尾さんのブログで紹介されていた(仮)室山・小島山林道です。
めっちゃ羨ましかったので「丸パクリ」させていただこうという計画でございます。
9:30ごろ、養老の「ある場所」に集結です。
(2台ですけども・・・)
けんさんはまずは池田山の林道へ行きたいとのこと。
K53(岐阜関ヶ原線)から旧道?に入り林道へ入っていきますが・・・

林道を入ってすぐ、
この橋を渡った先の分岐でさっそく判らなくなったようです・・・
(目を凝らしてよ~くみると橋の先にけんさんがいます)
けんさんがここで誰かしらんに電話「川沿いに進むべし!」との指示によりGO!

ココが林道の入口だったようです。
ワタクシは全然知らなかったので今日はまるっきりけんさんにお任せです。
林道前半はつづら折れの急道が続き「おおっ!」といった感じでした。

どこだったかの砂防ダムです。

ええ感じの雰囲気です。

どこだったかサッパリ判りませんが涼しげだったので1枚。

ココが林道の終点です。
チェーンゲートが現れて少しビビリましたが引っ掛けてあるだけでよかった・・・

出口側から確認するとこーんな感じになっていました。

池田山から東を望む。

ここからパラグライダーやハンググライダーが飛び立つんですね!

今まさしく飛び立とうとしております!

2本目はココからの予定だったのですが、
ダイヤル錠のついたワイヤーが我々の侵入を強力に拒んでおりました・・・
以前は普通に侵入できたらしいのですが・・・
予定が狂ってしまったので大幅に計画変更です。
K257~K32で池田山を西側からグル~とまわり込むしか方法がありません。

めっちゃ遠回りして本来の目的である林道の入口に到着です!
場所はココです。
獣除けの電流が流れるゲートのようですが問題なく侵入できます。
ゲート右側には電流のコントローラー的なものが設置されていました。

それでは、いざ行かん!!

採石場からの道と合流しました。

ぬまさんが好きそうな天然プール?がありました。

途中にゲートがありましたが情報通り解放されていました。

おお、ここが噂の落石地点ですね!

なるほど~ こういうことかぁ。

セロ尾さんらの「人海戦術」によりバイク1台分のスペースが確保されております!

先人の苦労が忍ばれます・・・、ただただ感謝です。
そして!!

ウッヒョー!!

ええですねぇ!!

ここへ来たら誰でも立ち止まっちゃうでしょうね!

揖斐川と西平ダムが見えます。
時間は13:00すぎ、
きっと誰も来ないだろうということで、
林道沿いではありますがちょうど日陰になっていたこの場所でお昼ごはんに。
眺めのいいところで食べるお昼ごはんは最高ですね!
食後のコーヒーを飲んだりゆっくりしていたら2時間以上も経っていました。
それでは先へ進みます。

ほほう、これが噂の激坂ヘアピンですね!

この激坂ヘアピンがある場所には、
このようなちょっとした滝と涼しげな水の流れがありました。
時期的に藤の花が咲いていたりしてええ感じでした!
それでは林道終点に向けて出発です。
セロ尾さんの記事によれば「この先も大きく荒れていない」とのことでしたが、
ワタクシ達のレベルでは正直言いましてかなり走りにくい感じの路面状況でした。
そしてその約5~6分後・・・

このヘアピン的なカーブで、
物の見事にスッ転んじまいました!!
場所はおそらくココです。
ここからいつものように必死に言い訳をします。
少々長くなりますがしばらくおつき合いを・・・
左カーブの途中で大き目の落石にフロントを乗り上げてしまい、
一気にBAJAの向きが変わりそのまま左側の壁の方へ突っ込んでいきました・・・
そしてその左側の壁沿いの一段高くなった部分に乗り上げたところで完全失速!!
無意識に右脚をつこうとしてしまいましたが、
すでに一段乗り上げてしまっているのでその右脚は完全に宙ぶらりん・・・
行き場を失ったその右脚・・・!!
もはやどうしようもなく、
そのまま「バタンッ!」とBAJAと共に倒れてしまいました・・・
身体の右側面全体を強打!!
林道で激しく2回転するワタクシ!!
BAJAは一段高くなっている場所から右側へ倒れたため、
平面に対して約90度ではなくさらに20度ほど深く倒れ込んでしまっています。
おおよそのイメージでいうと、
カタカナの「ト」の字で縦棒が垂直だとすると、
BAJAの姿勢はシート側を下にして横棒のような状態に。
めっちゃヤバイ状況ですやん・・・
なんとかしてBAJAを起さなければなりませんが、
こうなってしまっては普段軽いオフ車でも信じられないぐらいクソ重い!!
うぅおおぉぉりゃあああぁぁー!!
まさに全身全霊、自分の持てる限りのフルパワーで起します!
なんとか自力で起すことには成功しましたが、
すでにサイドスタンドをかけられる位置まで移動させる体力が残っておりません。
BAJAを支えながらけんさんがやって来るのを静か~に待っていました・・・
こういう時に相方がいることがどれほど心強いことか・・・
心の底から実感しますよね!!
何でも来いの本格的な「激しめ林道野郎」であれば、
倒れたバイクを引きずって移動させるなどの荒ワザが使えるのでしょうが、
ワタクシ達のような「なんちゃって爽やか林道野郎」にはそんなことはできません。
だってぇ・・・
余計なキズついちゃうんだもん・・・
少し落ちついたところで、
改めて確認するとBAJAにもそれなりのダメージが・・・!
そして何よりもワタクシの体力・気力共に完全にダウン
ここで無念の撤退でございます!!
こういった時に、
林道での感覚や走破レベル、モチベーションが同じような相方だと助かりますよね。
「無理せず帰ろう」とササッと進言してくれたけんさんに感謝ですね!

帰り際に未練がましく撮った最後の1枚でございます・・・
転倒した時点での「撤退判断」はやはり正しかったようで、
林道下りではまったくと言っていいほどうまく走れませんでした・・・
腕に力がほとんど入っておらず、
落石や轍を積極的に避けることもままならず、
なすがまま的にイヤイヤ下りて行くといった感じで全然ダメダメでした・・・
ということで、
(仮)室山・小島山林道
今回は残念ながら制覇ならずとなってしまいました。
林道終点まで行きたかったなぁ・・・
またいつかリベンジする・・・のか?
どうでしょう・・・?