ずいぶん前のことになりますが、
わが家の小さなガレージを少~しだけグレードアップさせてみました。
 
ガレージグレードアップの内容
 
それは・・・
真夏のクソ暑さ対策!!
 
ガレージの外装は「ガルバニウム鋼板」が使われているので、
真夏の直射日光で熱せられて内部はどえらい高温になってしまうんです・・・
 
設計時にはクソ生意気にエアコンの設置も考えたのですが、
さすがにちょっと「そこまでは贅沢すぎる!」ということで自主規制をしました。
 
シャッターは3ヶ所(電動含む)、窓も2ヶ所つけたのできっと大丈夫さ・・・と。
 
それが甘かった・・・!
そりゃあもう、暑いのなんの!!
 
そこで、
今回は少~しでもその暑さが何とかならんものかと「悪あがき」をしてやります!
 
そう!
小さな換気扇の設置でございます!!
 
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希望としてはこのあたりに取付けたいのです・・・
 
あくまでシロウト考えですが、
暖まった空気は高いところへ流れていくような気がするので、
天井に限りなく近い位置でさらに角っこに設置すれば効率よく換気できるのではと!
 
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シャッターケース分の段差の上のこのあたりね!
 
実はずっと前から「換気扇」本体は手元にあったのですが、
ワタクシのようなシロウトが「壁に穴を開ける」という大胆な作業ができるのか?
 
どうしても勇気が出ず躊躇したまま3年が経ってしまいました・・・
 
ガレージ内壁のOSB構造用合板と外装のガルバニウム鋼板の穴あけ、
そして断熱材や下地の木?などを避けながらのちょっと小難しい作業になるので、
失敗したらシャレにならんのです!
 
なのでここはやはり、
このガレージを作ってくれたプロにお願いすることにしました!
 
ちょうど別件で来てもらう用事もありましたので。
 

 
2017年11月のある日、ガレージのプロがやって来た!
 
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さすがこのガレージを作ったプロ!
躊躇することなく穴の位置を決めササッと穴あけを開始!
 
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穴を開けるのは簡単なように見えますが、
単純にジグソーや大きいホールソーを使うと断熱材を巻き込んでしまいます。
 
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穴の左側が壁の中にある支柱ギリギリの位置でした!
 
穴を開ける作業自体は簡単でも、
ガレージの骨格(構造)を知っていないとやはり簡単に穴の位置は決められませんね。
 
やっぱりプロに任せてよかった!
 
ガレージの中と外を貫通するφ100のパイプと換気扇カバーを取り付けて終了です。
 

 
換気扇の取付け&電気配線はワタクシが!
 
本当はシロウト電気配線はダメなんでしょうがそんなもん関係あらへん!
 
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サササッと換気扇の設置が完了!
 
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スイッチは元からあるこの中継ボックスに取り付けました。
 
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秘密のスイッチ(なぜ?)です。
 
パッと見では判りにく~いのがええ感じです・・・
 
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さっそくスイッチON!
 
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この換気扇はスイッチONでカバーがウィーンと開くんですね。
 
スイッチOFFで密閉状態になるので外部からのホコリが入りにくいはず
いやあ、ええ感じになりました!
 
理想を言えばガレージ内の空気の流れを作るために、
換気扇と対角線の位置に吸い込み口?を設けるのがベストだとは思いますが!
 
窓も2ヶ所あるのでそこまではいいや!
 
まあ、
実際問題こんなチンチクリンの換気扇ではそれほどの効果はないでしょうね。
 
それでもないよりはマシ!
少しでも効果があればそれでヨシ! ということにします。
 

 
さて、
ガレージを作ってくれたプロに来てもらった別件の用事とは・・・?
 
床への雨水浸入対策です。
 
ガレージの床は土間コンクリートの上に「アルミ縞板」が貼ってあります。
 
その土間コンクリートとアルミ縞板の間に、
雨水が浸み込んでしまい脚で踏むとブカブカと音がするのです・・・
 
晴れた日が続けば自然に乾き、雨が降るとまたブカブカ・・・という繰り返しです。
 
整備や掃除などのことを考えると、
フラットな土間に耐ガソリン性の床用塗料で仕上げた方がいいのですが・・・
 
アルミ縞板の方が
秘密基地みたいでカッコええのでね!
(あくまで個人の趣味の世界なのでご容赦くださいませ・・・)
 
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雨水の浸入ですが、
決して天井や壁からということではなく、
この出入口ドア付近に降った雨水がわずかな穴から浸み込んでいくっぽいのです。
 
わずか~なコーキングの隙間からジワジワと雨水が浸入し、
徐々にその隙間が大きくなって「毛細管現象」でどんどん吸い上げていくそうです。
 
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出入口ドアの前のアルミ縞板を外しました。
 
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ガレージの外から水をかけて雨水の浸入経路を特定した後、
土間と鉄骨の間のコーキング剤をすべて除去して完全乾燥させた後、
再度鉄骨の下側部分にコーキングの打ち直しを行いました。
 
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そしてアルミ縞板を元に戻して、
今度はアルミ縞板と鉄骨の間のコーキングの打ち直しをして作業はすべて終了です。
 
いやあ、これで梅雨時も安心です!