2018.03.21
 
2014年10月
純正デジタルメーター()は残念ながら完全にお亡くなりになりました・・・
 
ある程度は予測していたので、
次のデジタルメーターはすでに決定済み、速攻で発注しました!!
 
 
しばらくの間、
何の反応も表示もされない純正デジタルメーター()を眺めながら走ることに。
 
なんと虚しい・・・
 
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純正デジタルメーター()を撤去してACE-6552の仮置き状態です。
 
この時はまだ、
無事に取り付けられるかどうかは判らないけども、
現物がないことにはどうしようもないので思いきって買ってみたよという段階です。
 
アカンかったらどうしよう?と不安で仕方がない心理状態ですね。
 
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配線はまあ何とかなるとして問題はやはりメーター本体の取り付け方法ですね。
 
位置、角度、操作性、ハーネスの引き回しなどの検討中です。
 
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当たり前のことですが、
ポン付けは無理なので専用ステーを製作するなどして取付けなければなりません。
 
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このデジタルメーターは単体ではこんな形状です。
 
私の個人的な感覚ではあまりカッコいいとは思えません・・・
 
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幸いなことにこんな専用のステーが用意されていました。
 
これの存在がこのメーター採用の決定打でした。 
 
これを活用する前提でオリジナルステーを設計することに。
 
オリジナルステーの製作にあたっては、
デジタルメーターを仮置きして採寸するという作業を日々繰り返し、
ステン素材を何パターンもカットしては微調整を行い進めていきました。
 
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純正のキーシリンダーはメーター下のインジケーターに組み込まれていたので、
新しく製作するステーにも同じような位置に組み込めるよう設計しました。
 
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これ以降の写真は2018年現在のものです
 
取付けにあたって純正デジタルメーターのホルダーは不要ですが、
撤去してしまうとライトガードのいろいろな部分が剥き出しになってしまいます。
 
それではちょっとみっともないので、
若干加工してメーターまわりの保護用に活用することにしました。
 
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ステアリングを左右目いっぱいに切った状態で
ハンドガードが当たらない形状に決定するまでの地味~な採寸が大変でした。
 
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オリジナルステー用のカラーを製作してメーターの高さ調整をしました。
 
メーター裏側のカバーを製作しオリジナルステーとそのカバーに
お化粧代わりのカーボン調カッティングシートを貼って取付けは終了です。
 

 
続きまして配線です。
 
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多機能デジタルメーター ACE-6552の配線図
 
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XR BAJA(MD30)の配線図
 
純正デジタルメーターとは当然ながら配線がまったく異なるので、
サービスマニュアルの配線図を元に整合を取る作業が地味~に大変でした。
 
デジタルメーター側のハーネスを車体側に合わせてカットし端子の打ち直し、
追加で必要になるハーネスの製作などまるっきり全部の配線をやり直しました。
 
最後に、
この時点までの走行距離(オドメーターの数値)をどうするかですが、
このメーターは取付け時に1回だけその数値を入力できるようになっていました。
 
純正デジタルメーター()が完全に壊れる2~3日前から、
デジタル数字の表示の一部が欠けたりチラつきが出るなどの兆候が出ていました。
 
その日から毎日オドメーターの数値をノートに記録しておくことにしていました。
この記録が設定時に役に立ちました!
 
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取付完了までの長かった2週間が終わりました。
個人的には「結構な大工事」だったので完成した時は感慨ひとしおでした!