2017.01.09
リフレッシュ計画 最終回です。
それでは「焼き付け塗装」を行います。
自作ステーのついでに塗装するもうひとつの「アレ」とは?

このサイドスタンドです。
塗装が薄くなってきて特にスプリングから下はサビ?のような色合いで・・・

いきなりですが、
サイドスタンド表面の塗装を剥がし脱脂をして塗装しました。
この塗料の用途として、
サイドスタンドのようなキズのつきやすい部分に塗ることが適当なのかどうか?
どうなんでしょう・・・?
この後自作ステーも塗装しました。
塗装が乾くまでの時間を使って、
スクリーンのブラケットを「普通のツヤ消しブラック」で塗装しました。

外すのが面倒だったので適当にマスキングしてこの状態で塗装しました。
それでは「焼き付け」の準備を。

オリジナル「焼き付けブース」です。

ただの段ボール箱にホットガンを突っ込んだだけなんですが・・・

焼き付け中の内部温度を測定するために「温度計」をセットしました。
内部は少しでも温度が上がるようにガスレンジ用のアルミカバーをつけました。
試しにホットガンをONにして内部が何度まで上がるかを確認してみました。

焼き付けは150~200℃で15分以上加熱とのことでしたのでまあOKですね!
とは言うものの・・・
この「150~200℃」という温度についてネットで調べましたが、
いわゆるトースターやホットガンなどの熱や熱風を対象物に直接当てる温度なのか、
今回のように塗装ブース内の「温度」を150~200℃に保つということなのか?
(あくまでプロではなく素人レベルの焼き付けとして)
どっちなんでしょう?
よく判りませんがまあ今回はこのまま進めます。
平均して約170℃で念のために25分焼き付けを行いました。
途中で煙が出てきてちょっと焦りましたが・・・
(そういうものなんだそうです)

焼きあがった?サイドスタンドです。

同じくレーダーの自作ステーです。
正直言ってここまでツヤ消しだとは思いませんでした・・・
サイドスタンドを元に戻しました。

こうやって見るとツヤ消しなので変化が判りにくいですね。

見た目はまあまあきれいになりましたが問題は塗装面の耐久性ですね。
特にサイドスタンドは走る度に脚で蹴り上げる(払う)のでどこまでもつのか?
スクリーンとレーダーの自作ステーを組み付けました。

あくまで自己満足ですがええ感じです。
レーダーを取り付ける前に画面の修正をします。

(写真はスクリーンのブラケット、自作ステーの塗装前です)
画面の表面が劣化して「クリア層?」が剥がれてきていました。
これではちょっと「みすぼらしい」ので少々キズがつくのを覚悟で剥がします。

3000番の耐水ペーパーで表面を剥がしてコンパウンドで磨きました。
(3000番の選択には何の根拠もありません・・・)
予想通り薄いキズがつきましたがまあヨシです。
どっちにしても昼間は画面がよく見えませんしね・・・

夜間はバッチシです。

ブラケットの金属剥き出し部分がブラック塗装によりええ感じになりました。
後は細かいところを少々・・・

メーターホルダー横とライトケースのボルトですが、
やはり紫外線の影響なのか色が抜けてサビも出てきています。

色が抜けるということはアルマイト処理なのかな?

メーターホルダー横のボルトを純正の新品と交換します。

比較すると色の違いがよく判ります。
段付きの特殊なボルトなので簡単に他のものに変えられないんです・・・

ライトケースのボルトも新品に交換します。

交換が終わりました。
まあ、これだけのことなんですが・・・
最後にOz-Worksサイレンサーのボルトを交換します。

以前このサイレンサーが、
「フルパワーなのかローノイズなのか」を調べる際に緩めようとして、
サイレンサー裏側のボルトの六角穴を完全にナメてしまいました。

M6×10mmです。
このボルトは「ボタンキャップボルト」というらしいです。
右側の1本が完全にナメてしまったボルトで頭がガリガリになっています。

六角レンチが完全に空回りしてしまったので「ネジザウルス」で外したんです。
持っててよかったネジザウルス!
コレ案外いいです!

あまり見た目が変わりませんが交換終了です。
それでは最後の仕上げに・・・

メーターのリマインダーをリセットして終了です。
オイル交換の目安として3,000kmに設定しています。
今回の作業でタイヤ、オイル、フィルター、プラグを
同時に交換してますので今後の管理がちょっと判りやすいですね。
現在 38,670kmです。
ここまでほんとに長かったですが今回のリフレッシュ計画は以上で終了です。
(というよりも本当はまだまだありますがいつまでもキリがない・・・)
疲れました・・・