先日、OZ-Worksのサイレンサーについて調べようとした時です。
 
ふと気づいてしまいました。
 
「あれ・・・?」
 
なにやら違和感が・・・
 
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どこかおかしいですよね? お判りでしょうか?
 
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チェーンスライダーがぁ!
 
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外れてるぅ!!
 
先日のツーリングから帰ってきて今まで全然気づきませんでした。
 
パッと見でこれを見つけた時点では、
このパーツは「スイングアーム側に残った部分との一体モノ」だと勘違いしていて、
「うわっ、ちぎれた! えらいこっちゃ!」と1人で大騒ぎしていましたが・・・
 
でも実は違っていて、 確かにちぎれてはいない
 
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この固定用のパーツとは別部品ということが判り、
「ああ、このパーツから外れただけだったんだ」と胸を撫で下ろしました。
 
そんな訳ないですよねー
 
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なので特に深く考えることもなく
「あっという間に元通りさ」とこの時は思ってしまいました。 あはは・・・
 
でもなんとなく疑問は残りました。
 
「じゃあ、なんで外れたんだろ?」 そう、ここでもっと考えなければ!
 
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チェーンスライダーをよく見てみると表面に細かいヒビ割れが多数ありました。
 
「劣化だな!」 恐ろしく安直な考え
 
今はいいですが、
近いうちに交換する必要があるなと思いパーツリストを見てみました。
 
純正部品番号「52170-KZ1-671 スライダー、チェン」
 
2007年2月当時のパーツカタログでの希望小売価格 2,840円
2016年9月現在の希望小売価格 4,579円!
どえらい値上げされてる!
 
実に1.6倍です・・・
 
2007年当時からでもこの価格上昇なので、
BAJAの年式の2000年当時からしたら2倍ぐらいになっているのかもしれませんね。
 
それはそうと、
パーツカタログを見ていて驚愕の事実に気づいてしまいました・・・
 
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写真中央の「14番」がチェーンスライダー、「15番」が先ほどのパーツです。
 
「あれ・・・?」
 
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チェーンスライダーの先端形状が違う!
 
丸くなってる!
 
これが現状のチェーンスライダーの先端形状です。
 
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普段気にしたこともなかった部分なので元の形状を憶えてなかったです。
あまりにきれいな断面だったので「元からこういう形状」なんだと思っていました。
 
そんな訳ないでしょうに・・・
 
そして再びパーツを外してスイングアームをよく見てみると・・・
 
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クッキリと丸~く跡が残っていました。 さっきの時点で気づきなさいよ・・・
 
よく知らなかったとはいえ普通に考えれば判ることですよね・・・
 
もしや?と思い、念のためにスイングアーム下も見てみると、
 
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すでに1ヶ所割れてました。
もはや外れるのも時間の問題でしたね・・・
 
これはもう仕方ないですね。
なんせうちのBAJAは今年で16年選手ですから。
 
例えば、
チェーンスライダーがスイングアームから完全になくなるとどうなるんでしょうね?
 
チェーンが少したるんでスイングアームがキズキズになるとか・・・?
 
なんにせよこのままでは良くありません。
 
純正部品のあまりの価格上昇に少々納得いかない部分もありますが、
もうこれはどうしようもないことなので仕方なく発注しておきました。
 
それにしても高いなぁ・・・