2016.09.09
 
今回は「超個人的」な思い入れの話をひとつ。
 
その昔、
私の住んでいた尾張北部にはおいしい「おにぎり屋さん?」がありました。
 
その名も「子の子」← " ねのこ "と読む。
 
ご存じの方いらっしゃいますでしょうか?
 
この地域だけでもいくつか店舗があったのでチェーン店だと思います。
 
他の地域や県外にもあったのかもしれませんが、
当時は基本チャリンコのかなりせまい範囲で生きていたので実際には知りません。
 
とにかく私は"子の子"の「海苔がしっとりしたおにぎり」が大好きでした。
 
"子の子"のおにぎりの特徴は・・・
 
・海苔がしっとり
・分厚くて三角形のエッジの効いた造形
・具だくさん
・安い(ハッキリ覚えてませんが80~100円ぐらい?)
 
当時はまだコンビニも少なく、
個人的にはお店でおにぎりを買うとなれば必然的に「子の子」でした。
 
おにぎりだけではなく、五目ごはんやカレー、お惣菜なども売っていました。
 
私のお気に入りだったのは「五目いなり」 ← おにぎりじゃないやん・・・
 
 
当時の私はコンビニの「パリパリの海苔」のおにぎりには拒否反応がありました。
 
ちょっと余談ですが、
引っぱるだけの「おにぎりQ」なんてのもありましたね!
 
と思ってたら現在もあるんですね。
 
ちょっとビックリです。(現在は引っぱるタイプではないみたいです)
 
当時私が知っていた"子の子"はこの3店舗だけです。
 
 
各店舗の名称は適当につけてあります。
 
特にこの大口のお店。
 
朝、学校へ行く時に寄って昼ごはんとして買っていました。
 
このお店には店舗の裏に工場がありました。
なのでいつも勝手に「作りたてやん」と喜んでいました・・・
 
おにぎりを買った後、
R41の交差点の信号待ちで目の前を走り去るバイクをいつも見ていました。
 
「あっ、500ガンマだ!」
「おおっ、ロスマンズのNS400Rだ!」
「あっ、後方排気のTZRやん!」
「おっ、すげえ! KR-1だ! しかもSだ!」
「珍しい! 今日はきっとええことあるぞ!」 とか言っていました。
 
あの時聴いた後方排気の甲高い音・・・、いまだに覚えています。
 
懐かしいなぁ。
 

 
先日ふと思い出し、
すでに存在しないことは判っていながらも「子の子」をネットで検索してみました。
 
ほとんど情報のない中で「子の子のおにぎりに近いのでは?」というお店を発見。
 
そして訪ねてみたのがここです。
 
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おにぎりのユリ
 
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お店は本巣市のR157沿い、岐阜第一高校の向かいにあります。
 
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おにぎりがいろいろ並んでいます。
 
おばちゃんも愛想が良くてええ感じです。
 
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なんだか「ええ感じの包み」です。
 
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左から「味つけ、豚のうま煮、こんぶ、しぐれ」です。
 
ビジュアルも素晴らしい!
 
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具だくさんです!
しぐれが一番おいしかったですね~。
 
先日の冠山峠で食べた「おにぎり」はこれでした!
 
実際のところ、
これを食べたいと思ったから「その方面」のルートを決めたようなもんです。
 
遠い昔の記憶なのでちょっと曖昧ですが、
確かに「子の子」のおにぎりに近い感じがしました。
 
こちらの方へ来る時にはぜひ寄りたいですね~