日の出をむかえる 夜中の3時に一段落つくも、せっかく泥でかたまった孔が崩れて、また孔がうまるということがないよう、すぐカバーケーシングを入れる作業に。

これは、井戸孔を固定し、帯水層にスクリーンを設置するという井戸施工の中でかなり重要な作業。睡眠十分でない、みんなでも集中力は、更にたかまります。

一度、トラブルが起こると、次から次へとトラブルがおこるので、いつでも慎重に慎重に作業を行います。

皆の心配は、準備しているカバーケーシングが全部スムーズにはいるかということ、最後に余れば、途中で壁が崩れ、底にまた泥や砂が堆積していることも考えられます。まっすぐに慎重にでも素早く、パイプをみんなで締めて、溶接作業をして、1本1本うめていきます。

結局、村で朝日を見ることに。朝の10時に予定していた全てのカバーパイプがうまりました。ドリラーは、パイプを埋め終え、機械のエンジンを切るとバタンとその場に座り込む。

村人も掘削チームメンバーも助っ人メンバーもみんんなに笑顔がこぼれた。「やったー!」ふりかえれば、怒涛の50時間、感動の朝を迎えることができました。このあとも、まだまだ作業は、続きます。