他者からの承認を得ることで、自分に自信を持とうとする性向が私たちにはありますね。私たち社会的動物たる人間にとって、他者からの承認を得るということが、自分に自信を持つのに、絶対的に必要なことなのかもしれませんね。少なくとも、自信を持てるようになるまでの初期または中期段階においては。

人間の精神の基底部に「不安」というものがありますね。この「不安」というのは、究極的には生存することに対する不安だと言えるのでしょうか。生存するためには、他者(自分が属するコミニュティーのメンバー)の助けがどうしても必要である。だから、コミニュティーのメンバーから自分が承認されないといけないということを、人は無自覚的にも思ってしまうものなのでしょうね。端的な例が、赤ん坊(子供)は母親に嫌われては生きてはいけないと分っているので、母親に好かれよう、母親に気に入られようとする。そういうことの延長線上に、大人になって以降も、人は他者からの承認欲求を持つことになるのではないですか。

心の中で持ってしまっている「不安」、そしてこの不安からの脱却ということについて、あなたはどのように考えますか。