Life is dance

Life is dance

人は忘れることが出来る生き物らしいので、忘れたくないことを書いておこうかと・・・

Amebaでブログを始めよう!
「百年目のラブレター」横浜公演の出演者サイン入り台本が数量限定で発売されてますよ~(*^^*)。

ねねプロジェクトさんはいつもこっそりひっそりアップされるので、私もこっそりファンの方にシェアw

意外と早く次のブログを書くことになろうとは…(苦笑)。
だってね、それほど凄い作品だったわけですよ。
今年一発目の観劇がこれで良かったのかそうでないのか…w。

OuBaiTo-Ri presents「グレートフルグレープフルーツ」@八幡山ワーサルシアター

通称グレグレ。
チラシのあらすじを見ると女性は特に少々二の足を踏みそうな感じだったのですけど、いやいや、そこは末原拓馬さんですよ!←偉そうに言ってるけど”おぼんろ”は数回しか観てません(;^ω^)。
ものすごい作品を年初から持ってきて下さいました!

ストーリーとかの説明はぶっとばしちゃいますよ。
チラシのイメージとは実際はかなり違ったテイストの舞台でした。ざっくり言うと赤い糸がからまっちゃう話ですかね。←ざっくりしすぎ。

もうね、声を大にして言いたいのは(ツイッターではさんざん呟きましたけど)
久々にどんぴしゃど真ん中、私達芳樹マニアが観たかった芳樹さんがそこにいらっしゃいました!!!
遠慮なしの芳樹ワールド全開でした。
愛されてる事に鈍感で、愛する事に臆病で、浮世離れした佇まいに、人を惑わす魅惑の声。
この世とあの世の間くらいを彷徨って生きているのが全然不思議じゃない感じにふわ~~っとしているのに圧倒的な存在感。
静かな佇まいなのに、心はヒリヒリに傷付き易く繊細で。。。
いやもう、参りました。お手上げです。
全力で芳樹さんでした。←日本語変。

更に笠原さんは、そんな芳樹テルオを小さい頃かずっとずっとただひたすらまっすぐに大好きな幼馴染の影彦で。
893になっても単細胞だけどひたすらまっすぐで、まっすぐな故に傷付いて臆病になって、大好きな大好きなテルオに幸せになって欲しいのに、現実はテルオが悲しむ事しかできなくなってしまう。とても不器用だけど優しい優しい影彦。
 
もう二人が切なくて愛しくて、心がきゅーーーっと締め付けられて。
ラストなんて酷い事になっちゃうんだけど、それでもこの二人が幸せならそれでいいよねって気持ちになってしまう。

他の3人もね。
皆とても愛しくて素敵だったんですよ!!!

でもとりあえず芳樹さんについて語りまくりたいわけですよ。←最初に戻る
もう初っ端からすごかったです。
めぐみさん演じるヒカリの生い立ちバックグラウンドの語りの後に、す~~っと異次元からやってきたような芳樹テルオ。
「こ、独、どくどく…心臓の音」みたいな台詞で始まる声が…そう、声がね、大好きな芳樹さんの大好きなトーンの声なんです!
ヴァリエとかジョージ(スリーメンじゃなくてヴァンレジェね)とかの響きを思い出して下さい。どこか冷淡なのに透き通るようででも悲しそうで優しい響きの声。
あの声で優しく声かけられたら、そりゃホームレス達だって命奪われる事になっても「ありがとう、ありがとう」って泪流しますわね。
そんなテルオも追いつめられて追いつめられて最後爆発してあんな状態にならないと自分の気持ちを伝えられない不器用な青年でした。
だって25年もずーーーっと言えずにいたんですよ。すげぃ。。

でも、そんながっつりヒリヒリのドラマだけでなく、お笑いポイントもいっぱいあって、本当に楽しい舞台でした。

芳樹さん、笠原さんも編集者のお気楽社員だったりするしw

新幹線で、笠原影彦のキャラメルポップコーンが散らばったショックの中、突然始まる「ポップコーンの歌」。しかもどこからともなくやってきて伴奏兼デュエットする芳樹さん。もう、大真面目に熱唱する二人が可笑しくて楽しくて。
笠原さんのソロもびっくりするくらい(おいっ)素敵で♪
これは4月のライブも楽しみですね♪
オーバイトーリのテーマも皆さん楽しそうで!あのダンスも某流行のダンスに負けないくらい楽しい♪

さて、他の3人の魅力的な役者さんについても。

 

めぐみさんは、 ジョウキゲンで初めて観たときから大好きな女優さんです。

声がね、今回の役者さん全員そうなんですけど、声がとても魅力的。

あのハスキーヴォイスでの「バッチグー」がカッコよくて粋で♪

「なんじゃそりゃ」とか絶妙に可愛いんですよね。

ヒカリはめっちゃモテモテだけどわかるな~。いないお父さんからグレートフルなグレープフルーツをもらって、やっと前へ進めることが出来たのかな?

 

土田さんは去年の夏、軽井沢でのKEB「夏夜」のディミで初めて拝見したんですけど、全く別人でしたw

いや、別の役やってるんだから当然なんですけど、あんなにチャーミングだったとは♪

あ、もちろんディミも面白かったんですよ。

しかしとにかくクズマルが可愛くて可愛くて、本当にあの舞台での癒しでした♪

彼が出てくるだけでホッとしました。

あの異質の世界の中で唯一現実をちゃんと生きてる人だった。なのに周りの宇宙人(こら)達とも違和感なく交流できるクズマルは凄いっw

それとオーバイトーリのテーマ曲の時、キャベツの千切りをまめまめしく片付けてる土田さんがツボでしたw

 

さひがしさんは色んな役を演じられていたわけですが、それすら最後の方のヒカリとの会話で一人で何役も演る意味があることを知り、改めて末原拓馬すげぃ。。。っと驚愕しました。

私はさひがしさんの演じた役では、おひたし好きのホームレスがかなりお気に入りで、隙あらば友達とそうだぬ~♪っと入れてしまいそうだぬ。

 

黒い小箱に上に両手を重ねて

もう全てを終わりにしたいと願ったテルオ。

ずっとテルオと一緒にいられますようにと願った影彦。

2人の願いは”ししこり”によって叶えられた事になるんだなぁ……どんな形であれ。

っとぼんやり今想ってます。

 

今回3回観に行けたのだけど、観る度に新たな発見、ラストの感じ方も違い、まだまだ観ていたかったなぁ。

是非是非同じメンバーで再演して下さい!!!

ポップにコーンしたいです♪