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【瀋陽=西村大輔、ソウル=牧野愛博】韓国政府高官は26日、北朝鮮の金正日(キム・ジョンイル)総書記が同日未明に中国を訪れた可能性があることを明らかにした。北朝鮮の特別列車が咸鏡北道(ハムギョンブクト)から中国・図們市に向けて中朝国境を越えた情報を把握しているという。金総書記の訪中が確認されれば、今年5月以来。
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中国側の関係者によれば、習近平(シー・チンピン)国家副主席ら中国政府高官が26日午前、吉林省長春市の空港に到着し、同省吉林市に向かった模様だ。同市には北朝鮮の故金日成(キム・イルソン)国家主席が卒業した中学校があり、金総書記の5月の訪中時に視察候補地に挙げられていた。
金総書記の訪中が事実であれば、「ポスト金正日体制」や経済支援などを含む中朝関係の懸案問題や北朝鮮の核開発を巡る6者協議再開問題などが話し合われる可能性がある。金総書記の後継者とされ、来月の朝鮮労働党代表者会で党の要職に就く可能性が指摘されている三男のジョンウン氏の同行も焦点だ。
一方、平壌には米国のカーター元大統領が25日から滞在している。米朝対話の再開を目指し、金総書記がカーター氏と会談した可能性があるが、北朝鮮メディアは26日午前現在、両氏の会談があったかどうか伝えていない。