母が庭で花を育てて、それをいけばなにして飾っています。

その写真を、写真集にしてプレゼントしました。

そしたら、

 

「これ、私の宝物だわ✨」

 

と、大変喜んでくれました。

 

少し前のいけばなであっても、

 

花が咲いて嬉しかった

工夫して上手くいった

きれいに活けられた 

弟が育てた蘭を送ってくれた 等々

 

その時々の感情が、ありありと沸き上がって来るから、

不思議と言われました。

 

「生きてきた証」

とも言ってくれました。

 

 

正直、そこまで喜んでくれるとは思ってなかったので、

凄く嬉しかったです飛び出すハート

 

実は、母のいけばなを撮影しようと思ったきっかけがあります。

 

祖母はいつも花を活けておられたのですが、

いつもの(普段の)生け花の写真が一枚もないんです。

 

ここういうお正月のや、お茶会の時のは少しあります。

(花入れが青竹なんですよ。凄いなあ・・・)

 

後から、「いつも活けてくれてはった」と振り返りたくても、写真がないと、なかなか思い出せません。

撮っておけばよかったと後悔しています。

 

だから、母の普段のいけばなを、一生懸命撮りためて来ました。

 

でもあんまりたくさんあるので、どうやって作れば良いか、

どんなテーマにするか分からず、そのままになっていました。

今まで写真集は6冊作って来ました。

それらは、海外旅行や行事などテーマがはっきりしていました。

でも、いけばなのくくりでテーマって何かな?

お正月などの行事にするか、バラを中心にするか、

1メートル以上のものばかりにするか、等色々考えてみました。

でもそれだと、同じような写真になってしまいます。

テーマを決めず、

とにかく1冊作ってみよう!

初めから完璧を目指さなくても良い!

 

それで、作ることが出来ました。

 

作り方は、

チューリップピンクパソコンに入っている一番古い写真から、気に入ったものを、とにかく選ぶ。

チューリップピンク100枚になったら、やめる。

そしたら、5年分くらいになりました。

チューリップ紫そこから、シーズンごとにベストを選び、大きな写真にする。

チューリップ紫見開きは、なるべく違った感じになるよう、花の種類や花器が被らないよう、なるべく異なる印象のものを選ぶ。

これは、載せる、載せないのジャッジに有効でした。

 

最初の1冊にしたら、良いものができたと思います。

今度は、1年だけをピックアップして100枚、載せてみようかと思います。

写真は小さくなりますが、数の力を堪能できるかな?ニコニコ