自分の人生で大きな分岐点になったのが17歳の歳だった。
この話を信じてもらえるかはわからないけど、信じてもらえなくても仕方ないと思う。
16から17歳になる年に僕は頭が壊れてしまったらしく、見える世界が全部真新しくなって、
何もかもを忘れてしまうという症状に襲われた。
もちろん自分の名前も忘れたし、顔を見ても気持ち悪いくらい他人に見えた。
ぼうっとしてる感覚で、交通事故から目覚めた時みたいな感覚かも。
それででかい不安に襲われてまるっきり食事が取れなくなった。
当時実家で母親と暮らしていて、家にはいつも複数の男たちがいる環境だった。
母親のことも、男達のことも、全くの他人に見えてすごく恐ろしかった。
食べれないからめまいが酷くて歩けなくなって母親が救急車を呼んだ。
いろんな検査したけど結局精神病院に入れられて、数ヶ月入院した。
解離性健忘って診断だった。
最初はおかしいのは自分ではなくて、周りだと思っていた。
誘拐されて記憶を消されてるのかも?とか笑
だけど医師の話を聞いていくとどんどん自分が記憶が飛んじゃってるんだと理解してきて
毎日ベッドで薬を飲みながら点滴されながら、1人の時間に本を読んだり音楽を聴いたり文章を書いたり
そうやって過ごしていたけど、ちょっとずつ思い出すことが増えてきて、不安が減っていった。それで
食事もちょっとずつできるようになった。
退院するころには自分の感覚ではほとんどの記憶は戻った、という感覚だった。
だけど今でも子供の時の記憶はぼんやりしてるし、中学の頃は覚えているのに、卒業してからこの症状に襲われた時までの記憶はすっかり無くなったまんま。進学もしてないし仕事もしてなかったのは知ってる。だからその期間自分が何をしていたのかわからない。
母親は医者の前では心配してるふりをしてたけど、退院して帰ったら別人みたいで、ああそうそう、て
その感じも思い出した。家にいる男達は、なんなのか分からないけど、退院後家で寝てると、寝腐ってる役立たずとか言ってきたり、何か食べようとすると、働かざる者食うべからず!とか怒鳴られたり蹴飛ばされることもあった。肩身が狭くて息ができなかった。医者からはしばらく療養してって言われたし、通院も親が一緒にみたいな話だったから母親はめんどくさい、とか最悪、て言ってた。
そんな頃マダムと出会った。ネットで。
マダムに自分の写真を送ったら、会おう会おうと言ってきて、ご飯を食べさせてあげると言われた。メッセージやりとりしててもすごく優しくて癒された。だから結構すぐに実際会った。
長くなっちゃったから一回切る。
なんのオチもなくてごめんなさい。
自分の人生を整理してる。