東ティモールと言う国は、２０年以上の長い独立運動の末、
２００２年にインドネシアから独立した小さな国です。
政府をもっていてもその機能を十分に果たしているとはいえず、教育、文化、人々の生活には
問題が山積み。まさに発展途上国。
私たちの住む日本とはかけ離れた、あまり縁のない国のように見えますが
ティモール海でとれる天然ガスは日本に輸出され、冬場のヒーターにつかわれていたり
第二次世界大戦中に、日本軍はこの国にやって来て女性達を従軍慰安婦として働かせて
いたそうです。
そんな歴史を持つ国で、明るく懸命に生きる東ティモールの人々を撮影した
erikoさんの写真展がヴィアーレで１１月３０日まで開催中です。
～erikoさんのプロフィール～
熊本市出身。テレビ局の報道記者、番組ディレクターなどを経て2008年退社。
2010年University of ULster大学院でPeace and Conflict Studiesの修士号取得。
熊本市のフェアトレードシティ推進委員会所属。
2010年12月からUNIFEM東ティモール事務局でインターンとして働く予定。