涙の落ちる速度【初回限定盤A】/ランティス
¥4,114
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1曲目「ウェンディ」のイントロでこのアルバムの価値が決まりました。
わくわくするようなギターのイントロ、迷いながら、必死にもがきながら、
それでも前を向いていこうとする憂いの歌詞。もうこれで決まり。

この後に、アニメタイアップがごろごろ。特に「なないろびより」の曲のさわやかさ、
そして、「影踏み」のあの映像の浮かぶ歌詞と曲展開。

中盤だれそうな感じだったが、終盤の流れが素晴らしく、心地良かった。

ライブに行くのが、非常に楽しみになった1枚である。


野生のたてがみ 靡かせて
暗い井戸道 掘り下げて
どんなとこでも行けるのだ
気分 気高き ライオン

高い壁でも乗り越えて
軟弱な奴には 爪立てて
濡れた黒道 蹴り上げた
誇り高い 気高き ライオン

空は飛べない
翼だって持っていない
地に足ついていない
なりたい の ライオン

月影色した細長いスコープ
宇宙を見てたの 屋根の上で

今日もおまえとにらめっこ
だけど一歩も動けぬよ
恐れ多くも百獣の王
野生 気高き ライオン
昨日、僕に会ったよ
少しだけ遠い昔のお話
古ぼけたタイムマシンに乗って

銀のベンチ 腰掛けた
アタルとラムになって笑ってた
それを見た
ただ飽きれて笑った

9月の春 生ぬるい空気蹴飛ばして
幸せそうな顔してたんだ

大丈夫そうだ

ちょうちんランプ並べて
行き先はどこか告げないで
ざわつく夜を切り取った
18.9才と9月の春

いまと昔比べて
変わったものはそんなにないよ
あの月も同じ顔をしてる

まるで昨日
あの日の僕 君と同じ時代の下
流れていたんだ

相変わらずだ

君とちょうちんランプ並べて
行き先はどこか告げないで
ざわつく夜を切り取った
大人になってる 君と僕

ちょうちんランプ並べて
行き先はどこか告げないで
ざわつく夜を切り取った
18.9才と9月の春