友人と言えども価値観の相違があるのは至極当たり前な事である。
それはおかしな事ではないし、そこで平和的解決がするのが友人との関係を保つ秘訣だ。
とある友人は、専ら私にこう指摘してくる
お前には協調性がない
この言葉を発しないと蕁麻疹が出るのか知ったことではないが、よく言ってくる。耳にタコができそうだ。
グダグダするのも嫌なんで先に私の自論を述べよう
協調性とか言う奴。大抵しょうもない
そもそも協調性の意味を理解しないで使っていると思うんだ。
協調性とはいかなるものか。調べてみた。
協調性とは、たとえ自分と価値観や考え方が異なっていたとしても、譲歩しながら最適な関係や答えを導いていける性質のことを言います。
本来は意見が食い違った場合に最適解を探す必要があるはずだ。
しかし、グチグチ言ってくる奴の大抵はこれを理解出来ていない。
自分の言うことを素直に聞く=協調性がある人という糞みたいな解釈で他人を侮辱してくる。
自分は映画を観に行きたい。でも友達は遊園地に行きたいと言った場面があったとしよう。
その場合の解決策として最も正解に近いのは両者ともにメリットを感じるプランを提案する事だ。
「今日は遊園地。後日映画館に行こう」と言うのも良いし、別行動したって良い。
修学旅行じゃないしお金や時間の使い道は人それぞれだからね。
「お前は協調性がない。だから遊園地は諦めて映画館に来い」と言い強引に自分の思い通りに動かすと言う
解決方法は正しいのだろうか。
大抵の人は思うだろう。それは「協調性」なんかではなく、「わがまま」に過ぎない。
わがままや同調圧力をオブラートに包んでカッコつけてるだけ。
それに加えて当の本人は正当な弁論で相手の悪い点を指摘していると思い込んでいるから余計にタチが悪い。
友達はペットでもイエスマンでも家来でもない。友達は友達である。
クソみたいな投稿を読んでる人がいるのか分からないが身近にそう言う人がいたら
協調性がないんだと卑下しなくたって良い。「わがままな人だな」と軽くあしらえば良い。