音楽に救われつづけた夜を超えて~あたりまえに生きてるつもりでも今まで通り生きられない日常との決別 | “Mind Resolve” ~ この国の人間の心が どこまでも晴れわたる空のように澄みきる日は もう訪れないのだろうか‥
感情のコントロールできる?  打倒!精神世界公害&神を曲解してきた宗教の教え。 
    …生きるために役に立たなくなってきた旧い常識を棄てられない人類の風刺☂ネタ: 
    
感情のコントロールできるか?の以前に 
    自由意志を暴走されてしまうことが肉体に問題あるんじゃねぇの?
    ってことをいつも云ってんだけど 
    ヒト独り産まれる以前も産まれたあとも 
    こんだけ育つ場所がちがってるようじゃ…なぁ。
参加中だぜ! 
 
 
 
 
寝ても覚めても 
限られた情報に踊らされ 気づかぬまま 
すぐ身近にある水や空気を 
このまま汚し 穢しつづけても 
晴れ渡る空を背後に 
踏みしめる大地を脚もとに 
今日も昨日も狂いなく繰り返される日没に従い生きるなら 
肉体の血の巡りも 
細胞へゆきわたる酸素の流れも 
生きる力の迸りも 
それほどまでに 雨風の強い夜に妨げられることもない 
 
ごめんなさい 
わからないので おしえてください 
おねがいします 
ありがとう 
 
そのとき おそらく 
「あいつは そういうヤツだ」 「どうせ自分は…」 
そんなふうに単純に決めつけたり 
誰かと誰かを比較したり ひらきなおった者はいない 
 
人間が人間を解るものではないし 
人間が人間を治せるものではないし 
人間は自分以外の人間を救えない 
 
それでも いつかまた 
解ったフリ・できるフリをしてしまう人間にも 
自然界から必要とされなくなり 
自然界に捨てられるときがくる 
ある日また 
その日が来るまでの間には 
そこに与え 備えられた肉体ある本当に短い期間のうちには 
どんな思いをしてでも 
「今どうしても欲しい」と望みながら 
そこへ ようやく手に入れたモノであっても 
いつかまた あきてしまうと 
簡単に それを棄ててしまう 
 
ここ数年、数ヶ月、数週間、数日のうちに 
日増しに殖えてきたゴミの山 
 
それでも いつか必ず 
自分自身にも死が訪れる…
それが完全に決められている事実と承知のうえで
生きている間は その肉体を棄てることができない人間 
明日の朝 確実に目が覚める約束も その保証も なにもない
それのに 眠くなると平気で寝てしまう 
 
何によって生かされているのか? 
 
 
  Needle of Death by Bert Jansch  
Needle of Death by Bert Jansch  
 
 
寝ても覚めても 
限られた情報に撹乱されるまま 
すぐ身近にある水や空気を 
無意識のうちに穢し 汚染しつづけても 
晴れ渡る空を味方に 
両脚で踏みしめる大地を味方に 
今日も 昨日も 日の出・陽の入りに従い生きるなら 
その肉体の血の巡りも 
その細胞へゆきわたる酸素の流れも 
生きる力の迸りも 
それほどまでに 出口なき闇へ葬られることもない 
 
ごめんなさい
わからないので おしえてください
おねがいします
ありがとう
 
家族や連れ添い、先ゆく親兄弟がいても 
義理だてを圧し売る友情やカネがいくらあっても 
知らず知らずに自然界に生かされていた事実 から距離を置き 
独りで生きる時間が長くなってしまう人間 
  
人間が自分自身を解るものではないし 
ましてや他人について何も解らない人間が
人間を治せるものではないし 
自分以外の人間を救うこともできない 
 
ヒトがヒトの言葉で なにを どんなに丁寧に書き記そうとも 
それが果敢なく命の無駄遣いとして 
必要以上の知識が 必要以上の経済、財産が 必要以上の見栄や体裁や美貌が 
比較することを植え付け 競り合わせ 
ネタミ、ヒガミ、怨み辛みの苦渋を肉体に課し 
生かされている感謝を実感する素直さを見失い 
自然界との確執を拡げる 
最早 神も仏もヒトを救わないような時代 
気づけない者は気づけない 
もしも今また どこかで 誰か道へ倒れていても 
「だいじょうぶですか?」
なんて そんな声をかける余裕もなく 
その倒れた者の上を踏んづけて 
自分だけがまず前へ進んでゆくことが精一杯な人間 
そんな時代に乗り遅れながらも 
今日を必死に 懸命に生きることで精一杯な人間 
 
自分自身を見失う恐怖を感じなくなる人間 あるいは 
自分だけが生きて死んで 
この世が終わるような格好になってしまう人間 
 
ここ数日、数週間、数年、数十年、のうちに 
日増しに殖えてきた 
 
無意識に本来の自分らしさを見失い 
男らしさを飾り 女らしさを装い 
いま目の前にある問題から逃げ惑い 
言い逃れを繰り返す 
誰なのか? 他人なのか? 自分なのか? 
 
 
  U2: Slow dancing  
Slow dancing / Mickey Raphael; U2; Willie Nelson  
 
 
寝ても覚めても 
限られた情報で目もクチも耳も塞がれたまま 
すぐ身近にある水や空気を 
どれほど濁らせ 吸い込みつづけても 
澄みきった空を仰いで 
両脚で踏む大地に確かさを見出し 
今日も 昨日も 陽の流れに逆らうことなく生きるなら 
その肉体の血の巡りも 
その細胞へゆきわたる酸素の出し入れも 
生きる力の迸りも 
それほどまで 澱みに滞ることもない 
 
ごめんなさい
わからないので おしえてください
おねがいします
ありがとう
 
男として 女として 
生きることの素直さを見失い 
時間に追われ 数字を追いまわし 負いまわされ 
不可能を可能にする道筋からは ほど遠く 
あきらめず 「やればできる」と信じることも 
次の瞬間には無残に打ち砕かれる 
気づけない者は気づけない 
そして今はもう 
解らないことを解るヒトへ訊くどころか 
解らないことを解る者がいなくなってしまった 
 
人間が人間を解るものではないし 
人間は人間を治せないし 人間は人間を救えない 
 
今まさに 
肉体の苦しみを超えられない心 
嘆き哀しみのすべて 
肉体の変形をとりまく世界の変貌へ 
噛みあわず 追いつけず 人々は 
創られたままの状態には戻れない 
 
ごめんなさい
わからないので おしえてください
おねがいします
ありがとう
 
人間は人間について解らないし 
人間は人間を治せないし 
人間は自分以外の人間を救えない 
 
最早そこに そのように 
最初に創られた通り生きることも不可能なほど 
やがて肉体の自由が利かなくなり 
あらゆる生態系の狂いの中へ埋もれてゆく数々… 
気づけない者は気づけない 
今この世に この現実に生かされている人間でありながら 
自ら自然界の掟から外れ 
自分以外の者や他力へ頼ることを繰り返す人間 
 
ここ数日、数週間、数年、数十年、のうちに 
日増しに殖えてきた 
 
 
  Time Has Told Me - Nick Drake   
Time Has Told Me by Nick Drake