鼓童、Going To A Go-Go !  | “Mind Resolve” ~ この国の人間の心が どこまでも晴れわたる空のように澄みきる日は もう訪れないのだろうか‥

     鼓童、アース・セレブレーション2005 速報 2 
  
ストーンズの新作もスゴイが、こっちも凄まじい…。
8月19日から三日間に渡る、第18回の”地球祝祭”が終った。
最終日は予定動員数の2倍、
2千人を超える観客の熱気に城山公園の会場が包まれた夜。
果たしてここは本当に”佐渡”なのか?
というほど、音とパフォーマンスのすべては
ジャンルを超え、世代を超え、人種を超えた。
21日のステージ終盤に掲げられた
柿沼康二氏(http://www.kakinumakoji.net/
の三枚の大作は予想以上の国際芸術作となった。
 
・・・・で、俺は21日の深夜まで楽器や機材の搬出、会場のバラシ準備。
翌、22日は、雨と雷が逆巻く中、
朝8時半から19時過ぎまで、ステージの解体と資材搬出。
昼食は鼓童のアーティスト によるケータリング・サービスで
カレーライス。
 
 
kodo2005Tshit  
 
これもスタッフ以外は口にできないが
凄まじい旨さ。
鶉の卵がトリプルで入ってる。
付け合せは特大のステンレス・ボールの中で混ぜた納豆。
鼓童のステージそのものも
アーティストと研修生によって創作される。
もちろん、音響や照明、イントレ組み(ステージ基礎となる鉄骨資材)等、
担当の専門業者、各チームの編成はあるが、
設営から撤去までのすべてを鼓童スタッフが中心となって取り組まれている。
そこへ、佐渡市内在住の地元民や根強いファンの協力もある。
俺は地元民。
数年前、日本武道館を中心に
コンサート・ステージの仕込みとバラシを経験していたので、
資材の扱いには多少慣れてはいるが、
やはり毎日の仕事ではなくなってしまった今、
正直なところ感が鈍くなっている。
どんなステージもスケジュールに従い、
ある一定の時間内にケリをつけなければならない。
例えば、日本武道館で3夜に渡り、
エリック・クラプトンのライブがあっても、
昼間、柔道の大会がある時は、
当然、終演後から朝にかけてステージを撤去し、柔道の会場をつくる。
そして昼から再び、前日と同じステージを組む。
観客は当然の顔をしてアリーナに座っていても、
舞台裏は鬼のようなスケジュールの進行。
ロックを演る方も演る方だが、舞台を造る方も造る方で
気合が違う。
そこまでハードではないにせよ、
どんなアーティストのライブ・コンサートも、
会場の貸切時間は無制限ではない。
特に会場が異なるツアーともなれば、
公演場所によってステージの造りもまったく同じではない。
そういう流れの中に、鼓童のステージもある。
今の俺など、地元で年に一回の公演に携わるバイトだが、
アーティストやプロデューサーともなれば、
次の公演予定に使う資材と使わない資材も考慮しながら、
雨風の中の撤去作業・・・これはハンパではない。
やはり常時、そうした肉体労働をしていない限りは、
どこかしらで作業の足手まといになる場合もある。
そういう意味で感が鈍っている俺…。

  
ストーンズのライブ・ビデオで 
 
 Let's Spend The Nigeht Togetherの中に、
 
 
Going To A Go-Go”という曲がある。
 
 
 ビデオメーカー
 レッツ・スペンド・ザ・ナイト・トゥゲザー
 
そのライヴ・パフォーマンスの編集画像の一場面に、
1981年当時のステージ造りの模様が記録されている。
要は、ああゆう作業が、
各地のスタジアムやホール、野外で行われている。
そういうことで今日の一曲は、
ライブ・アルバムTWENTY FLIGHT ROCKじゃなくて、
(・・・これはブートレグだった)
ライブ・アルバム
STILL LIFEより、
 

        ”Going To A Go-Go
 
 
 The Rolling Stones
 Still Life