長崎街道を歩いてみた その27 村田宿 | 佐賀ンもん

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佐賀と九州のこと。

こんばんは。涼しくなる気候に体を慣らせていきたいのですが、今日は暖かくて過ごしやすかったので、逆に次の寒気が怖くなってしまいます。

 

 

さて、長崎街道は鳥栖市内を進んでいきます。前回の姿見の池などは、以前鳥栖にいた2年間ではその存在に気づいていませんでした。そんな新たな発見があったり、ほんのり懐かしい場所に出会えたりして、とても楽しく歩けました。

 

 

少し細い道路から、大きな通りへと合流する地点です。まだ夕暮れには早いのですが、日もかなり傾いてきました。少し先を急いていきます。

左手には、以前から気になっていたインド料理屋さんがあります。結局鳥栖にいる間にお邪魔できなかったのですが、今度機会を作って食べに行きたい場所の一つです。

 

 

なんだかずっと逆光の写真ばかりで、見づらくて申し訳ないです。ここは轟木宿と中原宿の間にある安良宿の東口近辺になるようです。以前はよく左側の通りを自家用車で通ったところですが、長崎街道は右側の通りのようです。

 

 

 

九州新幹線の高架をくぐり、少し過ぎたところで右手を向いた場所です。右手見える高架をそのまま進むと、九州新幹線の新鳥栖駅に到着します。九州新幹線はこのまま南へと進んでいき、久留米へと伸びていきます。

 

 

安良宿に到着しました。安良宿の説明板はひび割れて読みにくいですが、安良宿は轟木宿に泊まりきれない人へ宿を提供していたことや、近くにある朝日山に戦国時代の山城があったことなどが記されているようです。

 

 

 

 

その近くにある階段は、その朝日山城へと向かっているようでしたが、夕暮れが近づいていることもあって、ここは通り抜けていきます。

 

 

 

日の当たりにくい場所は、本当に暗くなってきました。この道を先に進むとその両側には、ブリジストンのゴルフ場が広がっていて、道の脇と上には防護ネットが巡らされています。

 

 

 

林の向こうには、ゴルフ場の広い芝生が広がっているのが見えてきました。夕方遅い時間ですが、ちらほらとプレイ中の方々を見かけました。

 

 

 

 

ゴルフ場を抜け大きな通りを横断して進むと、ようやく村田宿に到着です。写真は村田の六地蔵で、中央に蓮の花のような形の宝塔?の両脇に3体ずつお地蔵様が祀られています。

 

 

 

長崎街道から少し外れた場所にある、村田八幡神社です。ここは以前住んでいた場所から本当に近くて、休日や朝の散歩コースでした。

 

以前村田八幡神社について書いた記事です。

https://ameblo.jp/badisbadisbadis/entry-11359955384.html

 

小さな町の神社としては立派な造りで、肥前鳥居や社のいろんな彫刻が印象的な神社でした。懐かしいです。まあ懐かしいと言っても、4年ほどしかたっていませんが。

 

 

ここはお参りしていきましたが、いよいよ夕焼け模様です。とりあえずこの日はここまでにして、最寄駅へと急ぎました。

 

 

 

街灯がつき始めていましたが、なんとか日が残る時間内に、肥前旭駅に到着しました。よく利用した駅でしたが、こうしてみるとちっちゃくて可愛らしい駅舎です。

 

 

また別の日に、この鳥栖村田を出発点として、遺跡で有名な吉野ヶ里あたりまでを目指して歩くことになります。ではまた。