長崎街道を歩いてみた その20 内野宿 | 佐賀ンもん

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前回からさらに数ヶ月間が空いてしまいました。

長崎街道の筑前内野駅で終わっていましたので、その駅から歩きを再開したところからです。

 

筑前内野駅を出発したあと、長崎街道一の難所である冷水峠(ひやみずとうげ)を超えて、西鉄の筑紫駅までを歩きます。距離は13kmですが、峠の高低差があるため、それ以上の距離を感じるルートでした。

 

 

内野宿は冷水峠の北側にあり、その間に宿場がなかったこともあって、大変重要な宿場町であったことから、とても栄えたようです。たくさんの宿場や茶屋があったようですね。

 

 

明治のころの建物が多く残る宿場町のなかには、江戸期の建物も混じるようです。本当に古い建物が数多く見られます。

 

 

宿場の中央から北西に伸びる道は、宿場の本陣へとむかうのですが、その途中にあるおそらく一般の方のご自宅では、壁に宿場の絵図が飾ってありました。なんて親切なんでしょうね。

 

 

その本陣の跡地には何も残っていませんでしたが、どのような場所であったかを説明する案内板が設置していました。

ここを通過する大名などが宿泊する屋敷であるため、かなり立派な建物であったようですね。

 

 

本陣への道中には、内野の大イチョウがありました。大きすぎて樹形が見渡せませんが、樹高34mで樹齢500年だそうです。当然ながら江戸時代の長崎街道のころにも生えていたということなんでしょうね。

 

 

宿場を抜けると、いよいよ冷水峠です。現在は冷水道路が整備されて、大きな通りの先にはトンネルで抜ける楽な道ですが、その手前で街道は石畳の峠道へと外れていきます。

 

ということで次回こそは冷水峠書きたいです。

頑張ります。