歯科医療には「補綴物維持管理料
」というカルテに書く項目がある。
わかりやすく言うと、歯にかぶせたものは2年以内に壊れたら、医院の責任で無償でやり直さなければならないというものだ。再診料は患者さんからいただかないといけないが・・・・・・・
ちなみに小さいインレーや乳歯や障害者に行ったものはには算定できない。
これを算定すると150点、医院の売り上げは1500円、患者さんの負担は3割だったら450円である。
まあその補綴物維持管理料(以下補管)があるから、患者さんの歯の状態を視診やレントゲン診なりで診断して、「2年はもたないだろ~」っていう歯は抜歯することがある。
で、抜髄(神経を取る)や感染根管処置(根の再治療)で、もちそうな歯は最低補管内もしくは一生持つように、しっかり削るものである。
そんな感じでも、2年以内で何かしら脱離してくる歯にはよく遭遇する。
そんな時は、歯の状態を確認して強力なセメントで再セットするか、医院の誠意で無償でやり直すのが普通。
で、あの歯科医院の院長はこうだ。
「これは法律で縛りの期間があるから、セットしてから2年はやり直しできないの! どうしてもやり直してほしかったら取れやすいのを承知で2年間付けておいて、縛りの期間が過ぎたらまたおいで!」
だ、そうだ(笑)
さらに、こんなことも・・・・・
「この歯はやり直しできないから、縛りの期間は根っこのままで入れ歯を保険で入れときますか?で、縛りの期間が過ぎたらやり直し! それで納得してもらうしかないね!」
だ、そうだ・・・・・・・・
わたくし自身が、前の勤務医がやった歯がすぐに取れた患者さんを担当したことがある。もちろん補管期間内だ。
で、院長が言うには、「とりあえず無償でやり直して、カルテ上は他の歯を治療したことにしておいて患者さんからは請求するな!」
と、指示が出た。
まあそうゆう歯科医院は多いから、無償でやるのが当たり前で、他の歯をやったことにするのはまだまし。付け直して2年たったらまたおいでは正直どうかと思う。
ずばり、そうゆう歯科医院には気をつけましょう。