パフォーマンスを落とす、もしくは障害のリスクを高める身体の状態②
【肩甲・上腕リズム】
肩の動きは、腕を上げるという行為に対して、主に4つの関節が関わっています。
・肩鎖関節
・胸鎖関節
・肩甲胸郭関節
・肩甲上腕

そしてこれらの各関節は、ほぼ一定の割合で協調しあいながら動いています。
その中でも特に、肩甲骨と上腕骨(腕の骨)の協調運動を【肩甲上腕リズム】と言います。

その関係はおおよそ
肩甲骨:上腕骨=1:2
となります。
肩まわりの大きい筋肉群が固くなっててしまったり、
ローテーターカフと言われるインナーマッスルが機能不全を起こしたり
すると、正常な肩甲上腕リズムは失われてしまいます。
バドミントンに置き換えると
・自分が思っているより、肘が下がってしまう
・肩甲骨が一番力を発揮するゼロポジションでのインパクトができなくなる
・ラウンドの球が飛ばない
・インピンジメント症候群などの肩痛
こんなことが起こる可能性があります。
前回もお話しましたが、強いショットを打ちたいとか、
ラウンドを上手に返せるようになりたいという技術習得をする際に
ノックなどで、数を積み重ねフォームを無意識下に落とし込む作業は
絶対に必要ですが、そもそも肩の状態は、その技術習得ができる状態かどうか。
そこまで考える視点を持って頂けると嬉しいです。
肩の状態が悪いフォームを無意識下に落とし込むことは
非常に怖いことです。
無意識下に落ちた、悪いフォームを直すのはなかなかの時間がかかります。
無意識下に落ちた間違った技術を修正するのには
新しい技術を習得する時間の10倍の時間を要するとも言われています。
バドミントンなどのオーバーヘッドスポーツにおいて、
肩のコンディショニングはとっても大切ですよね。
じゃあどうしたらいいの?
というところが一番重要だと思いますが、もう少し知っておいてもらいたい
ものがあるので、それから少しづつご提案しますね。
とはいえ、傷害予防の話だけではつまらないので、
次回はもっとパフォーマンスに結びつく肩のお話です。
「しなやかさって?力の伝導と関節の波動効果」
「肩ってどこからついてるの?主感覚の重要性」
今日も最後までお読み頂いてありがとうございました。
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