彩香は、時間に遅れまいとホテルの部屋まで小走りで来たからか、これから始めるプレイへの不安からか、息が上がり、心臓の鼓動が聞こえてきた。


そんな彩香をソファーに誘い、用意してきたワインで乾杯した。実はこのワインは彩香からのリクエストだった。 「少しワインで酔わせてもらってから、調教されたいです」と。

一時間くらいいろんな会話をしただろうか。彩香の気持ちも徐々に解れてきたようだった頃合を見計らって、私は、「彩香のために買ってきた首輪を付けてあげよう」と首輪を取りだした。

その時の彩香の目は明らかにM女の目に変化していた。

「はい。わざわざありがとうございます。」

私はおもむろに彩香の背後に回り、その首輪を彩香につけようとした。

ところが、、、???

サイズが小さすぎて、首に巻けないではないか!^^;

実は、「牝犬のように首輪をつけてください」と願う彩香に意向を尊重しようとして、いつも使っていたSM用の首輪ではなく、ペット用の本物の首輪を東急ハンズで買ったのはいいが、犬を飼ったことがない私は、サイズの相場観もなく、適当に大き目のを買ったつもりだったが、人間には小さすぎた。。。一生の不覚(笑)

そんな私の失態に彩香はどう対応していいか分らないといった感じでじっとするだけ。

ただ、既に彩香の体は奴隷モードのスイッチが入ってしまっていたようである。ならばと、私は首輪を諦め、そのまま服を剥ぎ取り、全裸の彩香をベッドに転がした。


その時、彩香は自らの意思ではっきりとこう言った。

「お願いです。きつく縛ってください。彩香が抵抗しようと思ってもできないくらい強く縛ってください。」 

そう言われるまでもなく、縛るつもりだった私にとって、彩香にそうお願いされたことで、余計にS心に火がついたのは言うまでもなかった^^


綿ロープで、上半身を拘束し後ろ手に縛ると、椅子に座らせ、定番のM字開脚の姿勢で固定してやった。彩香の表情は、明らかに一時間前にホテルの部屋に入ってきたエレガントなレディーのそれとは違っていた。ワインのせいもあってか、ピンク色に染まった全身からは、これからはじまる調教への期待と不安を感じさせるM女のオーラが滲み出ていた。


「さぁ!はじめようか。彩香が長年妄想し、強い願望にまで昇華させた、緊縛によるSMプレイを」

「しかし、いい眺めだ。まだ何もしていないのに、もう全身で感じているな?初めて縛られてみてどうだ?」


「恥ずかしいです。でもそんな惨めな姿にされて、虐めてもらいたかったんです。もうどうなっても構いません。ご自由に弄んでください。」


既に、従順な牝犬奴隷となりつつある彩香を、私はたまらなく愛しい存在に感じながら、この子の願望を叶えてあげなければというある種の使命感のようなものも湧き上がってきた。

こんな瞬間が、私にとってはSMの醍醐味であり、M女解放に駆り立てるのである^^


続く、、、





彩香



彩香と出会ったのは、某SMサイトの「ご主人様募集掲示板」への書き込みがきっかけ。

この手のフリーの掲示板への書き込みには業者のダミーも多く、かつ本物であっても、

あっという間に100通を越すメッセージが集中して、返事をもらえる確率すら極めて低い

ため、滅多にレスしないのだが、その時はなんとなくレスしてみた。


ところが、彩香の私書箱の設定が間違っていて、メッセージを送れない状態にあったので、

軽い親切心で、その旨を掲示板に書き込んであげたところ、その行為に感謝したらしく、

その後、メール交換する運びとなった。何が幸いするか分からないものだ(笑)


ところで、掲示板に彩香が書いていたメッセージだが、詳しくは記憶に無いが、たぶん

「SM未経験ですが、ずっと昔から、ご主人様に厳しい躾を受け、苦痛を与えられたいと

願っていました。」という、よくある内容でしかも短い文章だった。


彩香とのメール交換は初めは彩香の思いを吐き出させるようなメール調教ぽいものだった。

そこでわかった彩香のプロフは、


 ・32歳既婚子供無し

 ・夫とは、ごく普通の夫婦関係を維持しているが、セックスはノーマル

 ・結婚前は、地方都市の有名デパートの社長秘書をしていた

 ・一時期、60歳を越える地場の有名企業のオーナーの愛人になっていた(セックスレスで)

 ・学生時代から、所謂「お嬢様」系で、付き合った男は全て優しく何でも言うことを聞くタイプ

 ・身長163cm体重45kg 85/57/86 Cカップ


さて、SMに関しては、全く経験が無かったようだが、インターネットでいろんなサイトを徘徊

するようになり、知識だけは持っていた。

もともと、自分でも自覚していたのが、苦痛で快感を得る体であるということ。オナニーでは、

いつも乳首をキツク引っ張っていたらしい。


どれくらいメールしただろうか。。。

彩香は願望の強さと同じくらい用心深い女性で、2ケ月くらい経ってようやく私のことを信用

したみたいで、携帯アドレスを教えてくれた。


そこからは、一気に責めるのが私のパターン。^^

携帯メールで、頻繁に調教メールを送った。


「彩香、いよいよ来週は、彩香が私のことをご主人様と呼べるかどうかを試す逢瀬だよ。」

「心と体の準備はできているな?」

「彩香に相応しい一流ホテルをリザーブしたよ。」

「彩香専用のロープに首輪も用意したよ。」

「彩香も不安だろうから私の写真を送るよ。彩香の写真は送らなくてもいい。当日の楽しみに

しておくから。」

こんなやりとりを繰返していると、やがて彩香からは、


『もう、ドキドキして食事も喉に通りません』

『でも、もうすぐご主人様に逢えるんですね。嬉しいです。』

『もう逃げたりしませんから、ご安心ください。その証拠に彩香の写真を恥しいですが送ります』

送られてきた写真を見て私は、一瞬怯んだ(笑)

というのも、今までこういうサイトで出会った女性の中では最高に綺麗だったから^^

しかし、そこはそんな素振りは一切見せずに、彩香に追加の画像の命令を。

そして、従順になった彩香から送られてきた。全裸の画像、洗濯バサミで乳首を挟んだ画像等々


そして、逢瀬の当日を迎える。

当日は、私が先にホテルにチェックインして、部屋番号を知らせて彩香を待つことに。


いつも、この時ばかりは、流石にドキドキするもの。

初めて逢うという意味と、ドタキャンされるのでは?という不安とで。。。

でも、私はホテル代が無駄になるというリスクを敢えて犯してもこの方法が好きだ。

というのも、ここまでのプロセスがあれば、初の逢瀬であっても、この方が相手にも責任感を与え

ることになり、M女ならば、必ず約束は守ると信じている。

事実、今までドタキャンの経験は幸いないしね(笑)


そして、約束の時間7時きっかりに、彩香から携帯メールが、、、

一瞬ヒヤッとしたが、『ごめんさない。今駅につきました。あと5分でつきます。』

ホッとして、部屋のチャイムが鳴るのを待つこと5分。


ピンポーン!   

来た!

ドアを開けると、そこには、画像で確認していたとは言え、

とても、苦痛調教願望を長年抱き、淫乱で変態だと自分で言っていたM女とは思えないような

エレガントな衣装を身にまとう美しいレディの姿があった。


続く、、、