キミが好きだった洋楽もやっと

この耳に慣れてきたところなんだけれど

ぼくは電車の中 揺られ

シナリオ通りに流れてく


知らない街を歩く夜は

右側の熱と声が足りない

いつかキミとドトールで

あの洋楽の新譜の話をするとき


「あの頃と変わったね」と言われ

ぼくの嫌いなところだけ

指さして笑いながら

「あの頃と変わらないね」

と言うんだ


コーヒーは、まだ飲めない




コーヒー / 五味ばこる