『DANCE MUSIC LOVERS』～エイティーズ・プロデューサー列伝（6）

Ian Levine（イアン・レビン）編

70～80年代のダンス・ミュージック・シーンを牽引したプロデューサーについての第六弾です。

第二弾で取り上げた、米国西海岸が本拠地の『The Father Of Hi-NRG』ことPatrick Cowley（パトリック・カウリー）、
そして第五弾で取り上げた、米国東海岸が本拠地の『King Of Hi-NRG』ことBobby Orlando（ボビー・オーランド）に続き
今回はお待ちかね・・・
Hi-NRGの聖地？英国ロンドンを代表するプロデューサー、
『Legend Of Hi-NRG』Ian Levine（イアン・レビン）の登場です。

写真探したんですが・・・良いのがありませんでした（涙）

プロフィール

■職業・・・音楽プロデューサー、ソングライター
■スタイル・・・ディスコ・ミュージック、特にHi-NRG（ハイ・エナジー）
■レーベル・・・Nightmare Records（ナイトメア・レコード）
■活動拠点・・・英国
■活動期間・・・1978年～1990年ぐらい
■お友達（パートナー）・・・ Fiachra Trench（フィアクラ・トレンチ）

1979年12月にオープンしたロンドンの伝説的なゲイ・ディスコ『Heaven』（ヘブン）のレジデントDJとして名を上げ、その後プロデューサーとしての成功を掴みました。

主なプロデュース作品
（アーティスト別に拾ってみました…汗）

●Earlene Bentley
"The Boys Come To Town"（1983）
"Caught In The Act"（1984）

●Miquel Brown
"So Many Men,So Little Time"（1983）

●Evelyn Thomas
"High Energy"（1984）
"Masquerade"（1984）
"Heartless"（1984）
"Reflections"（1985）
"No Win Situation"（1987）

●Barbara Pennington
"All American Boy"（1984）
"Fan The Flame"（1985）

●Hot Gossip
"Break Me Into Little Pieces"（1984）

●Seventh Avenue
"Miami Heat Wave"（1979）
"Love's Gone Mad"（1985）

●Eastbound Expressway
"You're A Beat"（1986）

●Celena Duncan
"Faster Than The Eye Can See"（1986）

ずらっとIan Levine（イアン・レビン）が絡んだダンス・ヒットの名曲をピックアップしてみました。

「どの曲もHi-NRGマニアにはたまりませんネ～ッ！神がかってます（笑）」

やっぱりIan Levineこそが、『Legend Of Hi-NRG』と言って間違いないでしょう（笑）

おまけ・・・
『Queen Of Hi-NRG』Hazell Dean（ヘーゼル・ディーン） の不朽の名作"Searchin'（I Gotta Find A Man）"「サーチン」は、Ian Anthony Stephens作＆プロデュースなんですが、実はリミックス担当はこのIan Levineでした。
カッコ良い訳だッ!（笑）

『エイティーズ・プロデューサー列伝』はじめます。

Patrick Cowley（パトリック・カウリー）って誰ッ？
『The Father Of Hi-NRG』

Bobby O（ボビー・O）って誰ッ？
『King Of Hi-NRG』

Ian Levine（イアン・レビン）って誰ッ？