僕みたいな写真部の高校生には縁のないサービスではありますが,NikonやCanonにはいずれもプロフェッショナル専用のサービスが存在しています。僕が知る限りプロはNikonかCanonの2択…とはいえプロでも前者以外のメーカーを使っている人だっているはず(たしか三好和義氏はSONYだっけ),と思い,各社(Nikon/Canon/SONY/PENTAX/OLYMPUS/Panasonic/Leia)の7社のプロサービスの現状を調べてみました。
各社の「プロサービスの内容」と「入会条件」をまとめてみました。
Nikon (NPS)
Nikonには「NPS;Nikon Professional Service」というプロサービスがあります。よく(TVの)記者会見シーンでNPSのストラップを見かけますよね。
プロサービスの内容
登録機材の無料点検
登録機材の修理代金割引
修理時の代替機貸出
購入予定機の試用貸出
スポーツイベント時の臨時サポートセンター(以降SC)設置
機材の無料点検はNPSに入っていなくても(僕みたいな素人でも)無料でやってくれます。しかも保証期間が過ぎていてもやってくれます,中古でもやってくれます。
Canonもそうですが,オリンピックなどの大規模なスポーツイベントが行われるときは,その施設に臨時のSCを開いてくれます。万が一現場でトラブルが発生しても,何とか仕事は成し遂げられそうですね。また,日本国内だけでなく海外にも常設のSCがあるので,海外で仕事をする方でも安心です。
入会条件
写真撮影をメーンの仕事としている(学生・アルバイト不可)
Nikon製一眼レフ3台/交換レンズ5本以上を所有している(Nikonがサポートしている製品に限る)
日本国内に居住している
他のNPS会員(1年以上在籍)からの推薦を受けている
入会金5000円(+税) / 年会費10000円(+税)
大前提として,写真を撮ることを仕事としている人でないと無理です。入会金や年会費は結構安いんじゃないですかね。
Canon (CPS)
Canonには「CPS;Canon Professional Service」というプロサービスがあります。報道ではCanon使ってる人あんまり見ないのでぼくも詳しくは知りませんでした。A会員とB会員とがあり,今回は本格的なA会員を取り上げてみます。
プロサービスの内容
登録機材の技術料金割引
修理時の代替機貸出
購入予定機の貸出
情報提供
CPS用Webサイトの提供
スポーツイベント時の臨時SC設置
Canonの場合は点検・清掃ともに有料のようです(素人でも,CPSでも)。Nikonは点検を無料でやってくれるのに対してこちらは割り切っています。
入会条件
写真撮影をメーンの仕事としている
Canon製一眼レフ3台/交換レンズ5本以上を所有している(Canonがサポートしている製品に限る)
日本国内に活動拠点を置いている
他のCPS会員(2年以上在籍)からの推薦を受けている
入会金5000円(+税) / 年会費24000円(+税)
NPSよりもハードルが高めに設定されています。NPSを見ると,ちょっと割に合わない感はしますが,B会員は年会費6000円(+税)なので,そっちならアリ?
SONY (Sony Imaging PRO Support)
シェアナンバーワンはCanon,その次がNikonで,それに次ぐのがSONYです。ミラーレスはともかく,一眼はあんまり使ってる人見たことないけど,有名なのは鉄道写真家の中井誠也氏ではないでしょうか(カメラより帽子のほうが気になるなぁ)。中国とかだとSONYのネームバリューは大きそう。
プロサービスの内容
登録機材の修理料金割引
登録機材のイメージセンサークリーニング料金割引(1000円+税)
修理時の代替機貸出
製品購入時の割引
情報提供
窓口サービス(銀座)
NikonやCanonに比べると,ちょっとサービスの方向性が変わってきました。
センサークリーニングは,Nikonなら会員じゃなくても1000円でやってくれたはずです。そこは(会員は)無料でもいいような気がしますが。また,サポート窓口は銀座だけのようです。NikonやCanonは名古屋にもあるから行こうと思えばついでにと行けたけど,東京となるとたとえプロカメラマンでもいけないんじゃないかな。
入会条件
写真撮影をメーンの仕事としている(学生・アルバイト不可)
SONY製一眼2台/交換レンズ3本以上を所有している
日本国内に居住している
プロカメラマンとしての良識・品格を持っている
My Sony Clubに登録している(※SONY製品全般の会員サービス)
入会金5000円(+税) / 年会費10000円(+税)
こちらはちょっとだけ入会条件が緩くなっている気もしますね。SONYの一眼で,プロ仕様のものとなると数が限られる上,レンズのラインナップもまだまだ発展途上なので,カメラは2台,レンズは3台となったのでしょうか。
PENTAX (なし)
次に思いついたブランドがPentax(RICOH)ですが,プロサービスは存在しないようです(過去には存在した)。フルサイズこそないけれど,中判デジタルの645シリーズなんかを展開しているぐらいだからてっきり…
昨年本校で行われた体育大会の時にもPENTAXのカメラを持ってる方がおりましたね。Pentaxは今も昔もアマチュアに的を絞っているような気もしますね。
OLYMPUS (なし)
うすうす想像はしていましたが… OLYMPUSといえば4/3(フォーサーズ)やM4/3(マイクロ・フォーサーズ)で,てっきりカメラ女子?ようだと思っていましたが,プロの方も結構使っておられるようです。
プロサービスではありませんが,「プロの写真家から作品の添削を受けられる」というサービスがあるようです。
Web写真添削サービス|FotoPus|オリンパス
ちょっと受けてみたい気もしますが,OLYMPUS製カメラ・レンズの組み合わせでないとダメみたいです。
そういえばLightroomもOLYMPUSのレンズのキャリブレーション未対応だっけ…
Panasonic (なし)
こちらも,SONYと並んで「家電メーカー」と馬鹿にされることが多いブランドですが,Leicaブランドのレンズを用意しているぐらい本気でやっているようですね(中身はPanasonicのコンデジで,Leicaのエンブレムを付けただけのカメラがうん十万の値段で売ってたりしますが,誰が買うんですかね…)。
SONYやOLYMPUSもそうですが,プロサービスを用意するよりもまずはレンズのラインナップを揃えていただきたいですね(当初は僕もPanasonicのGX1っていうミラーレス,いいなぁって思ってたんですが,結局はCanonにしました)。
Leica (なし)
こちらもありません。Leicaとなるとそこらのカメラメーカーとは(いろんな意味で)別次元となりますからね。Leicaのカメラは骨董品(デジタルは特に)と思っているので,あんまりNikonやCanonみたいにそうサービスも必要ないのでしょうか。
写真部の人間
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