立場と地域を超えて・・・Singing Revolution 辺野古の生態系を守る | ーとんとん機音日記ー

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山間部の限界集落に移り住んで、
“養蚕・糸とり・機織り”

手織りの草木染め紬を織っている・・・。
染織作家の"機織り工房"の日記


「Singing Revolution 地球に愛を!」・喜納昌吉


 辺野古のジュゴンや、沖縄の生態系を守るために、
喜納昌吉さんが、“Singing Revolution 地球に愛を。!”を始めました。

 今回、喜納昌吉さんが、このような孤立無援の闘いを始めることに至った経緯は、報道などで皆さんも、良くご存知の事と思いますが、『辺野古移設は、知事の権限で、公水面埋め立てや使用の瑕疵(合理的でない理由や手続きなどによる)を認めることによって、知事の許した公有水面埋立免許と一連の許認可手続き等全部の埋め立て承認を取り消し』して、環境省が二〇〇七年八月三日に海洋哺乳類ジュゴンを「絶滅危惧ⅠA類」に指定したことを踏まえて、レッドリスト絶滅危惧種の“ジュゴンが生存できる環境を担保する。”という公共の強い意志を示し、県民や国民の自然環境と共生するという願いに県が応えてゆくという、順当で確実な手法に由らないと、『ジュゴンに代表される沖縄県の特徴ある生態系は守ることができない。』と判断したからに他なりません。


今回の沖縄知事選挙では、辺野古のジュゴンの事をはじめ、生態系全体の保全と観光開発とのバランス、紛争の危機が迫る東シナ海のこと、県民の生活水準全体の底上げのこと、離島・過疎地の格差是正の事・・・それらさまざまな問題点に加えて・・・。
『地元市町村の長をからはじまって、沖縄県の知事も、国会議員も、そして、日本国の総理大臣大臣も・・・“県外移転”と、その立場と責任において明言したことが、“なぜ、再び、辺野古移設ということになってくるのか。?”』ということが大変な問題になっています。

なぜなら、このような事なら、日本の議会制民主主義について、“選挙の公約に賛同して、一票を投じる”ことに意味があるのか。と疑わざるを得ないので、『これは、日本の選挙や、その結果に基づいて決められるべき政治の方向性にかかわる重大な問題で、根本的に選挙や政治が機能しているのか。・・・と沖縄県民が、・・・そして、日本の国民が、それを強く問うべき事態になっています。』

そして、そのような重要な問題点を的確に指摘して、知事が埋め立て承認を取り消してレッドリスト絶滅危惧種の“ジュゴンが生存できる環境を担保する。”と明言しているのが、喜納昌吉さんだけであるということに驚かされます。

ひとりだけ真実を語る喜納さんと、手弁当で喜納さんを支える人々の不眠不休の壮絶な闘い。

『これは、ほんとうに重要な選挙だと思います。』

『これは、沖縄県民の魂が奪われ埋め立てられようとしている問題だ。!』と喜納昌吉さんは言う。

その声を聞いて、わたしも、『これは、沖縄県だけではなく、日本人の魂が奪われ埋め立てられようとしている問題だ。!』と思いました。

沖縄県民の方、そして、沖縄以外の他の地域で暮らしを営む人々も、
喜納昌吉さんと、一緒に考えて、
立場や地域を超えて、沖縄と日本の未来のために、沖縄知事選挙を見つめてゆきましょう。



● 公約:喜納昌吉 地球に愛を!



● ジュゴンが棲む辺野古の生態系を守るには、
「埋め立て承認を取り消しでないと間に合わない。!!」


●街頭演説ライブを見て、喜納昌吉さんと、一緒に考えよう。
ジュゴンが棲む辺野古の生態系を守る喜納昌吉街頭ライブ-配信中!


●沖縄県公式ホームページ

●なぜ、基地移転が辺野古になってしまったのか。?・・・沖縄県マスコミ発表(定例記者会見:平成25年5月10日)沖縄県知事公室広報交流課広聴班

僭越ながら、謹んでお願い申し上げます。

この孤独な闘いに挑んでいる喜納さんの姿を、広く知らせることにご協力下さい。


「手弁当で闘う、草の根選挙」は、その美しいイメージとは実情は違って、
ほんとうに過酷で、孤独な戦いです。
web選挙は、お金がかからないと、一般には思われていますが、
ほんとうのところは、サーバーの構築・内容の充実したコンテンツ制作・多数の専従スタッフを動員した発信・検索上の優位性の構築など、お金と規模がかかります。

そういう資本をかけられない立場から発したメッセージは、有権者が一度検討すべきものでも、大手メディアがつくる選挙動向のイメージの中から疎外されて埋没してしまいます。
実際に沖縄の居る印象と、大手メディアから発信される一般の有権者の反応は乖離していると思います。

特に今般の知事選は、遅れてスタートした那覇市長選挙が煙幕のようになって働き、投票日と開票結果報道に至る期間の動向は、多くの人々の視界から消えてしまいます。
有権者にとって利益になる、さまざまな論点の推移を伝えてゆくために、
お手数ですが、皆様の善意の御協力を賜れればと考えます。

組織力と資金力に秀でた、ある陣営の支持者達が行っているのだろうと思われる選挙の妨害行為も多発していて、他の三陣営ともども困り果てて悲鳴を上げています。
これは選挙の妨害行為で逮捕されても、それに合うだけの見返りが用意されていることの傍証です。
いみじくも、当初から喜納氏が「基地問題も、環境保護も、関係ない、利権を阿った選挙になってしまっている。」と指摘し、「多くの善良な沖縄県民の魂を踏みにじる行いだ。・・・と、それぞれの運動の先人たちの魂が未来に絶望して泣いている。」と嘆いた訳が、そこにあります。

上記の処、皆様の良識に照らし合わせ、宜しく御一考頂けましたなら、幸いです。

沖縄知事選の悪質な選挙妨害【組織力と資金力で圧倒する、ある陣営の支持者たちによる選挙妨害としてツイットされていた画像】