悩んだり迷ったり
諦めたり夢を見たり
そんな毎日の中で
僕らは強くなったり
弱さを思い知ったりする

大人になったら自分は強くなれると
信じて疑わなかった

幼いから弱いんだと
ずっとそう思っていたから

でも

強くなんてまるでなれない

悩みは尽きないし
迷いは消えない
諦めることはたくさんあるし
夢は見れなくなっていく

大人になったのに
あの頃の自分と
中身はまるで変わっていない

それでもあの頃と違うのは
正面から受け止めずに上手くかわす術を覚えたこと
気づかないふりが出来るようになったこと

うわべだけは随分分厚くなっていく

10代の頃
大人はみんな凄いものだと勝手に思っていたけど
みんなおんなじ

弱くて脆い

だから強くありたいと
必死に独りで立っているんだと思う