大切な仲間が旅立ちました


病気の発覚から1年半


あっという間でした


ついこの間まで一緒にバレーボールしてたのに

人一倍動き回って笑っていたのに


最後は起き上がることも話すこともできませんでした


夫婦ともに仲の良い関係だっただけに  辛くてなかなか会いに行けませんでした


偶然が重なって15分の時間限定で予定の合間に始めて自宅に伺った翌日    亡くなったと連絡がありました


奇跡的な話です


まだ小さい娘が2人

本人はどんなに悔しかったでしょう


心残りは子の成長をまだまど見たかったと言っていたみたいです


人はいつか必ず死にます

毎日は死へのカウントダウンです


でも

まだまだ一緒にいたい人がいます

まだまだ一緒にやりたいことがあります

まだまだ一緒に見たい景色があります

まだまだ一緒に生きたいと願います


誰かといることで誰かを守りたいと思い

大切な誰かがいることで怖くなります


だからこそ後悔のない日々を

心残りのない別れを

思うだけではいけないのです

行動で  言葉でちゃんと伝える必要があります


日々に追われてつい忘れそうな日もあるけど

その日が最後かもしれない

それを忘れてはいけない


大切なものは大切とちゃんと伝えることが

心を救います


人の死は毎回辛い

毎回思いを蘇らせます


あなたが見たかった未来を

僕らはあなたなしで頑張って歩いていきます


本当にお疲れ様

苦しい最期になったけど

あなたと過ごした日々の輝きは

一生消えません


出会えてよかった

本当にありがとうございました


出張の時期に入って 出張から帰ったら 体調不良が続く君からの一言


「育児放棄」


「体調が悪くても育児放棄できないしね」って言ったのか「出張行って育児放棄してたしね」って言ったのかすっかり忘れたけど

疲れて帰った久しぶりの家で聞いた心を切り裂く言葉


体調が悪くて辛かったのはわかるけどね


それでもお互い労れなかったら終わりよ


お互い好きな仕事をしているし

出張だってあることはわかっていたはず

なのにそんな言葉で切り裂くのか


ずっと優しかった

ずっとニコニコしていたはずの姿は

小さな咳をしながら無表情に不機嫌に日常を過ごす姿へと変わった


負けん気が強くて臆病な自分は最低限の暮らしをして過ごす

また来る出張のため多くは話さない

「行くなよ」と言われないように


ゆっくりだけど確実に心は離れていく

信頼関係はなかなかもとには戻らないよ

君にはわかっているかな


何が正解かはわからないけど

物理的な調整以外で

今心の中に君を頼る自分はいない



ずっと穏やかだった人がキレた


機嫌が悪かった自分の何気ない対応を「八つ当たりすんな」ってキレた


息子の胸ぐら掴んで 忘れ物を取りに2人で家を出た


息子怖かっただろうな


家にいた娘もイライラする自分の態度を不安そうに見ていた


夕飯作って 帰ってきたら今度は自分が家を出ていくつもりだった


帰宅後とりあえず謝って出ていくと告げたら息子が泣いてすがった


出ていくのはやめた


でも気持ちが落ち着かなかった


いつも通りを演じるけど目を見れない


2日経っても見れない


あんな些細なことでキレるのかと

あんなふうにキレるのかと

息子にあんな事するのかと


自分の中の何かが消えた


相手に期待するから傷つく

相手に頼るから反撃される


どこかで甘えていた自分が悪い


家族だって他人だ


もう自分のできることは自分でする

頼らない

期待もしない


自分はひとりだ


相手は近くにいる他人

寄りかかったりしない