はじめまして

コレクション研究家のハジメと申します。

 

 

本日は初回ということで、

現在服好きの中で話題に出ないことはないブランド

BOTTEGA VENETA(ボッテガヴェネタ)

のコレクションを見ていきたいと思います。

 

 

「ボッテガ?知ってるけどアミアミの印象しかない」

という方、多いと思います。

ブランドロゴを見かけることもないですしね。

 

しかし、ボッテガは今後のトレンドを牽引する存在であり、ファッションの本場ロンドンやパリでは、1年以上前から最注目のブランドです。

 

日本でも今年辺りから服好きの中では浸透してきましたが、まだまだ広がりきっていない印象です。

 

 

 

…と前置きはこのくらいにして、コレクションを見ていきたいと思います。

(ボッテガがトレンドであるという話はまた別の機会にするかもしれません)

 

 

今回取り扱うのは2021年の秋のコレクションです。

 

 

このコレクションのポイントは

 

  1. セクシー×クラシックのバランス
  2. シンプルすぎないリアルクローズ
  3. ボックスシルエット

 

の3つです。順番に解説していきます。

 

 

①セクシー×クラシックのバランス

 

まずは画像を見てみましょう。

こちらはブラウンのセットアップのコーディネートです。

ジャケットはダブルブレストになっており、襟も大きいです。

土を連想させる色に、ともすれば古臭い印象になりがちなダブルブレストのジャケット。

上記はまさに「クラシック」の特徴です。

しかし、古臭さは感じません。その理由は「胸元」にあります。

 

胸元がV字に大きく開いていますね。

さらに黒のインナーも重ねて、よりVラインを強調しています。

女性でイメージするとわかりやすいですが、

V字に開いた胸元は「セクシーさ」を印象付けます。

これにより、由緒正しくも古いクラシックとバランスをとっているのですね。

実に絶妙です。

 

 

この画像もわかりやすいですね。

着用しているニットはアーガイル柄というものなのですが、

なんだか田舎のおばあちゃんが着ているニットのような柄ではありませんか?

 

参考画像→1100 × 1100

 

しかし、ニットにしては見たこともないほどに胸元が開いています。

更に、どのような加工を施しているのかわかりませんが、画像でもはっきりとわかるほどの光沢感があります。

「アーガイル柄」がクラシック要素で、「V字の胸元と光沢感」がセクシー要素です。

実にわかりやすいですね。

 

 

②シンプルすぎないリアルクローズ

こちらは全て同じ素材で作られたコートとジャケットとパンツで組み合わせたコーディネートです。

いわゆるセットアップですが、確かにかっこよく統一できるものの、シンプルな印象になりがちです。

しかし、ボッテガは違います。よーくこの画像を見てください。

これ何色だと思いますか?

 

全体的にベージュっぽいけどよーく見ると均一なベージュではないことに気づけるはずです。

これは「ヘリンボーン」というもので、簡単にいうと異なる色の糸を編み合わせる編み方なんです。

ですので、異なる色が合わさって立体的な表情を生み出し、シンプルなコーディネートに一味加えています。

 

(また、ここでもVネックの特徴が見て取れますね)

 

さて、こちらは全身レザーのコーディネートです。

こちらも同様に全身同色で、コートにインナーのシャツにパンツといったシンプルなスタイルです。

しかしレザーの上品な光沢によって、シンプルさにひとさじエッセンスを加えていますね。

 

更にいうと、ジップなどのシルバー要素は完全に取り除かれ、控えめなボタンが配されています。

これにより、ライダースジャケットのようなハードさを和らげ、

日常的に着やすいリアルクローズに昇華しているんですね。

 

この辺りのセンスも素晴らしいです。

 

 

③ボックスシルエット

この画像がわかりやすいでしょうか。

大ぶりな襟のコートは体の曲線をひろわずに、ストンと落ちて直線的なシルエットを描いています。

 

更に、前回の秋冬は足元に届くほどコートの丈が長いものが多かったですが、

ここでは膝丈程度になっています。

(大きな襟と茶色のクラシック要素とVネックのセクシー要素はまたしても見受けられます。)

 

また、すでに上に乗せた画像でも全てボックスシルエットの特徴が確認できます。

他にも、「JIL SANDER(ジルサンダー)」や「GIVENCHY(ジバンシィ)」でも

同じようにボックスシルエットが見受けられます。

この辺りのブランドのコレクションも今後取り扱っていきます。

 

 

まとめ

 

さて、ボッテガの2021年プレフォールのコレクションを見てきましたが、いかがだったでしょうか。

 

個人的には「シンプルすぎないリアルクローズ」というテーマは

今後のトレンドの根幹に関わると考えています。

 

また、「セクシー×クラシック」のバランスも取り入れやすいと思うので、

今年の秋冬のコーディネートに取り入れてみてはいかがでしょうか。

今後のトレンドを牽引するボッテガの新鮮さを体感できるかもしれませんよ。

 

 

最後に、キーワードを列挙しておきます。↓

 リアルクローズ Vネック クラシック 大きな襟 ダブルブレスト ボックスシルエッ 膝丈 レイヤード ドレススタイル グリーン 革靴 

 

 

 

以上、BOTTEGA VENETA(ボッテガヴェネタ)の2021年プレフォールコレクションの解説でした。

 

また次の記事でお会いしましょう!