連休中はいかがお過ごしでしたでしょうか
今年のGWは母の三回忌ということで地元へ帰省してきました
この2年はコロナ禍の寂しい法要となってしまいましたが、住職を務めてる従兄家族が温かく寄り添ってくれるおかげで無事に三回忌まで終えることができました
お寺にいるうちは心穏やかにいれるんですけどね、誰もいない実家に帰ってくると毎回悲しみがこみ上げてきます
やっぱり家族全員の遺品整理は辛いですね…
そんな気持ちを引きずりながらの帰りの飛行機ではback numberの『電車の窓から』を聴いて泣けて泣けて仕方がなかったです
『電車の窓から』
生まれて育った街の景色を
窓の外に映しながら
銀色の電車は通り過ぎてく
僕を乗せて通り過ぎてゆく
なんにも知らずにただ笑ってた
あの頃には戻れないけど
もらった言葉と知恵を繋いで
今日もちゃんと笑えてるはず
電車の窓に見えたのは
あの日の僕と変わらない街
なぜだろう切なくなるのは
なぜだろう涙が出るのは
あの日に電車を見ながら
憧れ夢に見てたような
場所までもうすぐなのに
なぜだろう涙出るのは
すべてを投げ出す勇気もないのに
ただ愚痴をこぼしてた
あの頃から
欲しくて欲しくて
やっと手にした切符だって
何の迷いも
僕にはないはずなのに
電車の窓に見えたのは
あの日の僕と変わらない街
なぜだろう切なくなるのは
なぜだろう涙が出るのは
あの日に電車を見ながら
憧れ夢に見てたような
場所までもうすぐなのに
なぜだろう涙出るのは
なぜだろう
涙が出るのは
なぜだろう
"なんにも知らずにただ笑ってた
あの頃には戻れないけど
もらった言葉と知恵を繋いで今日もちゃんと笑えてるはず"
私にとっても"あの頃"とは何もかも状況が変わってしまったし、飛行機から見下ろす海岸線の景色は震災によって違う場所のように何もなくなって、帰省のたびに泣いてしまいます
でもイヤホンから流れる依与吏さんの優しい歌声に本当に救われるんです
GW前から何かと落ち着かなくてブログも書けていませんでしたが、back numberの音楽はいつもどんな時もそばにいてくれました
back numberが大好きになって音楽が好きだったことを思い出し、音楽の素晴らしさを改めて感じています
back number以外にも「あ〜この曲ってやっぱり好きだなぁ」って思う曲がいくつもあるのですが、ミスチルの『エソラ』もそのひとつです
耳に心地よいメロディがリリース当時から好きでした
全体の歌詞は、母を亡くした直後のback numberにハマった頃に調べて知って深く心に響きました
『エソラ』
二足歩行してる空っぽの生きもの
無意識にリズムを刻んでいる
フルボリュームのL-Rに
萎んでた夢が膨らんでく
君が話してたの あそこのフレーズだろう?
まるで僕らのための歌のようだ
君はどんな顔して聞いてたの?
甘く切なく胸を焦がす響き
メロディーラインが放ったカラフルな魔法のフレーズ
輝きを撒き散らしては僕らに夢を見せる
明日へ羽ばたく為に
過去から這い出す為に
Oh Rock me baby tonight
ほらもっとボリュームを上げるんだ
天気予報によれば 夕方からの
降水確率は上がっている
でも雨に濡れぬ場所を探すより
星空を信じ出かけよう
雨に降られたら 乾いてた街が
滲んできれいな光を放つ
心さえ乾いてなければ
どんな景色も宝石に変わる
やがて音楽は鳴りやむと分かっていて
それでも僕らは今日を踊り続けてる
忘れない為に
記憶から消す為に
Oh Rock me baby tonight
また新しいステップを踏むんだ
メロディーラインが描いたカラフルな希望のフレーム
輝きを撒き散らしては僕らに夢を見せる
めぐり逢う度に
サヨナラ告げる度に
Oh Rock me baby tonight
さぁ踊ろうよ ボリュームをもっと上げるんだ
ロックバンドのライブって心踊りますよね
サビ前に桜井さんの「来い来い来い!一緒に〜♪」がアガります
この曲を聴くとアーティストの皆さんの「どんな時も(コロナ禍であっても)音楽をとめてはいけない」の言葉を思い出すんです
"メロディーラインが放ったカラフルな魔法のフレーズ
輝きを撒き散らしては僕らに夢を見せる
明日へ羽ばたく為に
過去から這い出す為に
Oh Rock me baby tonight
ほらもっとボリュームを上げるんだ"
特にこの歌詞が、色を失くした悲しみの底から救い上げてくれたback numberを想っていつも泣けてきます
ミスチルを聴きながらback numberを想うって、ミスチルファンの皆さんに申し訳ないし、back numberファンとしてもどうよって思うのですが…😅
でも、依与吏さんが尊敬してやまない桜井さんの作るミスチルの曲は私にとっても特別なものになっています
"雨に降られたら 乾いてた街が
滲んできれいな光を放つ
心さえ乾いてなければ
どんな景色も宝石に変わる"
あ〜ほんと音楽って最高
YouTubeのプレイリストに『エソラ』を加えようと思ったらこんなスペシャルな動画も見つけました
『innocent world』も昔からたまらなく大好きな曲です
依与吏さんが憧れ、back numberの音楽に影響を与えた桜井さん、桑田さん、小林武史さんの御三方が同じステージに立っている2006年のフェスだそうです
こんな映像を見て喜んでる私はやっぱり遅かれ早かれback numberが大好きになっていたんだろうなと思います( ´͈ ᵕ `͈ )♡
この時、依与吏さんは21歳
back numberとして音楽を始めていたようですがまだ今のメンバー体制でもない頃です
でもインディーズアルバム『逃した魚』に収録されている楽曲とかは作っていたんでしょうね
今や、日本の音楽界の重鎮の小林武史さんから音楽番組のインタビューで称賛され「また一緒に仕事をしましょう」と言われるメンバー
こんな才能溢れる方たちと肩を並べてback numberの素敵な曲たちを堂々と披露するフェスにいつか参加したいです
先日発売されたロッキンでは楽曲の歌詞やメロディ、編曲の話、バンドとしての音楽の方向性の話など読みごたえたっぷりでした
私は昔からバンドサウンドが好きだし、打ち込み系の曲は聴いていてすぐ飽きてしまうので、ロッキンの依与吏さんの言葉には私がback numberを好きになった理由が散りばめられているようでした
発売されたばかりの雑誌のネタバレはできないけど1つだけ…
今回のツアーの、私が参戦した愛媛の初日の話も出ていました
「初日の4曲目あたりまで、喉、ガン締まりよ。だけどそっから、少しずつ自分を許そうとし始めてたからちょっと驚いて。この感覚は新しい」
とありました
そう、セトリの5曲目あたりから依与吏さん本来の伸びやかな美しい歌声のパフォーマンスになっていったんです
あの時の依与吏さんの心情を知ることができて、ライブの感動がまた復活してきました
あ〜やっぱりロックバンドのライブは最高ですよね