今回紹介するソフトは稀杜様が作られた『CPad』というソフトです。
プログラム開発環境を整えるとなると、OSにLinuxを取り込んだりと面倒なことが多いと思われますが、
このソフトを使えば、自宅のWindowsパソコンで簡単にプログラム開発環境を整えることができます。
↓稀杜様のサイト『きときと』
http://hp.vector.co.jp/authors/VA017148/上記のサイト様から引用しますと、
"Borland C++ Compiler などの、Windows上の各種コマンドラインコンパイラに対応した、エディタ内蔵のGUI開発環境です。"
ということです。
要するに、
・プログラミングを書く
・コンパイルする(注:別途コンパイラソフトのインストールが必要!)
・プログラムを実行する
これらすべてが、このソフト一つでできます!
『CPad』の素晴らしさをわかってもらえた方は
↓をクリック!
【クリック済み】
さて、早速ダウンロードしたいのですが、このサイト様は少々ややこしいことになっています。
俺はダウンロードだけでかなり手こずりました(; ;)
また、ここのサイト様を見ていただいた方は知ってもらえたかもしれませんが、
この『CPad』というソフトは利用する言語・コンパイラによっていくつかのバージョンがあるのです。
今回はタイトル通り、C言語・JAVA言語初心者向けということで、
その2つだけを紹介します。
・C言語を利用したい場合
まず、『CPad』をダウンロードしたいのですが、
C言語に対応しているCPadは
・『CPad for Borland C++Compiler』
・『CPad for LSI C-86』
の2つです。
オススメは『CPad for Borland C++Compiler』です。
というのも、『CPad for LSI C-86』に対応しているコンパイラ『LSI C-86 v3.30試食版』が古いからです。
好みもあるかと思いますが、今回は『CPad for Borland C++Compiler』をダウンロードすることとします。
『CPad for Borland C++Compiler』のダウンロード手順
↓のページに飛んで、"CPad for Borland C++Compiler ダウンロード(bcpad231.lzh)"をクリック。
http://cpad.michikusa.jp/ダウンロードが終わったらそれを適当な場所に解凍する。
次にコンパイラ『Borland C++Compiler』をダウンロード
↓のページに飛んで、面倒ですが『Borland C++Compiler』をダウンロードするための登録手続きをする。
http://update.codegear.com/forms/jp_cpp_download_reg後は、サイトやメールの指示にしたがって『Borland C++Compiler』をダウンロード。
※同時にダウンロードできる『Turbo Debugger』は何に使えるのか、今の俺にはわかりません。
『Borland C++Compiler』をダウンロードしたらそれをインストール。
『CPad for Borland C++Compiler』の解凍と『Borland C++Compiler』のインストールが終わったら
『CPad for Borland C++Compiler』を解凍すると出てくる『bcpad.exe』を実行します。
すると、コンパイラのパスを設定するダイアログが出ます。
コンパイラのパスは
『Borland C++Compilerをインストールしたフォルダ\borland\bcc55\Bin\bcc32.exe』
です。
これで、最低限の設定は終了したので、CPadを利用することができます。
・JAVA言語を利用したい場合
まず、、『CPad』をダウンロードします。
JAVA言語に対応しているCPadは『CPad for Java2 SDK』なので
↓のページからダウンロードして、解凍します。
http://hp.vector.co.jp/authors/VA017148/pages/cpad.html#cpaddownloadさて、次にコンパイルをダウンロードしてインストールしなければなりません。
このCPadに対応しているコンパイラは『Java2 SDK Standard Edition 1.4.2』とのことですが、
2008/10/30にサービスを終了しているのです。
また、現在、『Java2 SDK Standard Edition』という名前のソフトは存在しません。
現在は『Java SE』の『JDK』という名前になっていますが、内容は変わりません。
2010/04/11現在の最新版は『JDK 6 Update 19』ということですが、
↓のサイトで最新版のJDKをダウンロードしてインストールしてください。
http://java.sun.com/javase/ja/6/download.html
『CPad for Java2 SDK』の解凍と『JDK』のインストールが完了したら、
『CPad for Java2 SDK』を解凍したフォルダの中にある
『jcpad.exe』を実行します。
すると、コンパイラのパスを設定するダイアログが出ます。
コンパイラのパスは
『JDKをインストールしたフォルダ\Java\jdk(バージョン)\bin\javac.exe』←?
のような気がします。
これで、最低限の設定は終了したので、CPadを利用することができます。