Imaginations from the other side | 理系犬型父さんと文系猫型母さんが結婚したら猫型娘っ子が生まれた

理系犬型父さんと文系猫型母さんが結婚したら猫型娘っ子が生まれた

チラシの裏にでも書いとけと言われても、最近のチラシは両面印刷ばっかりなんだ。だから書くんだ。

理系父さんがチラシの裏に書く感じでゆるく書きますよ。
家族の事とか、仕事の事とか、世の中の事とか。

男の子は算数が得意 国語が苦手
女の子は国語が得意 算数が苦手
こんな話をよく聞いたり目にすることが多いんだ。

 

正に娘っ子はど真ん中だね。算数が苦手。
国語も物語文は得意で説明文になると???と言う答えを書いたりする事が多々あるんですけど、これって生まれ持った性別というカテゴライズの中の特性なのだろうか?中学受験ブログで物凄く目にする様な気がするんだな。


さて、今回の算数は【立方体と直方体】
敷居が少しづつ高くなって来てますね。

今回の立体図形は自宅で勉強する際、妻も一緒に頭の体操の意味で参加してもらったんだ。
そんな妻も結構間違えるんですよね。
特に展開図系の問題はイメージ力を使いますし、たまには脳トレでのノリで一緒にやったんだ。


妻『・・・・・・イライラするねこの問題黒猫
私『辺の長さとかは計算でポンだけど、展開図系は組み立てるイメージが必要だからね犬
妻『この問題とかキーーーーーってなって、イライラする黒猫
娘っ子『頂点の出し方は展開図に対角の線を入れる方法を塾で習ったんだよ三毛猫
私『おー。分かりやすい方法だなぁ。一回お母さんに教えてみ?先生になった気持ちで犬
妻『もういいよ。背中がムズムズする。だから算数嫌だなぁ黒猫
私『教えるのも勉強になるから、一回やってあげて。あと娘っ子の前では苦手云々は言わない様に!犬
妻『はいはい!すいません!黒猫
娘っ子『お母さん。”はい”は1回だよ三毛猫
妻『うっさいなー。もう!黒猫
私『はい!ですので、娘っ子先生!よろしくお願いします犬
娘っ子『ほい!三毛猫

 

その後、ホワイトボードを使って娘っ子の解説が始まりましたとさ。

 

 

 

 

今回の展開図やサイコロ系の問題はどの面が?どの辺が?どの頂点が? どの場所に来てどの場所と接するのかイメージできるか否かがカギなんだろうね。サイコロの表面と裏面の和は『7』って事を知ってればサイコロの問題も解けるけど、それ”だけ”で解答にたどり着けるほど甘くは無いんだな。


娘っ子に今回の立体図形問題を色々と解いてもらったけど、基本的な問題はクリアできているけど、複雑な問題や2点ぐらい捻ってある問題には腕を組んでフリーズ状態。
立体図形の敷居の高さを感じているみたいだなぁ。

 

 

図形問題が苦手となる子の要因はこんな感じか・・・

 

1.正確に問題文が読み取れない
 何を聞いているのか?どんな答えをださないといけないのか?この辺りの理解力が必要かな?
 図形問題を解いてる娘っ子の横で見ていて、『一体何やってんだ?』って事を時々するんですよ。
 まずは問題をきちんと理解する事が大事かな?

2.用語や図形の定義・定理があいまい(根本を理解していない)
 図形の定義・定理を飛ばして、解法のみで何となく進めると応用で躓くんだ。
 三角形の外角の定理や内角の和の事も含めて、『なぜこの定理が成立するのか?』を理解しないと、
 単純な問題は解けるけど捻ってある問題については応用が利かなくなり手が出せなくなると思うんだ。

3.空間・平面のイメージが頭の中でできていない
 男子と女子の差がでるのはこの部分なんだろうなぁ。
 女子が苦手だからで諦めるのももったい無いよね。

 まずはこんな感じで積み上げて行くしか無いんだろうね・・・・
  ⇒日常生活の中で空間認識力を鍛える
   (空間認識力を高める様なタイミングを増やしてあげる)
  ⇒定規・コンパス・分度器などの道具を上手く使えるようになる
   特に低学年で有効かもしれないね。特に分度器の考え方、読み取り方は後々役に立つ
  ⇒ノートに図形を書いて考える習慣を身に付ける
   イメージするのが苦手なのは、二手先三手先と組立行く上で頭の中がグチャグチャになるから
   まずは、書いて混乱する事を防ぐ様にすれば、だんだんと慣れて来るし精度も上がっていく
  ⇒立体は展開図を書けるようにする
   立体から展開図と逆も然り。これは繰り返しやって行くしかないよね。その為には先の3つを
   しっかりと積み上げて行く必要があるのかな・・・・

 

今回の立体図形では、辺全体の長さを求める問題が出るんだと思う。

これはあくまでも基本問題として・・・・解法はある。

公式と言うか単純な式で表現できるけど、それだけになってしまうと”その先の一歩”のハードルがぐんっ!と上がってしまうんだろうと思うのだ。

だから、何故この方法で解くのか?答えが出るのか?の原理を理解する必要があると思うんだ。

中々難しい世界になって来たね算数。

でも、これはあくまでも入口に過ぎないんだな。

 

算数の図形問題は、イメージが攻略のカギ!


そして、難しい問題はそのイメージをグリグリ動かして糸口を見出す事が必要であり、その先は正面に見える場所だけでは無い『別の視点』でのイメージが必要となって来る。

 

別の視点から生み出される一本のヒントっていう一本の尻尾

 

このピョコピョコ動いてる尻尾を掴めないとダメなんだ。

この尻尾が『見えるか否か』で、最終的には大きな差が出ると思うんだな。