DATE: 04/11/2015 00:31:27
今年２月末に、私の母から連絡があり父がガン（前立腺癌）であるとの診断を受けたとの連絡が来た。今の告知は、あっさりと本人に告知するみたいですね。ＴＶドラマでは、家族に神妙な顔で医師が告知するイメージがあったのだが・・・
その段階では、まだ転移や進行状況はまだ不明で、その後の検査を進めて今後の治療方法を決めるという母の話だった。
母もかなり意気消沈、父本人も凹みまくっていた。（電話での会話をした感じでは）
その後、３月に細かい検査（生検や転移がないか等の検査）をやって、転移（遠隔転移＆骨転移）はしてないとのことで、手術は可能だったみたい。
※生検（針で刺すやつ）をやって、ガン確定診断。
ただし、限局性（原発部位の前立腺内にとどまっている）か否かは、微妙な状態で切ってみないと最終判断は難しいとのこと。
その手術予定日が、6月末と聞いてびっくり。癌ですよね？そんなにほっといて良いの？ってな感じです。
前立腺癌自体は進行が遅い癌みたいだが、限局癌が進行癌か微妙なタイミングで、そんな後回しって・・・とおもったが、来週の手術予定がちょうど空いたみたいで、即手術ができるみたいでとりあえず第一段階ほっとした。
ただし、手術の段階で思ったより進行していたとか、手術後に再発したとか、超えていく山はまだまだたくさんあるので、予断はできないな。
さて、今回のエントリーとして、「病気と運」についてだ。
やっぱ、病気の予後は運要素大きいなと痛感する。父親の今回の癌診断はたまたまだった。市でやってる健康診断とついでの高齢者オプションのＰＳＡ検査したら、数値が高くて精密検査をうけたらたまたま病気発覚。進行具合は、早期癌と進行癌の境目のライン。
たまたま検査したところが実家最寄（車で１０分以内）の大学病院で前立腺癌の専門医（治療実績もかなりあって、最新医療も充実）がいる場所だった。そして、再検査通院をしているときに、たまたま手術のキャンセルが入った（放射線治療に切り替える人が出た）ため、その場で手術日程を6月末→4月16日に予約変更ができた。
癌になるのは運が悪いのかもしれない。が、本当に恵まれていると思う。
でも、「たまたま」が重なって最悪の方向に進む可能性も極力少なくできそうで、恵まれてるなと思う訳です。そういう意味で、運というものはコントロールできないけど、影響度は大きいなと思う今日この頃なのです。
こんな事もあった。
24年前に母も大きな病気（卵巣腫瘤）をやって、手術をした。その開腹手術の際、父は担当医から通告されたそうだ。
「開腹し確認したところ、おそらく癌です。かなり広がっていますので覚悟してください、このまま摘出し検査します」
父曰く、目の前が真っ暗になったそうだ。（この話を知ったのは成人してからだった）しかし、検査の結果たまたま癌化する前の状態で何とかなった。それと同時に、虫垂炎にもなっていて、それが進行し腹膜炎併発直前だったようだ。
医者もそっちの方もびっくりしたようだ。本来はのたうちまわるほどの痛痛みがでるらしい。
気が付かづに破裂していたら、こっちの方が危なかったみたいだ。
母の手術後、ストレスで全身の毛という毛はすべて抜けて大変だった。（本当に眉毛、まつげ、鼻毛まですべての毛という毛が抜けた）
当時、中学生だった私はは、抗癌剤の影響か？と思い「母さん癌なの？」と父に聞いたぐらいだった。
そんな、母も今でも再発はせず元気だ。そんな「たまたま」のエピソード。
母からのメールで、「病気には運も関係するね」という内容が妙に真実味があって、こういう時に運は取っておきたいなと思うのです。
どうも我が家は、宝くじで高額当選するを筆頭に、高額商品の抽選とかの大きいアタリには当たらなくて、微妙に小さいアタリ（アイスのアタリとか）は、所々小当たりするパターンが多い。
自分自身も、大学受験で進学した大学は、キャンセルによる欠員繰り上げ合格だったし・・・（別の大学の入学金払った後に、直接実家に入試センターから電話があった）
そんな小当たりの引きはわが娘っ子にも受け継いでいるようだ。セブンイレブンの妖怪ウオッチのくじを買って、娘っ子に選ばせたらさくっとＡ賞（ジバニャンぬいぐるみ）を引いたり、商業施設のガラガラくじを引かせたら、微妙に上から３番目ぐらいの中途半端のを当てたりと、妙な引きを持っているのは、オイラと同じ。顔と性格は妻に似ているが、こういうところは自分のを引きついでいるのだな。としみじみ思うのです。
大当たりは無いけど、良いのです。これで。