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またもや鍋だよ.

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友人のおうちで鍋.こちらは事前に分かっていたので,数日前から材料を買いそろえ,下ごしらえをしていった.

作ったのはチゲ.コチュジャンをベースにした自家製の薬念に,鯛のすり身にたたいた海老を加えた団子,行商のおばちゃんから買った生ダコ,牡蠣,豚バラ,タラ,バトウダイの肝,白菜,えのき,ニラと比較的シンプルに.〆は中華そば.具が贅沢かつバリエーションにとんでいたからか,濃厚・複雑でとてもいいスープになった.またやりたい.

なべぶぎょうしたよ.

友人のお店に遊びに行ったら,急きょ鍋を作ることになった.広い台所をお借りして,必死に11人前.

おむかいしてきたよ.

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出雲へ.神迎祭を見学.稲佐の浜に篝火を焚いて神様達をお迎えし,そこから2~3km内陸側にある大社まで案内するといった流れ.出雲のオオクニヌシのもとに全国から八百万の神様が集まって,「今年は誰と誰をひっつける?」的な会議をするという,(出雲中心的で)何とも大らかなストーリーからすると,思ったよりずっと秘祭的で厳粛な内容だった.依代は白い布を持った宮司さん達に四方を囲まれ,提灯の明かりだけで粛々と運ばれて行く.通りに住む人々(会期中はその家々に神様達が投宿するというストーリーらしい)は大社には向かわず,玄関に出て挨拶をする.

身近な空間が視覚的に遮断されると,その「中身」について想像が巡り,その存在は強く認識され,畏れが増大する.面白いコンセプトだと思った.同じ理由で,本来は見るためのお祭りじゃないんだよね,きっと.けど,布の囲いには遠慮なくカメラのフラッシュが浴びせる人たち,社内で神様を通すためのスペースにはみ出して携帯で喋っている人もいたし.儀式の最中に車で参道に入ってきて参拝者を押しのけた人もあった.殆どは県外から来た不案内な人だろうけど・・・彼ら(ほとんどは年上の「彼女ら」だったけど・・・)の行動を心平らかに見られなかった自分の未熟さに心がざわついたわ.

帰りにお餅とお神酒を振る舞いがあったので,ありがたくちょうだいした.お神酒の盃とお餅は,今度帰郷する時に持ち帰って,家族や友人達にお裾分けしようと思う.