3回目の息子の命日。

しんどすぎて書けなかったけど、
うちの夫は息子の件を「失敗」と表している。
2人目(というか3人目)を望まない理由も「前に失敗したから」だそうで。

「失敗」ってなんなんだろうか。私がどんな思いで大切な大切な息子を諦めたと思っているんだろうか。
無神経というか、マジで神経が無いんだと思う。

今年の命日もスルーされるだろう。
月命日もお盆も全部スルーされてるから、それはもうどうも思わない事にしたけど。

身内も息子に関して何も言ってこないけど、逆にそれは有り難い。とても大切にしている事は、他人と共有するのが怖いから。(息子の件で、頑張って励まそうとしてくれて、逆に傷付いた経験が有り)

同じ人工死産をした人とさえ、経験を共有するのは難しく感じる時がある。みんな同じ経験をしているけど、考え方や感じ方はそれぞれで、結局この悩みは自分が受け入れる方法しか無いと思ってしまい、私はなかなか他人と共有できていない。
共有してみたい気持ちはあるけど、とてもデリケートな事だから対面で話す必要がある気もするし…


この一年も、お子さんを亡くした方やご家族の方からメッセージをいただいて、お返事をする時に言葉を選ぶのが難しくて、後で読み返すと意に反して淡白な返信になってしまったと反省したり。本当は会いに行って抱きしめたいくらいだけど、、難しい。


買い物先で出会ったご高齢のマダムが、60年前の流産が未だに忘れられないと言っていたから、まだ3年しか経っていない私はしんどくて当たり前で、これが正常なんだと思う。
だから、大丈夫!こんな感じでやっていこう。

お空の息子が穏やかに過ごせていますように。
ずっと一緒にいるよ。