役に立つのか立たないのか分かりませんが
お金のお話も書いておこうと思います。

2012年の医療費総額
舌癌になったことで私が医療機関に支払った医療費は
2012年だけでトータルで417,870円でした。
(3割負担。保険外&法定給付額&付加給付額含む)

あまり細かく書きすぎるとかえって分かり難くなるので
大まかに内訳を書いておきます。

<舌癌で行った主な検査と治療の内容>
区分 回数 参考-私の例-
通院 23回(初1回/再22回) 歯科初診料218点(660円)
歯科再診料42点(130円)
入院 1回(2月跨ぎ17日間) 点数は割愛(296,650円)
 保険対象:130,570円
 保険外  :166,080円
 (差額ベッド代、食事代)
細胞診 1回 390点1,170円)
生検 1回 1,660点(4,980円)
手術 1回 (入院費に含む)
※手術代と麻酔代だけでも8万円ほど
造影CT検査 5回 2,769点で8,310円
PET-CT検査 1回 9265点で27,800円




※金額表示は3割負担額です
※診療科や病状や方針によって内容に差があると思いますのであくまで目安で

定期健診の日は
「歯科再診料」と「歯科特定疾患療養管理料」で毎回580円ほど。
造影CT検査の日は
「歯科再診料」と画像診断諸々の金額で毎回8,430円ほどという感じです。


限度額適用認定証
これを提示することで同一医療機関での同一月(1日から末日まで)の
窓口での支払いが自己負担限度額までで済ませられます。
自己負担限度額は収入とかかった医療費により計算されます。
私は2ヶ月に跨って入院してしまってどちらの月も
自己負担限度額を超えるか超えないか程度だったため
あまり役には立たなかったっぽいです。


法定給付額と付加給付額

法定給付は健康保険法で定められている保険給付で
付加給付は健康保険組合が独自に定めている保険給付です。
私の健康保険組合ではこれらが3ヵ月後に支給されました。
私が加入してる健康保険組合の付加給付には
病院の窓口で支払った医療費(レセプト1件毎)が10,000円を超えていた場合は
その超えていた分が給付金として支給されるというものがあるので
そのおかげで入院費は5月が9,000円ほど6月が10,000円ほどで済んだようです。
(差額ベッド代と食費は別ですが)
これらの給付金の合計で15万ちょっと返ってきました。


贅沢して特別個室に入院しなければ2012年の舌癌にかけた医療費は
10万円ほどで済んでいたのではないかと思います。
(総額41万円-差額ベッド代16万円-給付額15万円)

あとは生命保険のお金が病気が病気だけにどどっと下りてきました。
助かるけどもらえることを純粋に喜べないお金…ですかね。

正直言ってお金のことはサッパリなのです。(詳しい方ツッコミ歓迎です)
いろいろ勘違いしてそうで不安なので
知らなかった方はこんなカンジの制度があるのだなぁ程度に思っていただき
あとはググっていただけるとしっかりした説明が読めると思います。
投げっぱなしでスミマセン…ガックリ


余談その1
舌悪性腫瘍手術も程度によって結構保険点数が違ってくるようです。
切除なら18,810点(3割負担で56,430円)
亜全摘なら64,160点(3割負担で192,480円)となるようです。
なので部分切除の参考として見ていただけたらと思います。
再建とかリンパ節郭清もあった場合はさらに…ですよね。。
※亜全摘…舌根部を含めた半側以上の切除、あるいは全部の切除


余談その2
PET-CT検査は外部の医療機関で受けたので
初診料、診療情報提供料、送料で2,500円ほど余分にかかりました。
しかも送料は保険外で1,000円!宅急便より高いよっ?!ビックリ


余談その3
内耳の病で大学病院に定期通院していることと
胃の具合が悪いとかで胃腸内科にも通っていることもあって
舌癌以外の医療費も足すと48万ほどになりました。
不健康ビンボーです…ナンテコッタイ…ガーン