嘔吐恐怖症の私にとって一番恐ろしいことは
吐き気を感じたり吐くことです。
命と天秤にかけるようなことではないと頭では分かっているものの
恐怖で逃げたい気持ちでいっぱいです。
退院したのに毎日ドン底な気持ちで過ごしました。
夜眠れなくなるぐらい怯えました。
そんな精神状態でいると癌にやられそうですが…。
私が飲む予定となっていた抗がん剤は『ティーエスワン』。
かなり優秀な抗がん剤であるようです。
副作用も出来る限り抑えてあるようですが
酷い人は本当に酷いようです。
髪は比較的抜けない人の方が多いようです。
でも抜ける人も居ます。
舌癌に対して抗がん剤がどの程度効果があるのか
そういったことも一生懸命調べました。
調査した結果分かったことがいろいろありますが
私は素人であるためここに書くことは控えます。
若干でも生存率が上がる可能性があるのなら
苦しくても抗がん剤を飲むべきであろうと考えていました。
シイタケで『ティーエスワン』の副作用を抑えられる可能性があるならと
気休めでもシイタケをいろいろ用意したりもしていました。
<参考>独立行政法人 国立健康・栄養研究所
http://hfnet.nih.go.jp/
「シイタケ」で検索⇒「同意する」「全ての情報を表示」















でも気が変わったのは夫の一言であったのかもしれません。
「そんなに苦しい思いをしなくてもいい」
また同じ舌癌仲間の方の話を参考に聞き
必要性に迫られているというわけではなく
予防だったので無理に頑張るのはやめようと思ったのでした。
実は7年程前嘔吐恐怖症の私がアレルギーで激しい吐き気を起こし
それが切っ掛けで飲食ができなくなってしまったことがありました。
体重は20kg台まで落ち水すら喉が受け付けず死にかけました。
(体力もなく寝返りすら打てない程衰弱しました)
少しずつ食べることができるようになったものの
何年もかけてようやく普通に食べられるようになりました。
とは言っても一人前はなかなか食べられませんが。
今でも食べることは「頑張って」います。
私はもうこのような恐ろしい過去を繰り返したくなかったのです。
それよりもしっかり食べて体力をつけなければならない。
僅かな可能性も大事だけども基礎体力を上げることも















そして病理検査の結果を告げられた日。
抗がん剤の必要性と副作用についての説明があり
「私達としては飲むことをお勧めしたいですがどうしますか?」
と私に選択権を与えてもらえました。
過去の経緯を説明しお断りしてきました。
「そのような経緯があるのであれば無理にとは言いません。
嘔気による恐怖で何年も引きずるということがあるならやめましょう。
抗がん剤は飲まず自身の体力を高めていく方向でいきましょう。
でも今後転移再発など場合に応じて飲んでくださいと
また言う可能性もありますのでそこは了承しておいてください」
嘔吐恐怖症という特殊なスキルのせいで
自分の選択肢を狭めてしまった分
私は転移も再発もさせることなく頑張らなければ。
まずはご飯を一人前食べられるように頑張ろう。
吐き気を感じたり吐くことです。
命と天秤にかけるようなことではないと頭では分かっているものの
恐怖で逃げたい気持ちでいっぱいです。
退院したのに毎日ドン底な気持ちで過ごしました。
夜眠れなくなるぐらい怯えました。
そんな精神状態でいると癌にやられそうですが…。
私が飲む予定となっていた抗がん剤は『ティーエスワン』。
かなり優秀な抗がん剤であるようです。
副作用も出来る限り抑えてあるようですが
酷い人は本当に酷いようです。
髪は比較的抜けない人の方が多いようです。
でも抜ける人も居ます。
舌癌に対して抗がん剤がどの程度効果があるのか
そういったことも一生懸命調べました。
調査した結果分かったことがいろいろありますが
私は素人であるためここに書くことは控えます。
若干でも生存率が上がる可能性があるのなら
苦しくても抗がん剤を飲むべきであろうと考えていました。
シイタケで『ティーエスワン』の副作用を抑えられる可能性があるならと
気休めでもシイタケをいろいろ用意したりもしていました。
<参考>独立行政法人 国立健康・栄養研究所
http://hfnet.nih.go.jp/
「シイタケ」で検索⇒「同意する」「全ての情報を表示」















でも気が変わったのは夫の一言であったのかもしれません。
「そんなに苦しい思いをしなくてもいい」
また同じ舌癌仲間の方の話を参考に聞き
必要性に迫られているというわけではなく
予防だったので無理に頑張るのはやめようと思ったのでした。
実は7年程前嘔吐恐怖症の私がアレルギーで激しい吐き気を起こし
それが切っ掛けで飲食ができなくなってしまったことがありました。
体重は20kg台まで落ち水すら喉が受け付けず死にかけました。
(体力もなく寝返りすら打てない程衰弱しました)
少しずつ食べることができるようになったものの
何年もかけてようやく普通に食べられるようになりました。
とは言っても一人前はなかなか食べられませんが。
今でも食べることは「頑張って」います。
私はもうこのような恐ろしい過去を繰り返したくなかったのです。
それよりもしっかり食べて体力をつけなければならない。
僅かな可能性も大事だけども基礎体力を上げることも
私にとっては重要な仕事なのだと考えました。
がん細胞は恐ろしいヤツでがんを発症するまでに至ったものは
体力をつけて免疫力を上げる程度では勝てるものではないと私は考えています。
今回は予防のためということだったので飲まない選択をしました。















そして病理検査の結果を告げられた日。
抗がん剤の必要性と副作用についての説明があり
「私達としては飲むことをお勧めしたいですがどうしますか?」
と私に選択権を与えてもらえました。
過去の経緯を説明しお断りしてきました。
「そのような経緯があるのであれば無理にとは言いません。
嘔気による恐怖で何年も引きずるということがあるならやめましょう。
抗がん剤は飲まず自身の体力を高めていく方向でいきましょう。
でも今後転移再発など場合に応じて飲んでくださいと
また言う可能性もありますのでそこは了承しておいてください」
嘔吐恐怖症という特殊なスキルのせいで
自分の選択肢を狭めてしまった分
私は転移も再発もさせることなく頑張らなければ。
まずはご飯を一人前食べられるように頑張ろう。