2012年5月29日(術後6日目)

点滴が昨夜外れ真人間に近づいたと実感しました。
今後抗生剤は経口で飲むことになります。

鼻血がまだ出続けています。

喉の痛みが突然楽になりました。
毎日「喉が激痛なんです~><」と大騒ぎしていたら
今日から薬を出してもらうことになったのですが飲む前に楽に。

抜歯して縫っていた部分の抜糸を行いました。
歯が抜けた部分の空洞は後に骨になって埋まっていくとのこと。
痛みもそのうちなくなっていくとのこと。

舌の腫れはまだ続いています。
唾液の排泄は良好とのこと。

食事

舌癌闘病の記録(仮)
「味噌スープ」は具ナシ味噌汁です。


舌癌闘病の記録(仮)
アイスクリームがちょっと嬉しい。
トマトジュースには今日も泣かされる泣


舌癌闘病の記録(仮)
ヨーグルト、お豆腐には相変わらず泣かされる泣


2012年5月30日(術後7日目)

食事がグレードアップ
舌の腫れが少し引いてきたとのことで
流動食から三分粥三分菜(刻み食)になりました。

飲み物だけの方が楽なのですが、食べる練習も避けられないし。。
元々食に対する欲が人一倍薄かったので
食べられないというストレスがなかった点は幸いでした。


舌癌闘病の記録(仮)
トロみのあるジョアをストローで吸うことは無理でした。
なのでストローなしで飲みました。
ストローは難易度の高い道具なのです。


舌癌闘病の記録(仮)
トマトの酸味と鶏春雨そぼろの辛さに悶絶ねこ・きぜつ
でも美味しかったです。


舌癌闘病の記録(仮)


刻み食は口の中に入れても殆どが舌の上に残り
お茶で流し込んで何とか食べている状況でした。
噛み噛みの練習もしながら食べていたのでいつも2時間ぐらいかけて食べました。
頻繁に糸を噛んでしまい痛みで心臓がバクバクいってました。
右側は舌の上に何か載っていても舌の感覚がないので分かりません。
当然ながら口の中であちこち散らばった食事は舌が満足に動かないため
回収できずここでもお茶の力を借ります。
お茶ばかり飲んでいたらそれだけで満腹にっあせる

「明日から普通のご飯にしましょう」と提案されましたが
ちょっと固形物になっただけで四苦八苦している状況で
まだ抜糸も済んでない舌は満足に動かず咀嚼できる状況でもなくお断りしました。
「明日から緩んだ糸があれば少しずつ抜糸しましょう」とのこと。


両親が帰る
この頃は母親にだけ言葉が僅かに通じていたようです。
とは言ってもメインはまだ落書き帳。
父親は何を言っても分からなかったようで話しかけると何も答えずに
可哀想な子を見るかのような渋い顔をしていました汗☆

この日毎日お見舞いに来てくれていた両親が実家に帰りました。
病による気弱も手伝って泣きそうエーン

「もっと一緒に台所に立ったりもっと一緒にいろんなことがしたかった」と
泣きながら母親に抱きしめられました。
そ、それじゃ今にも死んじゃうみたいじゃない…タラッ・・・
でも抱きしめられたことはいつ以来なんだろう。少し嬉しかったり…。
仕事に行く夫と別れの挨拶をしたときも母親は涙ぐんでいたそうです。
心配かけてるなぁ、本当に。。ごめんね悲しませて。


贈り物
作曲科時代の女子達から色紙が届きました。
こういうものは励まされますね。感謝です。
クラスで唯一病気を話した親友が皆に伝え呼びかけて書いてくれたようです。
舌癌闘病の記録(仮)-色紙
義妹ちゃんがくれたお花と一緒に私を励ましてくれました。


余談ですが…
私は自分の病気のことをごくごく一部の人にしか伝えてないのです。
親と夫の家族と一部の親友のみで。兄弟も親戚も殆どの友人も知りません。
病気が病気だけに何か言いにくくて。
別に隠すツモリもないのですがとても気を遣わせてしまいそうで。。
親友に話したら夜も眠れないぐらいショックを受けてしまったそうで…。
考えすぎかな。。