なれっじなおのブログ
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郷古廉@杜のホールはしもと



こちらに済んで7年になるけど、自宅から10分の所にこんなホールがあるとは知らなかった。

こじんまりとした音の良いホールだった。


郷古はN響コンマスをして響かせ方が上手くなった。

チャイコの瞑想曲は表情豊かで美しかった。


シューベルトは曲が好みではなく少し退屈。


先にフランクを演奏したが、ピアノとの息がピッタリと合っていて素晴らしかった。

メロディーの際立たせ方が上手く、聴き入ってしまった。


ツィガーヌのテクニックも文句なし。


全曲を通してピアノのガヤルドの上手さも特筆すべき物だった。


同じコンビで、曲目が少し代わったコンサートをトッパンで聴く予定。


かなフィル@みなとみらいホール



久々のみなとみらい、久々のかなフィル。

川瀬の時に一度聴いたが、沼尻に代わったのだろう。

そういえば最近演奏会で川瀬の名前を聞かないが、どこか地方にいるのだろうか。

大友や小泉のようにドサ周りになっていくのかな?


曲はとても楽しめた。

ソリスト、合唱、オケ共に地方の団体が集まって精一杯やっているので好感が持てた。

技術的な文句を並べ立てても仕方ない。


映像で見ているとやたらティンパニが鳴らされるが、実際のオケのバランス的にはそうでもなかった。

大太鼓が腹に響いた。


明日は地元でコンサート。




実方@国立能楽堂


何にせよこの時期の空調は大嫌い。

会場でも駅でも汗だくになる。


野村萬を久しぶりに観た。

声に衰えはあるが所作は美しかった。

夫婦の掛け合いは面白かったが、オチらしいオチを感じられなかった。


実方はずっと静か。

最後の舞も序破までで急が無い。

なんだか延々と自分の若かりし姿を自画自賛し懐かしんで、今の自分を憐んでいる。

身につまされる曲だった。

(別に自分が昔は美しかったという訳ではない)


たまにはしっとりと落ち着くのも良いと思った。


明日は打って変わってベルレク。

これも楽しみ。



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