今年は洋画と邦画ごちゃまぜで。
午前10時の映画祭等の再映は含めずに。。
含めたとしたら、風と共に去りぬ。もしくは時計じかけのオレンジがトップだな。。

10位 チワワちゃん


今時の、これからが楽しみな俳優陣がパリピな若者の群像劇を繰り広げます。
三拍眼の門脇麦と怪演浅野さんももちろんよかったんだけどね。
原作は大昔のやつみたいなんだけど。岡崎京子おそるべし。普遍的なものを感じました。
そして。チワワちゃんの生き方はヒリヒリしちゃいました。


9位 洗骨


笑いと涙が入り交じって、好きな作品です。
洗骨の儀式と生命の誕生のラストは胸をわし掴みにされた感じ。お笑い芸人のゴリが監督・脚本をやってても、お笑いに走りすぎず、感動の物語になってる。Q太郎の使い方もgoodるんるん
娘がもし、お年頃になって、結婚したい人が出来たら見せたい作品です。


8位 永遠に僕のもの


美しいサイコパスの少年のアレコレ。
深まる秋にアルモドバル監督の美しい世界観。。
色使いも音楽もセンスありすぎでしょうよ。
ロレンソ・フェロのフェロモンがほとばしる。。(^^;
でも、見た目に騙されたらアカンexclamation
実話なんだよね。実際の人物も綺麗な少年でした。


7位 火口のふたり


夏の終わりに素敵な恋愛映画を観れて幸せでした。
ロマンポルノの巨匠、荒井さんの作品だから心してして挑んだのですが、エロさはあまり感じなかった。
映像は確かに赤面しちゃうんだけど、爽やかなんだよね。
所々、笑いをぶっ混んでくるし。。(^^;
直子とケンちゃんの行く末は。。
幸せな着地点が良かった。あんな恋愛。いいな。
直子が本当にうらやましい。


6位 運び屋


イーストウッド先生の作品はいつもツボります。
好き勝手に生きてきたじいちゃんが麻薬の運び屋をやるんだけど。。
家族との距離感とか、温度差がリアル。
このじいちゃんとイーストウッド自身が重なる。。
じいちゃんを取り巻くマフィアだの捜査官だの味付けもよくて。。
カッコいいラストにしびれましたー(長音記号1)ハートexclamation


5位 オーヴァーロード


ナチスモノとゾンビモノの融合exclamation ×2
素晴らしきB級作品です。
夜這いの将校VSしゃくれたフォード伍長の対決びっくりマーク(アニメ)
もはや主役の彼が引き立て役です。
ラストの爆破に次ぐ爆破。
もうゲラゲラ笑ってしまいました。
スキ💕こんなお馬鹿な作品。J.J.エイブラムスに感謝です。


4位 ハウス・ジャック・ビルト


見終わって、、ドヨーン(´Д`|||)ってなる作品を撮らせたらナンバーワンな、ラース・フォン・トリアー監督。
おんどりゃー(長音記号1)exclamation ×2泣き顔
脅迫性障害のミスター洗練こと、ジャックのアレコレ。
いくら映画だからといって、、、限度があるやろー。

酷いシーンの連打!!
トラウマ級の映像に疲労感半端ねぇ。です。

忘れたくても忘れられないってのは、ある意味良作?(白)


3位 半世界



稲垣吾郎の演技がこんなに良かったのって初めてかも。
備長炭を作る仕事のシーンも、ダメダメな夫の所も。
ダメ親父なところも。。いい味わいです。

予告編で見る限り、再会した同級生3人組の再生のストーリーかと思っていたら・・
いや、そういう部分もあるのですが、とんでもなかった。
色んな深いメッセージが詰まっていて、一回観ただけでは消化しきれないです。
そして、池脇千鶴の程良く疲れた妻の感じは、感情移入するでしょ。

完璧な着地点にしびれました。


2位 荒野にて


監督はアンドリュー・ヘイ。
ちょっともー(長音記号1)。今回はさざなみどころじゃないよ。
感動のBIGウェーブキター!!

貧困の父子家庭の崩壊からの、少年にふりかかる不幸につぐ不幸の数々。
それを静かに美しく描き出すこの映画ったら!
音楽も冷たくて暗くて美しい。。
どんだけ荒野やねん!!


1位 JOKER


最初、見終わってすぐは、いやなものを見せられた気がして。
私的に評価は低かったのですが。。
何日もこの映画のことが頭から離れませんでした。
しっかり理解して消化するにはもうちょっと時間がかかりそうです。

それでも、ホアキン・フェニックスの演技は見事でありました。
役柄が乗り移って、ヒース・レジャーの様になりませんように。。。

鑑賞して、ジョーカーが乗り移って悲惨な事件をおこしたりする人が現れませんように。。。

レンタルがでたら、また見ないとな。違った見方が生まれるかも。