くーちゃんママの幼児教室

くーちゃんママの幼児教室

武蔵小杉・新丸子で幼稚園・小学校受験を視野に入れた妊婦さん&2歳までのお子さんのベビーサイン幼児教室。

⑪からの続きですが、

専業主婦の妻を持つ「男性」は、「時短」とか「子育て」とかに

批判的なんです。

 

例えば、復職準備に赤ちゃんを連れて来た後輩がいました。

 

預けようと思ったそうですが、ちょっと体調が悪くて預けられなかったそうです。

そうしたら、ママがちょっと別室で1対1で上司と話さなくてはいけない時

泣き出しちゃった・・・

 

そうしたら、ある上司が

「誰だよ、職場に赤ちゃん連れてきてるの!!!?」って怒っているわけです。

 

「!!!」

私達、子持ちママ達、みんなで集まって赤ちゃん(と言っても2歳に近かったですけど)を

なだめました。

 

その上司ね、結婚した時に上の役員に

「ちゃんと仕事辞めさせて、専業主婦させました!」って報告までした人なんですよ。

 

私もたくさん嫌味言われながら働きましたが、

ずっと言わせていただきたかったことがあるので、

ここで言わせてください。

 

皆さん、会社員の妻の専業主婦(第3号被保険者)は

1円も保険料を払っていないのに、

死ぬまで年金貰えるってご存知ですか?

 

自営業の方は、夫婦それぞれに年金保険料を支払ってます。

 

でも、「会社員」の人の「扶養」に入っている妻は

1円も払ってません。

年金保険料、一切払っていなくても、一生年金貰える。

 

これ、知らない人、本当に多い。

会社員の夫でさえ、給料から天引きされる厚生年金保険料に「妻の分も入ってる」と思ってる。

 

ち が い ま す! 違います!!!

 

給与が一緒なら、共働きでも、妻が専業主婦でも、

天引きされる厚生年金保険料は同じです!!!

妻の分なんて、1円も払ってない!

 

これ、どういうことか。

 

つまり

「共働き」「独身」の人たちの保険料で

「専業主婦」の年金を払ってあげているということです。

 

しかも、「共働き」「子育て」している人は、

給与の大半を子育てに使って、将来の年金を払う子どもを育てている。

 

この不公平極まりない制度

政治家は専業主婦の票が減るから絶対に言わない。

ほんと、ずるい!

 

そして、子育てにどれだけお金かかるか、わかります?

私、子育てしている時、ネイルもジムも行けるだけの

お金も時間の余裕もありませんでした。

ジムに行ける体力の余裕なんで、1ミリも無かった…

ジムに行くなら寝たかった…

独身同期の優雅な週末がどんなに羨ましかったか…

「子ども産んでから戻るって、会社に迷惑なんだよね」

 

陰で同期の女性が言っていると知って

どれだけ悲しい思いをしたか・・・

 

でも、「自分の方が幸せなんだ!幸せになるんだ!

そのためにも子育てに絶対失敗したくない!」

と思って必死にやってました。

 

別に人を批判したいわけじゃない。

みんな、色んな事情があるんだから、

子育てが大変な数年間だけ

ちょっと助けてあげればいいだけの話。

 

子育てしてて時短の人は、迷惑をかけていると思ったら、別のところで少し頑張る。

謙虚に頑張る。

 

子育てしてない人だって、将来、「介護休業」とるかもしれませんよ。

「時短」を取っている人を批判してた人が

「介護時短」「介護休業」とるのを、何人も見てきました。

 

「不適切にもほどがある」じゃないけど

「寛容」が必要なんじゃないかな。